Satechi M1 Bluetooth マウス 実機レビュー。アルミ製の質感は上々も、Macとの色合いのマッチングはやや惜しい | Win And I net

Satechi M1 Bluetooth マウス 実機レビュー。アルミ製の質感は上々も、Macとの色合いのマッチングはやや惜しい

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今回レビューする製品は、Bluetooth マウス「Satechi M1」。アルミ製であることを大きな特徴とする製品です。上の写真のキーボードは同社の「Satech X1」ですが、同キーボードとMacBookなどのApple 製品とのデザイン・質感・色合いとのマッチングのよさに惹かれての購入です。

レビューする製品はこちら

Satechi M1 Bluetooth マウス、Amazon

Satechi M1の特徴、購入した背景

過去数年間、私が購入したマウスはロジクールの製品、あるいは安価な製品ともに以下の特徴のあるものです。

  • ロジクール M590。ワイヤレス無線・Bluetoothの双方で使用でき、クリックが静音
  • ロジクール M557。Bluetoothが安定している製品
  • その他、安価な製品でも、M590と同様にワイヤレス無線・Bluetoothの双方で使用できる製品
  • その他、乾電池ではなく、バッテリー内蔵の充電式の製品

 

▼マウスのレビュー記事の一部はこちら。

 

一方、Amazon サイトから抜粋のSatechi M1 マウスの特徴は以下となっています。

  • Bluetooth 4.0での接続(Bluetooth 4.0以前のPCなどでは対象外)
  • 光学式 1200 DPI 解像度
  • アルミ素材のモダン人間工学的 デザイン
  • USB Type-Cでの充電式
  • 81.5gと軽量コンパクト

 

マウスにおけるDPI(Dots Per Inch)は、マウスを1インチ(2.54cm) 移動した際に、何ドット移動するかの指標。

 

マウスの機能自体の特徴としては 1200 DPIであることのみとも言え(切替もできず、また、このDPIでは大きな特徴でもないのですが)、小さな移動で画面上大きく動かすことができます。

私が好きな、マルチペアリング、ワイヤレスとBluetoothの両用でもなければ、静音型でもありません。それでも私が「Satechi M1」を購入した理由は、(多くの方と同様ですが)以下となります。率直に言えば、使い勝手よりも デザイン的な自己満足としての購入です。

  • 同社のBluetooth キーボード「Satechi X1」とMacとの、デザイン・色合い・アルミ素材のマッチングを考慮。Stechi X1は後日レビューしますが、アルミ製の質感、Macの純正品ライクなデザイン、3台の機器とのマルチペアリングが大きなメリット。
  • 上記と重複しますが、ホイールがアルミ削り出しなどの、Satechiのこだわりがあること。
  • Satechiやその他ブランドのMacにマッチする周辺機器を集めているなかでの一環としての購入

 

▼Amazonは3,000円台半ばですが、他の通販サイトとの価格差は大きいです。

 

▼こちらは「Satechi X1」。公式サイトでは品切れとなっており、品切れと円安によるものか、10月17日時点のAmazon 価格は以前の通常価格よりも かなり割高になっています。このため、私は中古を購入しました。

開封、外観

続いて開封、外観について記載します。シルバー・ゴールドなどの5色展開ですが、M1 MacBook Airや Satechi X1 キーボードとの統一感を考慮し、スペースグレイを購入。やはり、ホイールとスペースグレイのアルミ製の部分の質感は かなり高いです。

 

▼外箱は他のSatechiの製品と統一性のあるデザインです。

 

▼説明書の撮影は割愛しましたが、充電用のUSB-A to USB Tyepe-Cケーブルが付属しています。

▲一般的なマウスでは樹脂製・艶あり塗装の製品が多いのですが、室内の照明が反射しないアルミ素材はよいものです。

 

▼継ぎ目のないスペースグレイのアルミの部分は高品質。

 

▼iMacの壁紙を背景としたために、両側に壁紙が映り込んでいます。

▲USB Type-Cポート周りを拡大しても、ツートンの部分の隙間は均一です。

 

▼ダイヤモンド加工されたアルミ製のホイールは動きも滑らかです。樹脂製・ゴム付きのホイールの場合、数ヶ月も使用していると、動きが硬くなることもあるのですが、M1の耐久性はいかがなものか。しばらく様子見です。

 

▼別の角度より。前述のとおり照明が映り込まないため、記事掲載の写真撮影を行うブロガーとしてはありがたい。

 

▼背面より。左のボタンは電源オンオフ、右はペアリングボタンです。ペアリングボタンの長押しで、ブルーのLEDが点滅し ペアリングを行います。

Mac、Satechi キーボードとの色合いのマッチング感

上の写真はBluetooth キーボード「Satechi X1」との色合いのマッチング。同社の製品のために、色は同じだろうと思いきや、多少異なっています。写真ではわかりにくいですが、Satechi M1はブルー、あるいはグリーンがかったようなスペースグレイです。

 

▼こちらは スペースグレイのMacBook 12とのマッチング。X1キーボードと同様に、近い色合いではあるものの異なります。

 

▼スペースグレイのM1 MacBook Airとのマッチング。壁紙が反射して、M1 MacBook Airは赤みがかっていますが、近いようで異なる配色です。

 

▼Satechi X1 キーボードとM1 MacBook Airとのマッチング。X1はM1 MacBook Airに近い色です。

 

▼こちらは参考掲載ですが、シルバーのMacBook Pro Retina 15 Late 2013、iPad mini 3との比較。シルバーのM1 マウスも販売されていますが、Macよりもやや明るいシルバーのように感じます。

 

Macとのペアリング

M1 MacBook Air / iMac 21.5インチ 4K 2015モデル / Mac mini Late 2012とペアリングを行いましたが、いづれもMacのBluetooth 設定画面に即表示となり、ペアリングもごく短時間で完了します。

 

▼M1 MacBook Airとペアリングした状況。

使用感

Bluetoothの干渉によるものか、なぜか Mac mini Late 2012では、ポインターの動きがぎこちない、マウスを動かしてから 1,2秒の遅延で まとめてポインターが動き出すなどの現象がありました。Mac mini以外のM1 MacBook Air、iMac 21.5インチ 4K 2015モデルでは普通に動作しており、その使用感は以下となります。

  • M1 MacBook Airでは ロジクール M557(Bluetooth マウス)を使用していましたが、これとの比較では机上での動きは Satechi M1が数段 滑らか。
  • ポインターの動きも滑らかで、Bluetooth 接続に起因する遅延などもありません(上述のとおり、Mac mini Late 2012を除く)。
  • アルミ製のホイールの動きは硬すぎず 柔らかすぎず、程よい力加減でスムーズに動作します。
  • 1200 DPIの範囲も、私には程よい動きです。
  • コンパクトなマウスですが、手が大きくない私には 違和感もなく使用できています。
  • スペースグレイの配色による金属製の先入観によるものか、81.5gの軽さ以上のズッシリした感覚もあります。

 

▼バッテリー残量の確らしさは検証中。

まとめ

Macのスペースグレイ、Satechi X1 キーボードの色と多少異なるのが惜しいのですが、また、機能的には大きな特徴のないマウスとなりますが、Macとのデザイン・質感の親和性に重きを置く場合、純正以外ではベストなマウスとの認識です。2022年10月16日時点でのAmazon 価格 3,000円台半ばのお手頃価格も大きなメリットです。