今回レビューする製品は Xiaomi モニターライトバー。Xiaomiは、スマホ・タブレット・PCを多く展開していますが、「Mijia」のサブブランドのもと、周辺機器や小物家電を販売しています。
製品の最大の特徴となるは、ワイヤレスリモコンが付属し、電源オンオフ、明るさ調節などの操作が軽快なこと。また、ライトとクリップはマグネット式でしっかりと固定できること。
レビューする製品はこちら クーポン「BG4f4339」の利用により 39.99ドル(6月30日まで有効)。当レビュー記事は、Banggoodさんからレビュー用にサンプル提供いただいた製品に基づいています。
Xiaomi モニターライトバーの特徴
Xiaomi モニターライトバーの大きな特徴は以下となります。
- 電源オンオフ、調光が可能なワイヤレスリモコンが付属。
- 本体とクリップ(スタンド)の取付は強力なマグネット式で、しっかりと固定できます。
- ライトとクリップの取付部分は25°の範囲、クリップは45°の範囲で調整可能。
- 取付可能なモニターの厚みは、最大 32mm
- ライトの色合い(色温度)は、大きく 通常のホワイトとPCモードのオレンジ系の2つ。この間で無段階に調光可能。もちろん、明るさ調節も可能。
- 本体、クリップともに金属製で重厚感あり。
- ライト本体のサイズは 23 x 448mm
▼上記3と4の調整可能な角度と、取付可能なモニターの厚みです。ライトとクリップの取付部分は25°の範囲、クリップは45°の範囲で調整可能。取付可能なモニターの厚みは、最大 32mm。
▲こちらが付属のワイヤレスリモコン。単四乾電池 2本で動作のリモコンは、1日に4回、1回あたり3秒の操作で 最大2年は持続します。1回あたり3秒は短かすぎるため、4倍とみても半年以上は大丈夫そうです。
▼USB Type-C to Type-Aのケーブルが付属し、ライトとの接続は Type-C、電源との接続は Type-Aです。もちろん、電源はモニター / PC / USB アダプターに接続可能です。
付属品、外観
続いて、付属品と外観について記載します。金属製のタイト本体とクリップは質感高く、特にクリップは 重厚感があります。
▼幅 約38cm、全面 中国語表記の外箱です。
▼各パーツとライト本体は、かなりの余裕を持って収納されています。
▼本体と付属品の一色。左から、説明書、円形のリモコン用の単4乾電池 2本、クリップ、本体の接続用のUSB ケーブル。説明書は中国語のみの表記なうえ、記載事項がシンプルすぎるため、乾電池の入れ方など 多少 わかりづらいです。
▼ライト本体以外を、サイズ感がわかるよう マウスを並べて撮影。
▼クリップとリモコン。リモコンは上下逆に撮影しています。開封して驚いたのが、クリップは金属製で厚く、重厚感があること。
▼クリップを逆さにして撮影。
▼苦労したのが、乾電池を入れるために蓋を開けること。ツメで固定されており、上蓋を押して回転させれば開きます。わかってしまえば簡単ですが、説明書の記載が曖昧で時間を要しました。
▼リモコンの操作面を上にして撮影。上を押下、軽く押下しつつ回転させて操作します。
▼金属の端子がありますが、本体のクリップの取付は強力なマグネットです。ただし、ライトのみを持って 持ち上げると、クリップが落下することもあるために要注意です。
▼USB ポートは クリップの背面に搭載されています。
▼ケーブルは薄く、取り回ししやすいです。
▼iMacに取り付けての撮影ですが、背面には Xiaomi サブブランドの「Mijia」と記載されています。
モニターへの設置
24インチと40インチウルトラワイドのモニター、iMac 21.5インチ、iMac 27インチに設置してみましたので、一部の組み合わせの写真を掲載します。
iMac 21.5インチ
タイトル下の画像も iMac 21.5インチですが、21.5〜25インチクラスがサイズとしてはマッチします。
▲▼ iMac 21.5インチの背面は薄く、中央に向かってラウンドしているのですが、クリップの調節可能な範囲ですので、しっかりと固定することができます。ライト本体に触れても、ライトやクリップが動くこともありません。
iMac 27インチ
厚みのある iMac 27インチ Mid 2010の古い製品への取付事例です。厚みのある iMac 27インチ Mid 2010においても、クリップは32mm幅まで対応しているため、問題なく装着することができます。
27インチクラスでは、ライトバーはかなり小さいのですが、もちろん、照明範囲はディスプレイの幅とは関係ないため、影響はありません。
24.5インチモニター
以下の24.5インチモニターへの取付事例です。
こちらのモニターも背面中央に向かってラウンドしていますが、問題なく装着できています。ただし、以下の写真は、家族が24インチのモニターに他社のライトバーを装着している様子ですが、背面の上から近い位置に大きな出っ張りがある場合には、装着困難です。
使用感
使用感については、リモコンとライト本体に分けて記載しました。
リモコン操作
リモコンの操作は、リモコンの上を押下、あるいはクルクルと回転させての操作となります。具体的には上の画像に記載、以下となります。
- 短く押下してオンオフ
- 長押しで白の照明からコンピューターモードのオレンジに切り替え
- 右に回転し、明るさを調整
- 押したまま右に回転し、色温度(白からオレンジ、あるいはその逆)を調整
上記の操作方法に対する使用感は以下です。
- Amazonのレビューを参照すると、「リモコンが反応しない時がある」など、リモコンのコメントが散見されます。私の場合、ごく稀に電源オンの押し込み一回では反応せず、二回押すことがあるものの、全般的に快適です。
- クルクル回して調光の操作が心地よく、軽快に操作・調光可能です。
- 押し込みつつの回転で、オレンジの光のPCモード、あるいはその逆に調光可能ですが、これがやや使いづらい。多少、強めに押し込む必要があり、また、押しながらの回転は行いづらいです。
照明の使用感
下の写真は、明るい室内灯のもとですが、上から順にライトオフ、ライトオンのホワイト、ライトオンのPCモードで撮影したものです。
ホワイトでは、キーボード表面への照明の反射、PCモードではオレンジに照らされていることが、よくわかると思います。
自宅には、モニターライトバーは 家族が使用の5,000円前後の製品があるのみで、国内で人気のBenQの製品(Amazonはこちら)などとの比較はできないのですが、使用感は以下です。
- 照明は凄く明るいとは言えないまでも、程々の明るさで手元を照らし便利に使用できています。
- 上の画像ではモニター面を照らさないとありますが、私が使用しているモニターは全て、背面の中央に向かってラウンドしているため、僅かにモニター面を照らしているように感じます。ただし、老眼の私には その照らし具合も程よい感じです。
- PCモードのオレンジは最大にすると、ややオレンジが強すぎるような感覚です。ただし、色の好みは人それぞれ、また、オレンジ・ホワイト間で調色できるため、課題とはなりません。
- なお、私はレビュー記事の製品の撮影時に机上で行うことが多いのですが、撮影用ライトとしても使用できると思いきや、照明の角度により影ができるために使用できず。浅はかでした。
まとめ
金属製のクリップと本体、マグネット式の取付部分、軽快操作のワイヤレスリモコンが大きな特徴の「Xiaomi モニターライト」。ワイヤレスリモコンの製品としては、BenQやその他ブランドの製品も販売されていますが、価格的には中間に位置する製品です。
Amazonでは、8,000円台から14,000円台とかなりの価格差がありますが(販売事例はこちら)、Banggoodではクーポン「BG4f4339」の利用により 39.99ドル(5月20日現在の換算レートでは 約5,600円、6月30日まで有効)と、国内通販の半値近くでの販売です。なお、送料無料ですが、納期は概ね2週間程度です。
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