ThinkPad T550、MINISFORUM DM300に続き、NVISEN Y-MU01のメモリ増設・デュアルチャネル化の検証です。MINISFORUM DM300と同一規格のメモリであり、双方のメモリを一時的に使用したにすぎないのですが、何事もなくデュアルチャネル化を確認できました。
Core i7-8565Uを搭載するNVISEN Y-MU01ですが(モデルによりCPUは異なります)、CPU・GPU統合型の場合、メモリの増設により、GPU系のベンチマークスコアは向上します。Core i7-8565Uでのドラクエベンチマークの場合、スコアは約25% アップしました。
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NVISEN Y-MU01のメモリ増設、デュアルチャネル化
メモリの相性などにより、可能であれば同一型番のメモリが望ましいのですが、今回は同一規格(DDR4-2400 / PC4-19200)の異なるメモリを組み合わせたもの。私のNVISEN Y-MU01はベアボーンでしたが、メモリの一つは以下のシリコンパワー製 8GB、もう一つは「MINISFORUM DM300」に装備のメモリを一時的に流用です。
▼メモリの増設過程
▲▼フリーソフト「HWiNFO」にて、デュアルチャネルで機能していることを確認。画像中央の「Mode = Dual-Channel」とあります。
▼同じく「HWiNFO」でのメモリ情報。上ではSilicon Power DDR4-2400 / PC4-19200、下ではKingston DDR4-2400 / PC4-19200とあり、同一規格であることがわかります。
メモリ増設、デュアルチャネル化前後のベンチマークスコア
冒頭に記載のとおり、インテル・AMDを問わず、CPU・GPU統合型の場合、メモリ増設によりGPU系のベンチマークスコアは向上します。GPU系ベンチマークでも軽めのドラクエベンチマークのスコアは以下。メモリ増設、デュアルチャネル化により、ベンチマークのスコアは約25%向上。先日試してみた AMD Ryzen 3 3300Uを搭載の「MINISFORUM UM300」と同程度の向上です。
▼メモリ増設前後のベンチマークスコア。増設前の「7280 とても快適」に対して、増設・デュアルチャネル後は「9121 とても快適」。スコアはアップしていますが、Webサイトの参照程度のライトユースでは体感できるものではありません。
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