意外とサクサク、Surface Go 実機のベンチマークスコア、Gemini Lake N4100の比較も | Win And I net

意外とサクサク、Surface Go 実機のベンチマークスコア、Gemini Lake N4100の比較も

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

使用して即感じた、モバイル端末としてはかなり使い勝手のよいSurface Go。私が購入したSurface Goは、メモリ 4GB / PCIe SSD 128GBのUSAモデルとなり日本モデルと異なるのですが、メモリとSSD容量の組み合わせ以外は日本モデルと同スペック。今回はこのSurface Goのシステム情報とベンチマークについて記載します。

関連記事

Surface Goを注文した背景と利用目的。10インチでキーボード込み800g未満の軽さは大きな魅力

Surface Goのシステム情報


▲▼スペック表は以下の記事の再掲ですが、中国メーカー製の安価なSurface風 2 in 1と比較しています。

Jumper EZPad Go、価格2倍のSurface Goとスペックを比較してみた
2019年3月にリリースされた「Jumper EZPad Go」。11.6インチ、Apollo Lake N3450を搭載するWindows 10 2 in 1ですが、キーボード・スタイラスペンを付属しつつも約300ドルと安価なことを特徴と...

 

CPUには搭載事例の多くないPentium Gold 4415Yを搭載していますが、その他の大きな特徴は以下。

  • ストレージ 128GB版は、SATAではなくPCIe接続のSSD。
  • 幅 245mmとコンパクトであり、522gと軽い。
  • ボディはマグネシウム製。

 

▼CPUはPentium Gold 4415Y

 

▲▼「HWiNFO」で抽出のシステム情報。クリック・拡大して参照ください。日本仕様では、メモリ 4GBの場合にはストレージは64GB eMMCとなりますが、私はAmazon USAから購入のUSA仕様。メモリ 4GB / ストレージ 128GBの日本仕様にはない組み合わせ。

HWiNFOの使い方、Windows PCのデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフト。投稿数 約4万件のフォーラムも充実
Windows PCのレビューを行うことの多い私ですが、その際に必ずインストールしているフリーソフトが「HWiNFO」です。システム情報はもとより、メモリやストレージの製造元やCPUの温度も参照・動態管理可能な優れもの。これが無料で使えると...

 

▼PCIe SSDは東芝製。後段にベンチマークスコアを掲載していますが、SATA SSDよりは速いものの、PCIe v1.1のためスコアは控えめ。

Surface Goのベンチマークスコア

ベンチマークで気になるのはCPUのPentium Gold 4415Yのスコアですが、Single-Core / Multi-Coreは私の普段使いのGemini Lake N4100と比較し、体感できるほどの大きな差はなし、と言ったところ。

GPUのベンチマークスコアは、Apollo Lake N3450のIntel UHD Graphics 500、Gemini Lake N4100のIntel UHD Graphics 600より優位です。

今回計測のベンチマークは、Geekbench 4 / ドラクエベンチマーク / CrystalDiskMarkのみとなりますが、必要に応じて他のベンチマークスコアも追記します。

 

▼Geekbench 4のスコア。上はSurface GoのPentium Gold 4415Y、下はJumper EZBook X4のGemini Lake N4100。どちらが優位とは言い切れない微妙なスコア差です。


 

▼こちらはGeekbench 5のスコア

 

▼Surface Goに搭載の、東芝製 PCIe SSDのCrystalDiskMark 6.0.2のスコア。SATA SSDよりは速いのですが、PCI Express 1.1 (Gen1) であり、PCIe SSDとしてはスコアは控えめ。

 

▼ドラクエベンチマークのスコアは4381の「普通」。Gemini Lake N4100のドラクエベンチマークは低めに出るものの、Pentium Gold 4415Yは軽く倍以上のスコアです。


 

▲▼Gemini Lake N4100のドラクエベンチマークスコアの事例は以下の記事を参照。

Jumper EZBook X4 IPS版、実機のベンチマークスコア、使用感のレビュー
Gemini Lake N4100を搭載する、ファンレスの14インチノートのJumper EZBook X4。前回の記事「Jumper EZBook X4 IPS版、実機の外観レビュー。EZBook 3シリーズから正当進化でより高い質感に」...

 

▼自宅のWiFi環境 (Nuro 光)、11aでの回線速度。WiFiの接続・電波強度も安定しており、回線速度も他端末と同様の水準。Bluetooth マウスとの干渉もありません。

まとめ

Surface Goのシステム情報とベンチマークスコアのみの掲載でしたが、20時間ほど使用した範囲では、Gemini Lake N4100 / SATA SSD搭載機と比較すると、(大きな差ではないものの)よりサクサクと動作している感覚です。

多くのエントリー機で搭載のApollo Lake N3450 / Gemini Lake N4100においても、Webサイト閲覧、動画視聴、Excel 5万行程度のオフィスソフトではサクサクと動作するため、同水準以上のベンチマークスコアとなるPentium Gold 4415Yでも全く問題なし。

なお、仕事のある平日には、昼休み、あるいは通勤電車内で使用していますが、キーボードの使い勝手も含め、モバイル端末・サイト記事編集としての利便性はこれまで使用していたASUS T90ChiとiPadを凌駕します。これらの体感レスポンス、使い勝手などの使用感は別記事にて投稿予定です。

 

スペックの詳細・周辺機器などはMicrosoft 公式サイトを参照ください。
Microsoft Surface Go 公式サイト
icon

 

▼Amazonでも販売していますが、購入するなら純正のタイプカバーとのセットがおすすめ。私はiPad用のキーボード、10インチの他のPCを複数所有していますが、タイピングのしやすさ・タイピング感など、やはりダントツで使いやすく価格に見合う出来栄えです。

 

▼関連記事

写真多数、Surface Go 実機の外観レビュー。キックスタンド・タイプカバーの造り・実用性も十分
外出時・通勤時の携帯用端末として購入したSurface Go。そのコンパクトさとタイプカバーの使い勝手のよさによるメリットが大きく、これまで外出先でのサイト記事編集で使用していたASUS T90Chi、iPadに替わる機種として購入して大正...
Surface GoでHDMI外部出力、本体への給電も可能なUSBハブのレビュー
Surface Goの周辺機器として、最初に購入を検討したのがUSB Type-Cのハブ。しかも、「外部ディスプレイ接続用のHDMIポートが付き、さらには給電もできるものを」と探していたのですが、Amazonにて7in1のハブを約3,300...

 

タイトルとURLをコピーしました