Snapdragon 870を搭載のハイエンドな 11インチ Android タブレットとして、「OPPO Pad」および「VIVO Pad」が AliEpxressで販売されています。「VIVO Pad」の情報量は少ないため、今回は「OPPO Pad」のスペックについて記載します。
同じく Snapdragon 870を搭載する 11インチ タブレットとしては「Xiaomi Pad 5 Pro」が販売されていますが、4月29日時点では 日本語・Google Play に対応するグローバル版の販売店(AliExpress)が少なく、セール価格とグローバル版の動向しだいでは、Pad 5 Proの対抗になり得る製品です。
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OPPO Padのスペックと特徴
当記事内のAliExpressへのリンクはWiFi版ですが、AliExpressの製品情報には 「4G LTE版もあり」と明記されています。以下は WiFi版のスペック情報です。
CPU | Snapdragon 870、8コア |
GPU | Adreno 650 |
メモリ | 6GB / 8GB |
ストレージ | 128GB / 256GB UFS 3.0 |
ディスプレイ | 11インチ、IPS、解像度 2560 x 1600、120Hzのリフレッシュレートに対応 |
WiFi、Bluetooth | 11a/b/c/g/n/ac、Bluetooth 5.1 |
LTE | 4G LTE版もあり |
カメラ | フロント 8百万画素、リア 13百万画素 |
バッテリー容量 | 8360mAh、USB Type-C、30Wの急速充電に対応 |
サイズ(本体) | 厚み 6.99mm、507g |
OS | ColorOS for Pad、Android 11 ベース |
その他 | 4スピーカー、筆圧 4096レベルのスタイラスペンに対応、GPS搭載 |
11インチのディスプレイサイズで競合する「Mi Pad 5 / 5 Pro」の情報は以下の記事他で、ざっくりとした表で整理していますが、上表では Mi Pad 5 Proよりも優位な箇所に黄色網掛(GPS搭載)、劣位な箇所にピンク網掛けしています。
Mi 5 Proとの大きな相違(マイナス要素)は、Mi 5 Proが 8スピーカー・67Wの急速充電に対応であることに対して、OPPO Padは4スピーカー・33Wの急速充電であること。ただし、OPPO PadはGPSを搭載していることで、これらのマイナス要素を打ち消しているように感じます。
なお、OPPO Padの認証(指紋認証・顔認証)については、AliExpressの製品情報に明記なく、確認できていません。
▼Mi Pad 5 Proの8スピーカーに対して、OPPO Padは4スピーカーですが、一般的には 4スピーカーで十分です。
▼「中国版だが、多言語・Google Playに対応」と読み取れる微妙な記載です。
OPPO Padの外観
AliEpxress 製品情報の外観イメージ画像は多くなく、確認できる範囲で外観について記載します。背面は上の画像のブラック・パープルのほか、シルバーがラインナップされています。
▼技術的なことは未確認ですが、9層の背面であることがアプールされています。
▼ディスプレイのベゼル幅は7mmと、Android タブレットとしては薄い部類です。OPPO Padのロゴのデザインはわるくはないのですが、もう少し小さいとよかったかも。
▲▼11インチクラスのタブレットの場合、専用キーボードの存在も大きなチェックポイントですが、上の画像・他の画像から、専用のキーボードケース・スタイラスペンが用意されているようにも思えます。「思えます」と記載したのは、販売情報が見当たらないため。また、以下の汎用のBluetooth接続のキーボードケースも販売されています。
まとめ
文中に記載しましたが、OSは「中国版だが、多言語・Google Playに対応」と読み取れる微妙な記載となっており、こちらの確認とセール価格しだいでは、Snapdragon 870を搭載する 11インチタブレットとして、Mi Pad 5 / 5 Proと対抗できそうな「OPPO Pad」。姉妹機とも思える「VIVO Pad」にも要注目です。
4月29日時点のAliExpressの価格では、Mi Pad 5 Proのグローバル版の価格がやや安価であり、OPPO Pad / VIVO Padの今後の値下げに期待です。
▼AliExpress、「OPPO Pad」の販売情報
▼競合する「VIVO Pad」の販売情報
▼Mi Pad 5 Pro グローバル版の情報はこちら。
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