以前、壁掛け機能のある Lenovoの13インチ Android タブレット「Yoga Tab 13」をご紹介しましたが、11インチの「Yoga Tab 11」が Amazonにて販売されています。Tab 13のCPUは Snapdragon 870を搭載していますが、Tab 11は、Helio G90Tを搭載することにより 購入しやすい価格帯(2022年1月28日時点のAmazon 価格は44,780円)となっています。
Lenovo Yoga Tab 11のスペック
CPUは 8コアのHelio G90Tとミドルレンジですが、メモリ 8GB、ストレージ 256GBを搭載しています。なお、1月28日時点では、Lenovo 日本の公式サイト、海外通販のAliExpressでは掲載がないものの、Lenovo USAでは メモリ 4GB、ストレージ 128GB版も販売されています。
CPU | Helio G90T、8コア |
GPU | Mali-G76 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 11インチ、解像度 2000 x 1200、10点 マルチタッチ |
WiFi、Bluetooth | 11a/b/c/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 8百万画素、リア 8百万画素 |
バッテリー容量 | 7500mAh、USB Type-Cポート(OTG機能) |
サイズ | 256.84 x 169.02 x 7.9 -8.3mm、重さ約650g |
OS | Android 11 |
その他 | JBL 4スピーカー、GPSは未搭載 |
▲こちらは Lenovo Yoga Tab 11と同じく、CPUにHelio G90Tを搭載する「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」の実機レビュー記事。
Helio G90TのAnTuTu ベンチマーク V8のスコアは約29万。軽いアプリの場合でも、AnTuTu ベンチスコアが50万クラスのスマホと比較するとキビキビ感はかけますが、それでも私の以前のメインスマホ iPhone XS Pro Maxよりも速く感じることもあり、普段使いとしては十分なレスポンス。
Yoga Tab 11は メモリ 8GB、ストレージ 256GBと大容量であることも大きな特徴。また、以下の上位機「Yoga Tab 13」と同じく、JBLの4スピーカーを搭載しています。ただし、Tab 11 / Tab 13ともにGPSを未搭載であることから、ナビ替わりとしての使用には難ありです。
▼上はTab 11、下はTab 13のボタン・ポート類。Tab 11とTab 13の①は、OTG機能と電源兼用のUSB Type-C。Tab 13の④は Micro HDMIとなり、パソコンからの外部入力に対応(モバイルモニターとして利用可能)していましたが、Tab 11では未搭載です。
Lenovo Yoga Tab 11の外観
Tab 13と異なり、Tab 11は Micro HDMIを未搭載ですが、外観においては部分的な配色の相違はあるものの、Tab 13とほぼ同じです。
▼スタンド部分は壁掛けとしても利用できます。サイズの大きな13インチはよいとして、11インチでの壁掛けのニーズはやや疑問。ただし、使用していない場合には壁にかけて収納もできます。
▼サイドは 7.9 -8.3mm以上の厚みがあるようにも見えます。液晶は、筆圧 4096レベルのスタイラスペンに対応しています(別売り)。
日本国内ではAmazonで販売されているYoga Tab 11ですが、Lenovo 公式サイトや 国内未販売の製品も豊富に揃う AliExpressでは販売されていません(2022年1月28日時点)。Amazonの製品紹介では画像も少なく、以下の画像は AliExpressで販売のケースの画像を引用しています。色合いとしては、ブラックとグレイのツートンとなり、個人的には オリジナルのツートンよりも好みです。
まとめ、価格情報
Tab 13と異なり、Micro HDMIを未搭載・外部モニターとしての利用ができないことは残念ですが、Helio G90Tを採用することにより、価格を抑えていることはよいことです。
2022年1月28日時点のAmazon 価格は44,780円となりますが、Lenovo USAでは(Lenovo 日本では未販売) 最安構成のメモリ 4GB / ストレージ 128GB版が 279.99ドルで販売されており、国内でも最安構成版が販売されているとよいのですが。
コメント