Blackview Tab 11、UNISOC T618搭載の10.36インチタブ。RAM 8GB、Mi Pad 5と同じく Widevine L1にも対応し、単体セール価格は170ドル | Win And I net

Blackview Tab 11、UNISOC T618搭載の10.36インチタブ。RAM 8GB、Mi Pad 5と同じく Widevine L1にも対応し、単体セール価格は170ドル

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コスパに優れ、AnTuTu ベンチスコアが20万越となるCPU「UNISOC T618」を搭載する Android タブレットは、Teclast M40 / ALLDOCUBE iPay 40 / CHUWI HiPad Airなど複数が販売されていますが、スペック面でバランスのよい製品が「Blackview Tab 11」です。また、Mi Pad 5と同様に、著作権保護技術 のWidevine L1に対応する高品質さも兼ね備えています。

10.36インチのディスプレイに、メモリ 8GB、ストレージ 128GB、2スピーカー、Android 11に別売の専用キーボードも用意と、4スピーカーのALLDOCUBE iPay 40、メモリ 4GBのCHUWI HiPad Airの中間的な程よいスペックにて、12月6日開始のAliExpressのセールでは、単体が169.99ドル、キーボードセットでは 204.99ドルとお手頃価格です。

2023年7月9日現在販売中の「Tab 11」とは別モデルとなります。2023年7月9日現在で販売の「Tab 11」のCPUは Fire HD 10と同じ MT8183であり、WiFi 運用のタブレットです。

 

引用元

Blackview 公式、製品情報(日本語)

AliExpress 販売ページ

Blackview Tab 11のスペック

UNISOC T618搭載などの基本スペック以外に、LTEに対応、リアカメラは同CPUを搭載の他社製品よりも高画素のカメラを装備していることも特徴とします。

CPU UNISOC T618、8コア
GPU Mali-G52
メモリ 8GB LPDDR4
ストレージ 128GB eMMC 5.1
ディスプレイ 10.36インチ、IPSパネル、解像度 2000 x 1200、輝度 360nit、Widevine L1に対応
WiFi、Bluetooth 11 a/b/g/n/ac、Bluetoothの詳細情報なし
LTE dual SIM、LTE 対応バンドは B1/3/7/8/20
カメラ フロント 8百万画素(SONY IMX219)、リア 13百万画素(SONY IMX258)
バッテリー容量 6580mAh、USB Type-C
サイズ(本体) 247 x 156.7 x 8.1mm、460g
OS Doke OS P2.0、Android 11ベース
その他 背面はアルミ製、2スピーカー、GPS搭載、別売り専用キーボードあり

 

 

上記リンク先の製品は、CPUに同じく UNISOC T618を搭載する 10インチクラスのAndroid タブレットですが、これらとの比較も含めて、Blackview Tab 11へのコメントは以下です。

  • Blackview 公式サイトで公開のAnTuTu ベンチスコアは約22万。私の同水準のスマホの使用感では、ブラウザやSNS系、FXアプリなど普段使いのアプリはサクサクと動作します。
  • メモリは 人気のiPlay 40シリーズ(派生モデルが複数あり)と同様に 8GBを搭載し、M40 Proの6GB、HiPad Airの4GBよりも大きい容量。
  • フロント・リアカメラともに SONY製のイメージセンサーを搭載。新しいセンサーではなく、SONY製のセンサーが必ずしもよいとは言い切れませんが、さりげないメリットです。在宅勤務などでのオンライン会議も増えた昨今では、フロントカメラの画素数も重要です。
  • スペック・価格を抑え、オプションでキーボードケースを用意する HiPad Airもバランスのよい製品ですが、Blackview Tab 11は HiPad Airとの差額 約20ドル(キーボードセットの場合)で、HiPad Airにはない、LTE対応、GPS搭載、メモリ 8GB、カメラは高画素となり、より一層 バランスのよい製品です。
  • ただし、LTEの対応バンドは狭く、WiFi運用を想定すべきとも思います。

スペックを画像で補足

公式サイト、AliExpressの製品紹介では、他社の製品紹介では記載のない 詳細スペックのイメージ画像もあり好印象。そのうち、一部を記載します。

 

▼UNISOC T618を搭載する本製品のAnTuTu ベンチのスコアは 224,938と、100ドル台半ばの製品としては高スコア。また、Andorid タブレットでスコアをフル表示するのは珍しい。

 

▼10.36インチの液晶の輝度は360 nit(ニト)と明記されています。スマホ・タブレットともに、輝度を記載する製品はごく稀ですが、購入してみると 液晶が暗かったなどの事例も散見されるだけに 参考になります。価格が大きく異なるために比較対象としてはよくないですが、iPad 2021モデルのうち、iPad Pro以外の最大輝度は500 nit。液晶テレビ並みの輝度のiPadを別にしても、動画視聴においては 360 nitあれば十分。

 

こちらは最大の特徴とも言えそうなのですが、「Widevine L1」に対応しています。最近、発売された Android タブレットとしては、Xiaomi Mi Pad 5が Widevine L1に対応しています。Googleの提供する著作権保護技術のWidevine DRM(Digital Rights Management)ですが、端末が高いセキュリティ要件を満たしていると、高画質での再生が可能です。

Blackview Tab 11は、最高位の「Widevine L1」に対応し、Netflix、YouTube、Disney+、Huluなどの高画質での再生に対応しています。

 

▲▼AliExpress サイトの製品紹介では、スナドラ 860を搭載する Mi Pad 5とのスペック・価格比較があり、大胆なように思えたのですが、双方ともに「Widevine L1」に対応していることで納得。CPUパワーは異なりますが、Blackview Tab 11のコスパの高さがわかります。

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▼デュアルスピーカーは横持ちでの下部に配置されています(CHUWI HiPad Airは、縦持ちでの下に2スピーカーが装備されています)。また、中央にはキーボードの接続端子があります。

 

▼分割ビューをサポートし、動画を観ながらのメール対応なども可能な、Android 11ベースの独自カスタマイズ OSの「Doke OS P 2.0」を搭載しています。不要ファイルの削除などに対応する「システムマネージャー」、レスポンスやバッテリー消費に影響する バックグラウンドプロセスの制御を行う「アプリフリーザー」の機能もあります。

Blackview Tab 11の外観

グレー、シルバー、グリーンの3色展開の本製品ですが、本体にあわせたケースも付属しています。Huaweiや Xiaomiなどの大手ブランド以外では、市販のケースの種類が少ないだけに ありがたい仕様です。

 

▼8.1mmと薄く、460gと軽い(対抗の ALLDOCUBE iPlay 40 Proは 470gと大きな差ではありませんが)本製品。背面は中国ブランドの多くの製品と同様にアルミ製です。

 

▼こちらの画像を見ると、私の想像よりも横長のようにも感じますが(手元に 10.1インチのタブレットは複数ありますが、10.36インチは所有せず)、落ち着きのあるグレイの背面はアルミ素材の質感を損なわずによいものです。

 

▼こちらが大きなポイント(オプションで用意していることはメリット)となる、キーボードケース。英語キーボードとなりますが、10インチクラスであるために 特殊なキー配置やキーサイズはないようです。なお、AliExpressで確認したところ、キーボードケース単体での販売を探せず、購入を検討する場合には キーボードセットがよいと思います。

まとめ

冒頭に記載のとおり、UNISOC T618を搭載するタブレットのなかでも、4スピーカーを装備する ALLDOCUBE iPay 40と、メモリ 4GB / GPS 未搭載とスペック・価格を抑えた CHUWI HiPad Airの中間的位置付けとなる バランスのよい製品です。また、「Widevine L1」に対応、SONYのイメージセンサーを搭載など、単純なスペックでは現れないメリットもあり、コスパ度の高さは 他のUNISOC T618を搭載する製品以上です。

 

▼12月6日開始のAliExpressのセールでは、単体が169.99ドル、キーボードセットでは 204.99ドルとお手頃価格となります。169.99ドルのセール、キーボードセットのセールは既に終了、12月6日 22時現在の単体価格は 189.99ドルとなっています。

Blackview Tab 11、AliExpress 販売ページ

 

▼こちらは日本語表記の公式サイト

Blackview 公式、製品情報(日本語)

 

▼Amazonでも販売開始となりました。

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