使用して即感じた、モバイル端末としてはかなり使い勝手のよいSurface Go。私が購入したSurface Goは、メモリ 4GB / PCIe SSD 128GBのUSAモデルとなり日本モデルと異なるのですが、メモリとSSD容量の組み合わせ以外は日本モデルと同スペック。今回はこのSurface Goのシステム情報とベンチマークについて記載します。
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Surface Goを注文した背景と利用目的。10インチでキーボード込み800g未満の軽さは大きな魅力
Surface Goのシステム情報
▲▼スペック表は以下の記事の再掲ですが、中国メーカー製の安価なSurface風 2 in 1と比較しています。
CPUには搭載事例の多くないPentium Gold 4415Yを搭載していますが、その他の大きな特徴は以下。
- ストレージ 128GB版は、SATAではなくPCIe接続のSSD。
- 幅 245mmとコンパクトであり、522gと軽い。
- ボディはマグネシウム製。
▼CPUはPentium Gold 4415Y
▲▼「HWiNFO」で抽出のシステム情報。クリック・拡大して参照ください。日本仕様では、メモリ 4GBの場合にはストレージは64GB eMMCとなりますが、私はAmazon USAから購入のUSA仕様。メモリ 4GB / ストレージ 128GBの日本仕様にはない組み合わせ。
▼PCIe SSDは東芝製。後段にベンチマークスコアを掲載していますが、SATA SSDよりは速いものの、PCIe v1.1のためスコアは控えめ。
Surface Goのベンチマークスコア
ベンチマークで気になるのはCPUのPentium Gold 4415Yのスコアですが、Single-Core / Multi-Coreは私の普段使いのGemini Lake N4100と比較し、体感できるほどの大きな差はなし、と言ったところ。
GPUのベンチマークスコアは、Apollo Lake N3450のIntel UHD Graphics 500、Gemini Lake N4100のIntel UHD Graphics 600より優位です。
今回計測のベンチマークは、Geekbench 4 / ドラクエベンチマーク / CrystalDiskMarkのみとなりますが、必要に応じて他のベンチマークスコアも追記します。
▼Geekbench 4のスコア。上はSurface GoのPentium Gold 4415Y、下はJumper EZBook X4のGemini Lake N4100。どちらが優位とは言い切れない微妙なスコア差です。
▼こちらはGeekbench 5のスコア
▼Surface Goに搭載の、東芝製 PCIe SSDのCrystalDiskMark 6.0.2のスコア。SATA SSDよりは速いのですが、PCI Express 1.1 (Gen1) であり、PCIe SSDとしてはスコアは控えめ。
▼ドラクエベンチマークのスコアは4381の「普通」。Gemini Lake N4100のドラクエベンチマークは低めに出るものの、Pentium Gold 4415Yは軽く倍以上のスコアです。
▲▼Gemini Lake N4100のドラクエベンチマークスコアの事例は以下の記事を参照。
▼自宅のWiFi環境 (Nuro 光)、11aでの回線速度。WiFiの接続・電波強度も安定しており、回線速度も他端末と同様の水準。Bluetooth マウスとの干渉もありません。
まとめ
Surface Goのシステム情報とベンチマークスコアのみの掲載でしたが、20時間ほど使用した範囲では、Gemini Lake N4100 / SATA SSD搭載機と比較すると、(大きな差ではないものの)よりサクサクと動作している感覚です。
多くのエントリー機で搭載のApollo Lake N3450 / Gemini Lake N4100においても、Webサイト閲覧、動画視聴、Excel 5万行程度のオフィスソフトではサクサクと動作するため、同水準以上のベンチマークスコアとなるPentium Gold 4415Yでも全く問題なし。
なお、仕事のある平日には、昼休み、あるいは通勤電車内で使用していますが、キーボードの使い勝手も含め、モバイル端末・サイト記事編集としての利便性はこれまで使用していたASUS T90ChiとiPadを凌駕します。これらの体感レスポンス、使い勝手などの使用感は別記事にて投稿予定です。
▼Amazonでも販売していますが、購入するなら純正のタイプカバーとのセットがおすすめ。私はiPad用のキーボード、10インチの他のPCを複数所有していますが、タイピングのしやすさ・タイピング感など、やはりダントツで使いやすく価格に見合う出来栄えです。
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