Amazonでは 10インチのAndroid タブレット「VASTKING KingPad K10」が人気ですが、私がK10と同時に注目しているのが、14.1インチのWindows 10ノート「VASTKING Kingbook K100」。CPUは、Gemini Lake N4020とエントリークラスですが、10キー付きのタッチパッドにシックなデザインが魅力。なお、OSはWindows 10 Sモードとなり、通常の場合はSモードを解除して利用することとなります。
紹介する製品はこちら
VASTKING Kingbook K100 (Amazon)
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VASTKING Kingbook K100のスペック
以下の公式サイト、Amazonの製品紹介から引用のスペックは以下となります。なお、Amazonでは、シルバー(グレイ)のみの販売ですが、公式サイトではピンクバージョンも販売されています。
VASTKING Kingbook K100 公式サイト情報(英語)
CPU | Gemini Lake (Celeron) N4020 |
GPU | Intel UHD Graphics 600 |
メモリ | 8GB LPDDR4 |
ストレージ | 256GB SSD |
ディスプレイ | 14.1インチ、IPS、解像度 1920 x 1080、非光沢 |
WiFi | 11 ac/a/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
ポート類 | USB 3.0、USB 2.0、USB Type-C、Mini HDMI |
バッテリー容量 | 5000mAh |
サイズ | 33 x 21.8 x 1.5 cm、約 1.4kg |
OS | Windows 10 Home Sモード |
▲CPUにGemini Lake N4020を搭載するPCは、上の記事にてレビューしていますが、WebサイトのブラウジングやWordなどの軽作業では普通に動作するものの、上位のN4100などと比較すると やや劣ります。よりレスポンスを求めるなら、以下などの旧世代のCPUでも、Core iシリーズがおすすめ。
▲テンキー付きのタッチパッド(明記はありませんが、何らかのショートカットキーによる タッチパッドとの切替)が特徴の一つですが、キーボードはオーソドックスな英語キーボード。英数・かなの切替は、以下のフリーソフト「Alt-IME」の利用により、スペースキー両隣のAltキーのワンタッチでの切替がおすすめ。
▼USBポートが3つに、HDMIポートと拡張性は十分。HDMIポートがあることから、USB Type-Cはデータ通信専用(映像出力に未対応)でしょう。なお、サイドはやや厚みがあるように感じます。
▼Microsoft Office 365がプレインストールされていることはよいとして(サブスクリプションの有料か?)、Windows 10 HomeはSモードであり、アプリの導入はMicrosoft Store経由に限定されます。Sモードは簡単に解除できるため、通常のHomeでの使用がおすすめ。
▼天板の控えめなロゴにも好感が持てます。エッジの丸みを見ると樹脂製では、と思います。
まとめ、価格情報
質感への影響や剛性では、金属製 or 樹脂製も大きなポイントになりますが、イメージ画像からは判断できず(上質な塗装により、実機を手にしても判断できない製品もあります)。
全般的に、あらためて細部を確認してみると、Gemini Lake N4020と下位のCPUを搭載していることを考慮すると、6月12日現在の公式サイトの379.99ドル(クーポン適用後)、Amazonの37,796円(クーポン適用後)の価格は割高感もあります。
このため、私としては(Amazonでパソコンを購入する場合には)文中で記載のより高スペックな「CoreBook Pro」あたりがおすすめ。価格も40,500円と大差ありません。
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