Anker ウルトラスリムキーボード 実機レビュー、ロジクール K380との比較も。打鍵音は大きいながらも快適タイピングは本物 | Win And I net

Anker ウルトラスリムキーボード 実機レビュー、ロジクール K380との比較も。打鍵音は大きいながらも快適タイピングは本物

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

PC、タブレットなどの端末が増えたためにサブ的に使用できるキーボードを物色していたのですが、Amazonでのレビュー件数の多さと評価の高さに釣られて「Anker ウルトラスリムキーボード」を購入しました。私は平日の夜、そして週末とサイト記事の編集のために大量のタイピングを行っているのですが、主にタイピングの観点から、現在 メインとして使用しているロジクール K380と比較しつつレビューします。

 

今回のレビューはこちら

外観・デザイン

Amazonにて2,00円弱で販売している安いキーボードですので、質感を求めるべきではないのですが、造りとしてはやはり安っぽさは否めず、Amazonの製品画像よりもプラスチック感の強いものです。量販店で販売している3,000円クラスのコンパクトなキーボードよりも、やや安っぽい質感と言ったところか。

以下は外観・デザインをメインとしつつも、実際の使用感も織り交ぜています。

 

▼スペースキーの横にCommandキーのある、iOS / MacOSをベースとしたキー配列の英語キーボードです。

▲私はWindowsをメインで利用するため、また、大量のタイピングに耐えられるよう、スペースキー左右にある「Alt Option」キーと「Command」キーを、フリーソフト「KeySwap」を利用し入れ替えています。

詳細は別記事としますが、これで「英数・かな変換」がかなり快適になりました。

 

▼メインで使用している「ロジクール K380」との比較。

ロジクール K380もプラスチック感漂うものですが、質感・キーの質感(キーの中央が窪んでおり、指に吸い付くような感覚)はK380が優位。

▲Anker ウルトラスリムキーボードの幅は285mm、K380は279mm。6mmの差以上にK380がコンパクトに見えます。

 

▼傾斜角度としては、Anker ウルトラスリムキーボードがタイピングしやすい。

 

▼主要キーのキーキャップは15mm。英語キーボードのため、Enterキーは小さいのですが、サイズとEnterキーの位置が絶妙なためでしょうか。Enterキーは最初から間違いなくタイピングできます。私はノートPC、キーボード単体と多くのキーボードを使用していますが、最初からこれほど違和感なくタイピングできるのは珍しいです。

▲価格高めのキーボード、あるいはロジクールのキーボードでは、キー中央が窪んでいるものもありますが、Anker ウルトラスリムキーボードは見た目はフラット。ただし、タイピングしていると「僅かに窪んでいる?」ような感覚もあります。

 

▼単四乾電池2本で稼働。乾電池の蓋はやや硬め。ゴム足の直径は8mmと小さいのですが、タイピング中にズレることはありません。

使用感

Amazonのレビューでは「打鍵音は大きいものの、タイピングは快適」とのコメントが多くありますが、まさにそのとおり。全般的には打鍵音はかなり大きいいものの、タイピングは快適であり、購入直後に即 高速のブラインドタッチが可能です。

具体的には以下のとおり。

 

  • 打鍵音はかなり大きく、外出先や社内会議中の使用はまず無理。一般的なノートPCよりも乾いた音質で、通勤電車内で使用しようものなら注意されてもおかしくないレベルです。
  • 幅285mmとコンパクトなサイズですが、13.3インチクラスと同等のキーボードサイズであり、タイピングしやすいサイズ感が絶妙。
  • 絶妙なサイズ、そしてほどよいキーストローク・キーピッチにより、タイピング感はやはりよい。Amazonで売れているのも納得です。
  • 「ほどよいキーストローク」と記載しましたが、キーストローク浅め・柔らかめのキーボードと比較すると硬めであり、高速タイピングで2000字程度も入力していると、腕がやや疲れ気味に。
  • ごくまれにですが、キーの二度打ちを強いられることもあり。例えば、「た(TA)」とタイピングするも「あ」となるなど。
  • 購入後間もないこともありWindowsのみで使用していますが、スリープからの復帰は速く、Blutooth接続のタイミングなどのズレを意識することはありません。

 

ロジクール K380とのタイピング感などの比較

Anker ウルトラスリムキーボードとロジクール K380。私はコンパクトなキーボードが好きなため、メインでとしていづれかを使用するのですが、どちらがよいか、よい意味で(どちらもよいので)何とも微妙です。

その微妙さ、悩ましいのは以下のとおり。なお、K380はマルチペアリングに対応しており、キー一つで3種類のデバイスでの使用を瞬時に切替できる利便性の高さがあります。以下はこの機能以外での比較です。

 

  • ロジクール K380は浅めのストロークと打鍵音の静けさで、長時間の使用・高速タイピングでも疲れない。
  • 一方、Anker ウルトラスリムキーボードはストロークがチョイ深めのため、またその打鍵音の大きさもあり、高速タイピングで2000文字程度入力すると、それなりの疲労感はあります。
  • 高速タイピング・誤タイピングの少なさではAnker ウルトラスリムキーボードが優位。これは絶妙なサイズ感とキーキャプ・キーピッチの大きさが貢献。

 

まとめ

安価なキーボードのため、Amazonの高評価とは裏腹に、正直なところはそれほど期待していなかった「Anker ウルトラスリムキーボード」。がしかし、実際に使用していみると、その快適なタイピング感は本物。まれにキーの反応がわるく、二度打ちを強いられることもありますが、それを差し引いても高速に快適タイピングできます。打鍵音が大きくてもかまわない方には、おすすめできるキーボードです。

このキーボードの打鍵音がを抑えたバージョンがあると、さらなるヒット商品となるかと思うのですが。

 

  • キーボードの質感は価格なり。プラスチック感が漂います。
  • 打鍵音はかなり大きめ。外出先・社内会議での使用はまず無理でしょう。
  • ただし、打鍵音の大きさを帳消しにして余りある、快適なタイピング感。

 


端末の瞬時切替と入力感が心地よいキーボード、K380のレビュー
複数のPCに一台のキーボードで対応するため、マルチペアリング対応のキーボード「ロジクール K380」を購入。その使用感は、見た目の癖はあるけど、切替は瞬時、ペタペタ感が好きな方には入力しやすいキーボード。今回はこのK380のレビューです。

 

タイトルとURLをコピーしました