Amazonで販売の「SnapFresh」ブランドの電動ノコギリ「BBT-JOL01」。充電式のコードレスで、ストローク数 毎分最大3,000回転までの無段変速式、工具なしでブレードを交換可能、そして Amazonでの販売価格は 8,680円と安価であることが大きなメリット。
私が現在使用している電動ノコギリはホームセンターで購入したリョービ製ですが、コードレスでないために製品の刃で電源コードを切断したことがあり、充電式であることは大きな魅力。今回はこのBBT-JOL01の特徴と実機の使用感などを記載します。
レビューする製品はこちら 「Tik Tech」ではAmazonよりも安価で販売されています(文末参照)
SnapFresh 電動ノコギリ「BBT-JOL01」(Amazon)
SnapFresh、BBT-JOL01の仕様と特徴
冒頭にも掲載しましたが、我が家ではこれまでホームセンターで購入したシンプルなリョービ製の電動ノコギリを使用していました。主な用途は、庭木の剪定(やや大きな幹や枝)、粗大ごみ(木製品・樹脂製)の解体などで、年に数回の利用ですが、所有する電動ノコギリにはない魅力が盛りだくさんです。
Amazonの製品紹介からピックアップの、その魅力の事例は以下です。
- 手元のハンドルで無段階変則式の最大ストローク数は毎分 3000回。このパワーにより、塩ビパイプ、軟鉄パイプ、軟鉄材、太めの木材の切断も可能。
- 工具なしてブレードを交換可能。一般的な六角レンチを使用しての交換は不要です。
- 安全ロックを装備し、暗所ではLEDライトが自動的に点灯。
- 急速充電器が付属しており、60分でフル充電可能。
- ブレードは、金属用 x 2本、木材用 x 2本、枝切り用 x 1本が付属。
上記1の最大ストローク数は毎分 3,000回はいかがなものか、Amazonで販売の、コードレス 他製品の事例は以下となっています。これらを参照すると標準的な仕様です。
- コードレス、無段階変速など、同仕様で同価格帯のHYCHIKAの製品は、毎分最大 2,800回
- こちらも同仕様・同価格帯のKIMOの製品は、毎分最大 3,000回
- 約1万円高となりますが、メジャーなところでは マキタの製品は、毎分 最大 3,300回
なお、以下の画像では片手で操作しているものもありますが、本体とバッテリーでは重さ2kg弱となり、片手での操作は厳しいです。
▼全体の構成、機能はこちら。一般的かもしれませんが「放熱口」も備わっています。
▼我が家でこれまで利用の電動ノコギリは、こちらのリョウビの製品。コードレスではありませんが、ストローク数は毎分 0~4,500の無段階変則式。現在利用中のものは、同製品の2つめ(最初のものはコードを切断)となりますが、かれこれ10年ほど使用しています。
外観と付属品
本体を手にしてみると、ずっしりと重みを感じるものの、蛍光に近いグリーンとブラックのツートンが好印象の外観です。
▼鮮やかな蛍光に近いグリーンの外箱。
▼内側の保護は一般的なもの。
▼バッテリー未装着の状態での全景。これがブラック一色だと無骨に思えますが、蛍光グリーンとのツートンにより、かなり印象が異なります。
▲質感を語る製品ではありませんが、ホームセンターで販売している電動ノコギリと比較して、一般的な質感であり、各部の造りのあまさなどは感じません。
▼滑り止めのついたハンドル部分(スイッチ、無段階変速のレバー)を拡大。ロックボタンとスイッチを同時押ししにくいのですが、同時押しし易いのも危険なため、あえて離しているのでしょう。
▼反対サイドより。
▼前にあるグリーンの小さな円形部分がLEDライト。
▲実際に使用すると、中央下のクランピングレバー(シルバーの部分)が便利です。これを利用することにより、六角レンチなどを使用することなく、ブレードの交換が可能です。レバーを回転させて取り付けるのですが、安全も考慮し堅めな造りとなっています。
▼バッテリー台とバッテリー(右)。付属の2Ahのバッテリーは充電時間 1時間です。4Ahは2時間となります。
▼接続部分がわかるよう撮影。樹脂製のバッテリーですが、質感としては一般的なもの。
▲右側のバッテリーの前面には、バッテリー残量表示のインジケーターがあります。
▼バッテリーを充電中。グリーンのLEDが点灯していますが、これは充電完了を示すもの。赤のLED点灯は充電中となります。
▼バッテリーを本体に装着。バッテリーの重量は300g、本体とあわせて 1.87kgとなり、それなりの重量級。片手での操作は安全面でも厳しくなります。
▼付属品は、日本語表記のみ 23ページの説明書と、金属用 x 2本、木材用 x 2本、枝切り用 x 1本のブレード。説明書は妙な日本語もなく、白黒の写真入りで操作方法などの記載があり、わかりやすい部類でしょう。
▲私は刃先を見て用途がわかるほどに精通していませんが、袋には木材などの絵柄があり、どれを使用するか戸惑うことはありません。私はリョービの電動ノコギリでは、無理に太いものを切断しブレードを折ることも多いのですが、心配なのが交換用のブレードの販売・適合状況。現在、確認中です。
実際の使用感
さて、実際に木材と樹脂(不要になった、車のフロントバンパー)を切断してみましたので、メリット・デメリットを織りまぜながら、ランダムにコメントを記載します。
- 動作中の音量はそれなりのもので(静かではありません)、所有する上記のリョービ製と大きく変わりません。住宅街の静かな夜や朝の使用を控えれば、近所迷惑になることはないでしょう。
- 安全面を考慮すると、よくもわるくも、ロックボタンとハンドル部のスイッチの同時押し(これでスイッチオン)のタイミングが少し難しいかも。
- 使い勝手をよくする機能の一つが、六角レンチなしにブレードを交換できること。クランピングレバーの硬さも適切で、ブレードが外れる心配も不要です。
- 現在のところ、バッテリーをフルに使用するほど連続使用していませんが、バッテリーをフルに使用するまで連続使用することは多くないように感じます(長時間使用した際に追記します)。
- 30mmほどの厚さの木材と、薄い金属版、塩ビパイプ、庭木の枝などを切断してみました。切れ味としては、所有する「リョウビ ASK-1000」がよく切れます。ASK-1000はコードレスではなく、毎分 4,500回のストロークと本製品よりも回転数が大きいことが要因でしょう。
- 「リョウビ ASK-1000」の切れ味には劣りますが、本製品の切れ味もわるくはなく、コードレスの手軽さを活かし、普通に使用できる水準です。コードの取り回し不要の手軽さも大きい。
▼作業前に、木材用と金属用のブレードを取り付けた様子。
まとめ
コードレスでは一般的な毎分 最大 3,000 ストロークとなり、所有する 4,500のストローク数の(コードレスではない)製品ほどに力強くはないものの、やはりコードレスの手軽さは大きなメリット。これまでは、長い延長コードを用意し、電動ノコギリ自体のブレードでコードを切断しないよう注意しながら使用していたのですが(実際に延長コード、製品自体のコードを切断したことがあります)、この心配も不要です。
また、何度も記載していますが、六角レンチなどの工具なしでブレードを交換できることも、後片付けなども含め、煩わしさが軽減されます。
▼海外通販サイト「Tik Tech」での販売情報。クーポン「JXG47ZSX9M66」の利用により、69.99ドルとなります。なお、送料無料で関税もかからず、Amazonと同じ販売店です。
▼こちらはAmazonの販売情報
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