CHUWI MiniBookにOne MiX、GPD Pocket 2 MaxにMagic Ben Mag1と複数ある8インチクラスのUMPCのなかで、私が購入したのはCHUWI MiniBook。MiniBookを購入した最大の理由は最もコスパに優れていることに他ならないのですが、他のUMPCとの比較も含め、私がMiniBookを購入した理由などを記載します。
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UMPCを購入した理由
私は仕事のある平日は、通勤電車内や昼休みのサイト記事編集や情報収集のため、iPadとSurface Goを持ち歩いており、それらで作業上は十分。
10インチのSurface Goは、私の利用範囲では、今回購入のCHUWI MiniBookや、One Mixシリーズ、GPD Pocket、Falcon、Magic-Ben MAG1よりも使い勝手がよく、利便性が高いのは確実。
レスポンスを別にすれば、Surface Goの前に利用していた 8.9インチのASUS T90Chiや10インチのChromebook C101PAの使い勝手も、昨今の8インチクラスのUMPCよりも優れています。それでもなお、私がUMPCを購入した理由は以下。
- アルミ製の質感の高いボディに高スペックの端末として、所有する喜びを感じること。
- 一般的にはクセのある変則的なキーボードに、冷却対応などが発展途上であることに、弄り甲斐を感じること。
- UMPCの本来の目的として、8インチサイズなら少し大きめのスマホ感覚で、10インチクラスのPCよりも手軽に持ち運びできること。
私が購入したMiniBookのバージョン
12月5日時点、CHUWI MiniBookはAliExpressにてCore m3-8100Y版、BanggoodにてGemini Lake N4100版を購入できるのですが、私はAliExpressで以下のバージョンを購入。
- Core m3-8100Y
- メモリ 8GB
- ストレージ 128GB eMMC
- 英語キーボード
Core m3-8100Y版としては、12月5日時点では上記のバージョンのみの販売ですが、私が購入時にはAliExpressのCHUWI オフィシャルストアでセールを行なっており、469.99ドルで購入。
Banggoodでは、同時期にGemini Lake N4100版のメモリ 8GB、ストレージ 128GB eMMC + 128GB SATA SSDモデルが399.99ドルで販売していたのですが、以下も踏まえて、Core m3-8100Y版を購入しました。
- 最大の要因は、Core m3-8100Y版のみに対応のPCIe SSDの増設が狙い。
- メモリ 16GB版も今後販売となるはずですが、私の使い方ではメモリ 8GBで十分。
- Gemini Lake N4100版は日本語キーボード版も販売されていますが、私は英語キーボード版が好み。日本語キーボード版は、「半角・全角切替」キーが最上段にあり、大量タイピングでは非効率。
- 上記を踏まえ、Core m3-8100Y版とGemini Lake N4100版の価格差 70ドルなら、Core m3-8100Y版がより魅力的。
▼英語キーボードでも、以下の記事に掲載のフリーソフトを組み合わせることにより、ワンタッチで「英数・かな切替」が可能です。

▼AliExpressで販売のCore m3-8100Y版。メモリ 8GB、eMMC 128GBと最小構成となりますが、セール時に469.99ドルで購入しました。12月5日時点ではセールを行っていませんが、すぐにセール再開となる予感。
▼Banggoodで販売のGemini Lake N4100版もセール終了となっていますが、参考までにセール時の価格情報の記事です。
他のUMPCではなく、MiniBookを購入した理由
8インチクラスのUMPCのうち、One Mix 3シリーズ、GPD Pocket 2 Max、Magic Ben Mag1、Falconのうち、私がMiniBookを購入した理由は大きく以下の事項。
- Falcon以外の他のUMPCと比較し、ディスプレイの解像度を落とし(MiniBookはFHD、他は2.5K)、デフォルトのストレージをPCIe SSDではなく、eMMCあるいはSATA SSD + eMMCとすることにより、価格を抑えていること。
- CHUWIさんからお借りしたMiniBookが、FHDのディスプレイやキーボードのなど、私の想像以上に出来が良かったこと。
- 細かいところでは、USB 3.0を両サイドに備えていること、HDMIがMicroではなくMiniであることもメリット。Micro HDMIの小さなポートではコードの端子部分に負荷がかかり、コードやアダプターが折れやすくなります(私は2本、折ってしまいました)。
以下は他製品を批判するものではなく、MiniBookとのコンセプト・方向性の相違によるものですが、私が他製品を選択しなかったポイントです。
One Mix 3シリーズは高スペック志向で高価
One Mix 3シリーズに、スペック控えめの安価なバージョンがリリースされると飛びつきそうなのですが、最近アナウンスされたOne Mix 3 Pro(Core i5-10210Yを搭載のOne Mix 3 Pro、CPUの実力と日本語キーボードのキー配置を確認してみた)も含め、One Netbookは高スペックを求めることに邁進しているように思います。そのために高価になっているのですが、私ならその価格では、PCを2台、あるいはPCとスマホなど、複数台のガジェットを購入したくなります。
さらに、返品したOne Mix 2Sは使用して5時間ほどで全く充電できない状況となったのですが、Amazonのレビューを参照すると、私のOne Mix2Sと同様の事例が散見されることもマイナスポイント。個体差だと思いますが、サイト記事としては取り上げにくい状況が続いています。
▼One Mix 2Sを返品した経緯などはこちら

▼One Mix 3Sの12月5日時点のBanggoodの価格は859.99ドル。Amazonでは(技適がついているとは言え)11万円台半ば。メモリ 16GBにPCIe SSD 512GBと高スペックなこともありますが、UMPCにこの価格は私としてはかなり厳しい。他の同スペックのPCよりは安いのですが。
GPD Pocket 2 Max、Magic-Ben MAG1は魅力的
一方のGPD Pocket 2 Max、Magic-Ben MAG1は、8.9インチであることが大きな魅力。また、YOGAスタイルではないところも潔く、ポインティングデバイスを持たない通常のPCライクであることにも好感(変則的なキー配置がやや和らいでいます)。
願わくば、MiniBookと同様に、CPUにGemini Lake N4100クラス、あるいはディスプレイをFHDにした廉価版があると購入しやすくなるのですが。
個人的に興味があるのが、One MixとMiniBookのオリジナル版とも言えるGPD Pocket 初代をリリースしたGPDが現在 どのような心境でいるのかということ。GPDの幹部は、GPD Pocket 初代のクローン端末であるOne Mixを見て激怒したとの記事を読んだことがあるのですが、以降もクローン端末が続いていることを考慮すると、やり切れない心境でしょう。
▼Magic-Ben MAG1とGPD Pocket 2 Max。Pocket 2 Maxのクローンとも言えるMAG1ですが、LTE モデルが用意されていることに、ボディ色とデザインで、私としてはMAG1がより好み。
▼CPU、メモリ、ストレージの基本スペックが上記のOne Mix 3Sと同一のMAG1の価格は799.99ドル
▼2020年1月12日 追記。こちらはWiFi版の実機レビュー記事。明るく鮮やかな液晶で、CPUファンの音量も抑えられています。CHUWI MiniBookと、どちらがオススメかと問われると悩ましい選択に。キーボード以外はMAG1、キーボードはMiniBookが良好。MAG 1のLTE対応も見逃せないポイントです。

まとめ
CHUWI MiniBook、One Mix、GPD Pocket 2 Max、Magic Ben Mag1、Falconと複数ある8インチクラスのUMPCのなかで、私がMiniBookを購入した最大の理由はコスパの高さ。ディスプレイをFHD、デフォルトのストレージをeMMCとして、SSDの選択・増設はユーザーに委ねることで価格を抑えています。さらには、Gemini Lake N4100版もあり、選択肢はさらに充実。
GPDの製品をオリジナルとするUMPCですが、差別化しにくい状況となっており、MiniBookのようにスペックをやや控えめに価格を抑えた展開は正解だと思います。
▼実機レビュー記事はこちら



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