AliExpressで「Xiaomi Mi 11とRedmi Note 10 Pro」を検索してみると、トップで表示となったのが「Xiaomiならぬ Xiomi Mi 11」と「Redmiならぬ Radmi Note 10 Pro」。「a」の文字を削除あるいは追加したFake ・紛い物です。いづれもCPU以外は立派なスペックですが、いづれもそのまま受け取ることはできない製品です。
スマホの黎明期には AndroidのiPhoneもどきが多く販売されていたとの記憶ですが、未だに紛い物が販売されているとは呆れてしまいます。全くおすすめするものではありませんが、これらの偽物・紛い物を興味本位で記載します。
Xiaomiならぬ Xiomi Mi 11
「Xiaomiではなく Xiomi」です。CPUに MTK6889+の10コアとありますが(MTK6989の表記もあり)、これらの型番は存在しないために偽りでしょう。また、メモリ 16GB、ストレージ 512GBとありますが、約106ドルのスマホであり、せいぜいメモリ 3GB、ストレージ 64GBと思われます。6.7インチのディスプレイは HD画質との記載があり、こちらは妥当。
▼リアは4カメラのようにも見えますが、48百万画素のシングルカメラ。1万円前後のスマホで48百万画素カメラは珍しくないため、こちらの表記は妥当でしょうか。
▼MT6989を検索すると、本製品と同様に怪しげなスマホしかヒットせず。型番自体の存在も不明。
▼購入目的ではなく参照のみに留めるスマホです。興味本位で参照する場合はこちら。
Redmiならぬ Radmi Note 10 Pro
こちらのネーミングも紛らわしく「Redmiではなく Radmi」です。本家の製品とはデザインが異なりますが、イメージ画像では デザインもわるくないため、低価格であるために釣られてしまう方もいるように思います。ネタとしての購入組も多いと思いますが、実際にAliExpressでの販売実績は 136個と上記のMi 11もどきよりも売れています。
CPUはMTK6763の10コアとしていますが、MTK6763 Helio P23の8コアでしょう。メモリ 8GB、ストレージ 256GB、リアカメラ 48百万画素、6.1インチのディスプレイはHD画質、指紋認証はインスクリーンのような表記もあります。このスペックで約8,600円であり、上記のMi 11は怪しげですが、こちらは Mi 11よりも偽り表記は少ないように感じます。
▼こちらがインスクリーンの指紋認証を示し、実際に動作するならネタとしては面白そう。
▼ネタとしての購入以外はNGですが、メモリ 8GB / ストレージ 256GB(実際の搭載量は不明)の場合は74.58ドル。左上のロゴも本家を真似ており、何でもありの様相です。
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