第9世代のCore i7-9750Hを搭載するミニPCがチラホラと販売されていますが、今回紹介のNVISEN Y-GX01は、洗練されたデザインが特徴。さらには、GPUにはGeForce GTX 1650を搭載する立派なゲーミングマシンです。最大幅は22.2cmに対して、厚みは4cmと薄くなっており、冷却対応に含めた内部の構造が気になるのですが、イメージ画像などの情報が少ないため、今回は速報ベースでの紹介です。
NVISEN Y-GX01のスペック
ボディのデザインのよさとともに、スペックもハイエンド。6コア 12スレッドのCore i7 9750Hに、GeForce GTX 1650を搭載し、ミニPCとしては最強。
CPU | Core i7 9750H、6コア 12スレッド、最大 4.50GHz |
GPU | GeForce GTX 1650、インテル UHD グラフィックス 630 |
メモリ | 8GB / 16GB DDR4 |
ストレージ | 256GB / 512GB M.2 SSD 2280サイズ、2.5インチ SATA SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
ポート類 | USB Type-C、USB 3.0 x 4、USB 2.0 x 2、有線LAN、HDMI、Display Port |
サイズ | 22.2 x 19.5 x 4.0 cm、1.3 kg |
OS | Windows 10 プレインストール |
NVISENは製造元ではないため、他ブランドでも販売されているだろうとAliExpressで探ってみたのですが、同製品は見つからず。2020年2月18日時点ではBanggoodでの販売となります。また、全般的に情報不足ですが、特に以下の情報が待たれます。‘
- おそらく、M.2 SSD ポートはSATAとNVMe 対応のPCIe 接続の双方に対応しているはずですが、製品情報には記載なし。
- ボディの素材はスチールあるいはアルミ製だろうと思いますが、CPU / GPU ファンやヒートシンクの構造を確認したいものです。ファンを2つ装備し、冷却対応もしっかりしているものと推察しますが、厚みが4cmと薄いだけに、ますます内部が気になります。
- トップや以下で掲載の画像のとおり、サイドは赤のパンチング加工されたものが取り付けられています。これが単にデザイン性を求めるものか、あるいは、冷却を考慮したものか。前者だと思いますが。
▲上の画像は、NVISEN Y-GX01と同じく、Core i7-9750HとGeForce GTX 1650を搭載する、以下の「マウスコンピューター m-Book W890」のGeekbench 4 CPUベンチマークのスコア。さすがに、体感レスポンスも圧巻の快適さです。
NVISEN Y-GX01の外観と機能性
GeForce GTX 1650を搭載するミニPCとしては以下の製品の記事を投稿していますが、NVISEN Y-GX01の外観は明らかに異なり、そのデザインは秀逸。
▼天板のデザインも凝ったものであり、内側はカーボン調。側面のスリットの内側は赤の配色がアクセントになっています。
▲▼スリットの部分を拡大してみると、赤のパンチング加工された板となっています。単にデザイン性を求めたものか、あるいは冷却対応に関係のあるものか。前者とすると、空流の弊害にもなりそうですが。
▲USB Type-C、USB 3.0 x 4、USB 2.0 x 2、有線LAN、HDMI、Display Portと充実したポート類。内部には、2.5インチのSSD / HDDを取付可能なSATAポートを備えています。
▼背面はブラック塗装ですが、天板のデザインを踏襲したデザイン。
まとめ
2月18日時点では情報の少ないNVISEN Y-GX01。Banggoodの販売ページからは、製品のコンセプトやアピールポイントの記載もないのですが、ハイスペックであるうえにデザイン的にも優れた製品であり、今後のイメージ画像でどのような記載となるものか、それも楽しみの一つです。
▼9月7日時点でのBanggoodでのセール対象のバージョンは、Core i9-8950HK、メモリ 16GB、SSD 256GB版のモデル。Banggoodの価格は、クーポン「BGGX016」の利用により 499.99ドル。9/30まで、10個限定。ただし、GeForce GTX 1650は搭載していないようです。
コメント