海外通販サイトのAliExpressで商品を購入した場合、稀にシンガポール経由での発送となることがありますが、その場合には発送にかなりの期間(1ヶ月超)を要すことの覚悟が必要です。また、商品を注文した時点では、シンガポール経由であるか否かを識別できず、困ってしまいます。今回は私が受領待ちの商品を事例に、シンガポールからの商品受領が遅れている状況、追跡方法について記載します。
なお、私のこれまでの事例では通常でも遅いシンガポールからの発送ですが、新型コロナの影響でさらに遅延が生じていていると推察されます。
購入した商品と配送遅延の状況
私がAliExpressにて購入した商品は、以下のスマートウォッチ「HUAWEI Watch GT 2e」。6月21日に注文し、1ヶ月を経由した7月19日にようやくシンガポールの国際交換局から日本に向けて発送となりました(7月22日時点では受領待ち。おそらく、7月末あたりの受領となるでしょう)。
▼製品説明には、どこにも「シンガポールからの発送」と明記がありません。発送方法は無料のAliExpress Standard Shipping、Estimated Deliveryは13〜20日とあります。過去の購入履歴より、シンガポールからの発送は時間がかかることがわかっていたため、「シンガポールからの発送」と明記があれば購入することはなかったのですが。
シンガポールから発送の追跡
中国や香港からの発送の追跡と異なり、シンガポールからの発送は追跡しにくい状況になっています。
▼こちらはAliExprssサイトでの追跡。
▲オリジナルの倉庫から航空会社への受け渡しは6月29日と読み取れます。その後、国際交換局から日本に向けて発送するまで3週間要していますが、なぜそれほどの期間を要するのか大きな疑問。
▼AliExpressで指定のOne Trackingでは、シンガポールポストの発送はある一定の過程までは追跡できないことが多くなっています。今回もシンガポールの国際航空局を離れて、ようやく追跡可能となりました。
▼One Trackingがダメなら、シンガポールポストの公式サイトでの追跡がベストですが、今回の事例ではシンガポールポストでも後述の7月19日までの経過を確認できず。
上記サイトの右側に以下の画面があり、赤枠に番号を入力し「Check Item Status」を押下すると検索できます。
▼商品受領前ですが、追跡できたのは「7月19日に空輸にてシガポール発」との情報のみ。赤文字で「新型コロナの影響により、小さな荷物はletterbox(郵便箱、郵便ポスト)へのお届けになる」程度の記載がありますが、同ページの上部に「新型コロナの影響で、国際貨物に全般的な遅延あり」との記載があります。近々に、中国あるいは香港から受領した商品は、恐ろしく到着が早かったのですが。
▼シンガポールポストから海外に向けて発送(シンガポールの税関を突破)されると、日本郵便でも追跡できます。
日本郵便での検索結果。「国際交換局から発送」とあり、日本の税関を突破したものと瞬間的に思ったのですが、よく見るとシンガポールの国際交換局でありガッカリ。日本郵便で検索可能となると、以降の過程は日本郵便がより詳細に確認できます。
まとめ
AliExpressにて購入した商品がシンガポールからの発送となる場合、到着までに一定期間(私の事例では1ヶ月以上)要することを覚悟する必要があります。注文時にシンガポールからの発送とわかればよいのですが、それもわからず、荷物の番号が「xxxSG」とある場合が該当します。また、DHLでの発送で大きくコストアップする場合には、DHLを選択すると無難かも。発送方法が無料のAliExpress Standard Shippingの場合には、シンガポールからの発送となるリスクが高まります。
なお、シンガポールからの発送は新型コロナも影響していると思われますが、中国あるいは香港の場合、7月24日時点あるいはそれ以前にも大幅な遅延はなく、私の場合には通常どおりの期間で商品を受領しています。
コメント
シンガポール発送のリスクはこんなものでは無いです。
たまに1-2ヶ月で届くものも有りますが、シンガポール発想の場合、最長2月注文のものが4/10 香港の追跡情報を最後に止まったり。
その後も5月に同じくホンコンの追跡情報で止まるものがあったり計5件このような状態です。
シンガポール発送は半年超える事も覚悟した方が良いと思いますよ。
コメントありがとうございます。1-2ヶ月で早いほうなのですね。1ヶ月で懲りてしまったので、今後は小物は多少高くても Amazonでの購入も視野に入れます。情報ありがとうございました。後ほど、記事内に追記します。