今回紹介するのは、当記事あるいは販売元のAliExpressの販売ページを参照するのみの製品です。おそらく40代後半以降の方は懐かしさを感じる、ダイヤル式アナログテレビ型のAndroid端末が販売されています。RAM 2GB / ROM 16GBと2017年あたりのエントリークラスのTV Box並みのスペックですが、Andorid 7.1で動作し、3.5インチのディスプレイはIPSパネル。背面にはUSBとHDMIポートも備えています。
スペックと機能
ガチャガチャの製品のようにも見えますが、前面のダイヤルはボリュームとして機能する立派なAndroid端末です。そのスペックは下表となりますが、おそらくは、私が2017年に3,000円ほどで購入した以下のTV Boxと概ね同スペックです。
CPU | Amiogi S905W (Amlogicとの誤植か?) |
GPU | Mall-450MP |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 16GB |
ディスプレイ | 3.5インチ、解像度 640 x 480、IPSパネル |
WIFi | 11 b/g/n |
ポート類 | USB x 2、HDMI |
サイズ | 11.5 x 10.8 x 9.3cm、325g |
横幅は最大11.5cmと、写真よりも大きいようにも感じます。OSはAndroid 7.1となり、スペック的には必要最小限となりますが、このような端末をリリースするとは中国の方の発想というか企画は柔軟ですね。AliExpressでのお気に入り数は1200越えと意外と注目されています。
▼ディテールの造りもわるくありません。前面の右下はスピーカー、右の画像の中央は通風孔でしょうか。詳細な記載はありません。
▼3.5インチのIPSパネルはしっかりと機能しています。
▲私には SANPAOのロゴがSANYOに見えてしまいます。三洋製がどうか忘れましたが、私が小学生のころに、本製品と同じ、赤と黒の配色の14型のテレビが自宅にあったような記憶です。
▼System SwitchとSwitchの相違は不明ですが、USB x 2にHDMI、SD カードスロットとTV Box並みのポート類。
▼前面にはボリュームのほか、色調節のダイヤルも備わっています。
▼付属品の明記がないのですが、本体とACアダプター・リモコンが付属し、コントローラーにも対応するとのことかと思います。
まとめ
遊び心のあるダイヤル式のアナログテレビ型のAndroid端末。以下のとおり、価格は1万5千円超と同スペック帯のTV Boxと比較すると1万円以上も高く、おすすめするものではありませんが、参考までに記事としました。仮に購入しても何に使うべきか悩んでしまいますね。製品紹介ではゲームに重きをおいているようですが、3.5インチでは厳しく、また、TV Boxとしてもスペック的に無理があるように思います。
▼AliExpressでの販売価格は142.20ドル
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