PCでのオーディオ環境の改善にと、安価な真空管プリメインアンプを接続していましたが、更なる音質向上のため、USB DAC(Digital Analog Converter)を購入。PCからDAC経由での真空管プリメインアンプへの接続としました。
DACによる効果は大きく、DAC経由での接続として即、真空管プリメインアンプ単体と大きな相違を感じることができました。
使用している「真空管プリメインアンプ」
使用している「真空管プリメインアンプ」は、Amazonで6,000円台で販売の以下の製品です。DACを経由していない状況では、真空管の効果のほどが不明瞭に感じたのですが、DAC経由により音質に素人の私にも(DACと相まって)効果は大きいように思います。
▼真空管プリメインアンプ単体でのレビュー記事はこちら。
追加購入の「DAC」
追加購入のDACはシンプルな製品ですが、購入した背景、製品情報に分けて記載します。
購入した背景
追加で「DAC(Digital Analog Converter)」を購入した背景は以下です。結果として、以下の2つとも目的に見合うもの。
- 「DAC」の特性(デジタル信号をアナログ信号に変換、ノイズ除去)を鑑み、DACと真空管プリメインアンプの接続により、PCの音質の更なる向上を期待。
- USB接続のDACをUSB切替器に接続し、複数台のPCにて「DAC+真空管プリメインアンプ」を共有したい。
外観、製品情報
今回は楽天市場にて購入しましたが、購入したDACは「FX-AUDIO- FX-00J」。USB バスパワーで動作し、入力はUSBのみ(最大 24bit / 96Hz)、出力はRCAのみのシンプルな製品(実売 4,000円前後)です。
DACとしては、5,000円未満の製品でも 入力は光デジタル・同軸、ボリューム付きなどの複数の製品が販売されていますが、私はPCのみで使用する目的であり、シンプルな製品を購入しました。
▲▼USB Tyepe-B to USB Type-Aのケーブルが付属しており、DAC本体とPCに接続します。私は以下の写真のとおり USB切替器に接続し、複数のPCで共有していますが 普通に切替・機能しています(詳細は別記事にて)。
また、使用しているUSB切替器はACアダプターが付属しているため、USB バスパワーで動作のDACの電力確保としての効果もあります。
▲▼使用しているUSB切替器・レビュー記事はこちら。
▼付属のUSB Tyepe-B to USB Type-A ケーブルは短く しかも硬いために取り回しが難しく、以下のケーブルを購入予定。また、写真のRCAケーブルは 手元にあった 数十年前の製品のため、こちらも交換予定です。
▲▼私が購入したDACと真空管アンプでは、RCAケーブルによる接続です。
音質の効果
接続しているスピーカーは、上の写真のサラウンドスピーカーとして販売されていた年代物の製品です。このスピーカーとの接続を前提に、DAC単体、DACと真空管プリメインアンプによる音質などの効果は以下です。なお、音源はYouTubeとAmazon musicです。
- DAC単体とモニターに付属のスピーカーでの効果は、大きく感じず。多少、メリハリが出てきたと感じる程度。
- DACと真空管プリメインアンプによる効果はかなり大きく、接続して即 真空管プリメインアンプ単体との相違を認識しました。
- より具体的には、真空管プリメインアンプ単体よりも、音量はワンランク大きく感じ、これまで聞こえなかった音域もクリアに、中高音の出方・広がりがより一層 大きくなった感覚。
- Windows、Macともに、イコライザーソフトもより効果的に機能しているように感じます。
- PCでの記事編集時のBGMを主な目的として組み合わせたものですが、音量・音質ともに ノートPC、iMac、モニターに付属のスピーカーとは比較になりません。音質がよいために選曲を行う時間が増え、PC作業の効率性は下がっています。
全般的には、音質に疎い私でも大きな効果を感じることができ、効果のほどは私の想像以上。USB切替器による 複数のPCでの共有も実現でき、購入して正解でした。
コメント