T-Baoの15.6インチPCとなるTbook X9。2018年以降の中国製ノートPCの傾向は、シルバーのキーボードのキーに白の印字と視認性がよくないものが多いのですが、このTbook X9はブラックのキーにホワイトの印字と通常のもの。これまでノーマークでしたが、じつくり見てみると、金属製ボディにGemini Lake J4155、メモリ 8GBと、オーソドックスさが逆に新鮮です。
T-Bao Tbook X9のスペック
T-baoの従来の15.6インチではTNパネルを搭載する製品も多かったのですが、X9はIPSパネル。Gemini LakeのPCとしては標準的なスペックです。
CPU | Gemini Lake (Celeron) J4115、4コア4スレッド、最大 2.5GHz |
GPU | Intel HD Graphics 600 |
メモリ | 8GB DDR4 |
ストレージ | 256GB SATA SSD |
ディスプレイ | 15.6インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 |
WiFi | 11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
ポート類 | USB Type-C、USB 3.0 x 3、HDMI |
バッテリー容量 | 5000mAh/7.4V |
サイズ(本体) | 360 x 235 x 13.7 mm、1.55kg |
OS | Windows 10 Home |
▲クロック、ベンチマークとしては、Gemini Lake N4100よりも僅かに優位な J4115ですが、体感レスポンスとしては N4100と同水準。他の記事でも繰り返し記載していますが、Webサイト閲覧や動画視聴、極端にデータ量の多くないオフィスソフトは普通に動作します。
▼こちらは、Gemeni Lake J4115を搭載するミニPC「BMAX B2 Plus」のレビュー記事。
▼バックライト、テンキー付きのキーボード。テンキー付きとしては、左右のベゼルが多少太いようにも感じますが、ディスプレイのベゼルは5mmと狭いため、他の15.6インチノートよりもキーのサイズ・キーピッチが狭いかもしれません。
▼USB 3.0 x 3、USB Type-C (明記されていませんが、データ専用と思われます)、HDMIと十分なポート類。
▲▼ディスプレイの左右のベゼル幅は5mmと細く、画面占有率は89.5%と一般的な15.6インチノートよりも高め。
▲▼かつての人気製品 Jumper EZBook 3 Proと似たようなデザインであることから、懐かしさも感じます。
T-Bao Tbook X9の価格
Banggoodでの6月11日時点の販売価格は 339.99ドル。アルミ製ボディにIPSパネル、Gemini Lake J4115としては安価な価格設定です。底面の画像がなく、SSDスロットに簡単にアクセス可能か否かを確認できないのですが、仕様にはオプションで256GB / 512GBの設定ありと記載があることから、ご自身のでのSSD換装も可能と思われます(断定ではありません)。
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