Lenovoより、CPUにHelio G99を搭載する 11.5インチのAndroid タブレット「Lenovo Tab Plus」が販売されています。Helio G99を搭載するタブレットは他ブランドから多数販売されていますが、「Lenovo Tab Plus」は、上の画像のように、背面にキックスタンド、JBLスピーカー を8個も装備していることが最大の特徴です。
引用元・販売元
Lenovo Tab Plusのスペック
キックスタンド、8スピーカーを装備するサイドの厚みがあるにもかかわらず、質量は約650gと抑えられています。ただし、11クラスでは400g台半ばの端末もあることから、上記の装備の割には重いと感じる方もいらっしゃるかと思います。
なお、「加速度センサー、光センサー、ジャイロセンサー、GPS、GLONASS、Galileo、BDS」は装備していますが、他の多くの中国ブランドのタブレットと異なり、LTEには未対応です。一方、このクラスのタブレットとしては珍しく、45Wの急速充電に対応しています。
CPU | Helio G99、8コア |
GPU | Mali-G58 MC2 |
メモリ | 8GB LPDDR4X |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 11.5インチ、解像度 2000 x 1200 |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.2 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 8百万画素、リア 8百万画素 |
バッテリー容量 | 8600mAh、45Wの急速充電に対応 |
サイズ | 約 268.3×174.3×7.8~13.6mm、650g |
OS | Android 14 |
その他 | JBLスピーカー(ドルビーアトモス対応) × 8個、キックスタンドをビルトイン、IP52相当の防滴防塵 |
▲CPUにHelio G99を搭載するタブレットは、上の記事の「DOOGEE T30 Ultra」など、複数製品をレビューしています。AnTuTu ベンチマーク v10のスコアは約40万となり、普段使いではサクサクと動作します。下位のスコア 約25万前後のタブレットと比較すると、スリープから復帰の画面表示などにおいて、速さを実感できます。
▲▼2024年7月10日現在では、Lenovo 公式ストアと楽天市場での販売です。スピーカー配置の明確な記載はありませんが、サイドの細い部分(2個づつ両サイド)が「ツイーター」、太い部分が「ウーファー」と思われます。なお、製品紹介に、スピーカーは以下と記載されています。
- 当該タブレットは、オーディオマニアのために設計。
- Hi-Fi システムは、26Wの出力と22ccの大型スピーカーボックスで構成。
- 4つのマトリックス・ツイーターと、4つのウーファーで構成。
4スピーカーのAndroid タブレットでは、やや高音が強調されすぎているように感じるのですが、4つのウーファーの装備により低音がいかほどのものか、ぜひ 確認してみたいです。
▼一般的なタブレットと異なり、横持ちでの使用を前提としているため、電源ボタンは左サイド、USB-Cポートは右サイドに配置されています(理想的な配置です)。
まとめ
CPUに、コスパに優れた Helio G99を搭載するタブレットは、購入する製品を絞りにくいほどに複数販売されていますが、背面にキックスタンド、JBLスピーカー を8個装備し、45Wの急速充電に対応する「Lenovo Tab Plus」は新鮮です。
2024年7月10日現在では、Lenovo 公式ストアと楽天市場での販売ですが、ポイントを加味すると楽天市場が安く、実質 4万円台半ばでの販売です。
引用元・販売元
▼こちらは 同じくHelio G99を搭載する 12インチ Android 14タブレットの事例です。
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