XiaomiからCPUにAMD Ryzen 7 6800H、あるいはRyzen 5 6600Hを搭載する14インチノート「Xiaomi RedmiBook Pro 14, 2022モデル」がリリースされています(従来版からスペックアップ)。ハイエンドなCPUにメモリは16GB、ストレージはPCIe 4.0の512GB、14インチのディスプレイは 2.5K 解像度に 16 : 10のアスペクト比と、「Pro」のモデル名に相応しい端末です。
Xiaomi RedmiBook Pro 14のスペック
CPUに Core i5-12450H / Core i7-12650Hを搭載するインテル版も販売されていますが、ここではAMD Ryzen 版のスペックを記載します。なお、他のXiaomiのノートパソコンと同様に、OSは中国語版であることに留意ください。英語化した後に日本語化など、ひと手間必要です。
CPU | AMD Ryzen 7 6800H、8コア16スレッド / AMD Ryzen 5 6600H、6コア12スレッド |
GPU | Radeon 660M / 680M |
メモリ | 16GB LPDDR5 Dual Channel |
ストレージ | 512GB PCIe SSD(換装可能) |
ディスプレイ | 14インチ、IPS、解像度 2560 x 1600 (16 : 10)、120Hz リフレッシュレート、100% sRGB |
WiFi | WiFi 6 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB Type-C 3.2 Gen.2 x 2、USB A 3.1 Gen.1、HDMI |
サイズ | 315.6 × 220.4 × 15.9mm、1.45kg |
OS | Windows 11 Home 中国版 |
その他 | アルミ製ボディ、バックライト付きキーボード、指紋認証、100W PD3.0 Fast Charging |
海外サイトの情報では、Geekbench 5のシングルコアのスコアは Ryzen 7 6800Hが1560、Ryzen 5 6600Hが1472となっています(サイトにより、多少のばらつきあり)。以下の記事にて、当サイトで実機レビュー あるいは紹介したPCの主だった製品のスコアを一覧化していますが、AMDのCPUとの比較ではRyzen 9 5900HX / Ryzen 7 5700Gよりも やや高いスコアです。
▼ファンを2つ装備し(ファン音が気になります)、後ろ側の通風孔や背面の6162個ものパンチングなど、冷却対応も万全です。
外観と機能
2.5Kの高解像度に16 : 10のアスペクト比で縦の情報量が多く、sRGBカバー率100%のディスプレイも特徴となります。
▲▼英語キーボードとなりますが、Enterキーの右側には ページアップなどの一列がないため、Enterキーを押下する際に誤タイピングすることもありません。右上にファンのアイコンのキーがありますが、以下のモードの切替キーだと思われます(誤認識かもしれません)。なお、電源ボタンは指紋認証を兼ねています。
▲▼USB Type-Cは充電兼用です。ディスプレイとキーボードの設置面の精度が高いことも、Xiaomiの製品の特徴の一つです。
▼背面全体を確認できませんが、前述の背面の6162個のパンチングは画像右側で確認できます。なお、画像を見るとディスプレイの厚みはそれなりとなり、14インチにして 1.45kgと重いです。
価格情報
2022年6月の投稿時には Banggoodのクーポン情報を掲載していましたが、2023年5月2日には Banngoodでは終売。このため、AliExpressの価格情報を掲載します。
AMD Ryzen 7 6800Hのメモリ 16GB / SSD 512GBモデルが、ストアクーポンの利用により 約800ドルでの販売です。
Xiaomi RedmiBook Pro 14、AliExpress
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