Microsoftが2016年8月初旬に、Windows 10 Mobile向けにもAnniversary Update(バージョン 1607、OSビルド 10.0.,14393.67)をリリースしており、遅ればせながら先週 KATANA02のアップデートを行いました。このアップデートで何が変わったのか、公式サイトを探してみても、それらしきアナウンスが見つからない状況(私の探し方がわるいだけかも)。そこで他サイトを参照しつつ、私が実際に試してみたアップデートの一部機能の使用感などのご紹介です。
▼Freetel KATANA02をAnniversary Update(バージョン 1607、OSビルド 10.0.,14393.67)にアップデートしました。アップデートにはかなりの時間(1時間以上?)がかかったとの記憶です(アップデート時間の計測を試みましたが、長くなりそうだったので途中で放置・計測を断念)。
Edgeのスワイプ操作で「戻る」「進む」が可能に
これまで不自由を感じなかったのですが、デフォルトブラウザであるEdgeの左右へのスワイプ操作により、「戻る」「進む」が可能となりました。
切り替わりのスクショが撮れず、言葉のみの説明ですが、このスワイプ操作により利便性は高まりました。しかしながら、たまたま私のWifi環境が(本日は)遅いことによるかもしれませんが、スワイプ操作してからのページの読み込みが遅いような感覚です。
また、サイト側の課題かと思いますが、相変わらずEdgeでは多くのスマホサイト表示ができないようであり、せっかくスワイプ操作に対応しても、スマホサイトに対応していない状況では、私の場合には、Windows 10 mobileをメイン使用によりWebサイト巡回をするニーズが少ないものとなっています。
クイックアクションの表示順の入れ替えが可能に
これまで入れ替えが不可能である事実を知りませんでした(Windows 10スマホをあまり使用していないことがバレてしまいますね)。
私の場合、テザリング使用のため「モバイルホットスポット」のクイックアクションアイコンを多用しているのですが、表示順を入れ替えることにより多少は便利なものとなりました。
▼設定の「通知とアクション」を選択
▼以下の説明のとおり、長押し・ドラッグで表示順を変更できます。
▼「モバイルホットスポット」「Wi-Fi」を先頭に移動しました。
移動は少し煩わしく、以下の画像で、例えば「接続」を「モバイルホットスポット」の前に移動したい場合、普通に考えると「接続」を「モバイルホットスポット」の前にドラッグすれば完了と思うのですが、こうすると「接続」は先頭にくる替わりに「モバイルホットスポット」は「接続」の位置の移動します。つまりは、移動元・移動先の入れ替わりとなったりします。何度か移動を繰り返し、ようやく以下の赤枠の順番になりました。
アプリによるバッテリー使用の一括管理
以下の画像のとおり、「アプリによるバッテリーの使用」の設定項目が増え、複数のアプリを一括して管理可能となりました。私の使用経験では、Windows 10 スマホの場合、Androidほどバックグランウンドでのアプリの稼働・バッテリー使用を気にしなくてよいのですが、このバックグラウンド処理の許可を(一括して)管理できることとなったのは、バッテリー消費を抑えるために有効かと思われます。
▼「設定」「バッテリー」の「アプリによるバッテリーの使用」を選択
▼以下画像のとおり、「バックグラウンドで常に許可」「Windowsで管理」「バックグラウンドで許可しない」の三択です。
私の場合、「アカウント」がバックグラウンドで18%もバッテリーを使用していました。このため、試しに「バックグラウンドで許可しない」にしてみました。
まとめ
Windows 10 mobileでの「Anniversary Update」においては、「Anniversary」との大胆のネーミングの割には小規模のアップデートとなっているようです。小規模ではあるものの、edgeのスワイプ操作・バッテリー管理など実用性・利便性を高めるアップデートのため、アップデートをしていない方は早速更新してみてはいかがでしょうか。
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