7月30日まで 2020 MID-YEAR SALEを開催中のGearBestですが、Core i5-5257Uを搭載する15.6インチのWindows 10ノート「KUU K1」が389.99ドルで販売されています。同CPUを搭載するミニPCの事例としては、先日 実機レビューしたCHUWI CoreBoxがありますが、CoreBoxにプラス 120ドル程度で15.6インチのディスプレイとキーボードが付いていることを考慮すると、かなりのコスパの高さのように感じます。
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KUU K1のスペック
最初に懸念事項を記載しますが、上の画像のとおり、キーボードのキーと印字が同色系であり、キーの視認性が気になります。GearBestのレビューにおいても「視認性がよくない」との書き込みがあり、ブラックのキーボードだとよかったのですが。
CPU | Core i5-5257U |
GPU | Intel Iris Graphics 6100 |
メモリ | 8GB DDR3 |
ストレージ | 256GB / 512GBより選択。デュアル構成で増設可能か? |
ディスプレイ | 15.6インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 |
WiFi | 11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 搭載 |
ポート類 | USB 3.0 x 2、Mini HDMI |
バッテリー容量 | 2 x 5000mAH ? |
サイズ(本体) | 360 x 240 x 25mm、1.8kg |
OS | Windows 10 Home |
その他 | メタル製ボディ、バックライト付きキーボード、指紋認証 |
GearBestの製品紹介ページには、ストレージはデュアル構成の可能性もあります。とすると、最近 私がはまりつつある Hackintoshによる macOSとWindows 10のデュアルブートの夢も膨らみます。スペックとしてはHackintoshを実現した以下のCHUWI CoreBoxと同じであるため、macOSの起動まではたどり着けそうですが、ノートPCの場合にはキーボードやTracPadの調整が難航することを覚悟のうえです。
その他のコメントは以下です。
- 旧世代とはいえ、Core i5-5257Uを搭載しているため、負荷の激しいゲーム以外ならサクサクと動作し、在宅勤務や普段使いのメイン機種としての利用可能です。
- 厚みは25mmと、他のスリムノートと比較すると厚いのですが、もしかすると、2.5インチ SSD、もしくはM.2 SSD x 2のデュアル構成(一つは空きスロット)の可能性もあります。
- ボディの素材はマグネシウムとアルミとなり、質感の高さも期待できます。
外観と機能性
ディスプレイのベゼル幅の記載はありませんが、画面占有率は89%となり、ブラックのベゼルと相まってスタリッシュに見えるディスプレイ面。また、フロントカメラがヒンジ部分にあることも大きな特徴。
なお、天板のイメージ画像はありませんが、GearBestのユーザーレビューの写真を参照すると、天板中央に小さなロゴがあります。ただし、シルバーにブラックのロゴがあるため、やや目立ちそうです。
▼サイドを見ると下側に絞り込まれており、25mmの厚みをスリムに見せています。ボディの素材はマグネシウムとアルミとありますが、他の多くのノートPCと同様に、キーボード面はプラスチック製か?
▲▼大きなタッチパッドの左上にある指紋認証。気になるのが、同色系のキーと印字による視認性。GearBestのユーザーレビューの写真を参照すると、やはり見辛いようです。以下の画像のように、キーボードステッカーのサービスがあるため、日本語のステッカーを貼り付けるのもありです(テンキーのステッカーはないと思います)。
▼USB 3.0 x 2、Mini HDMIと標準的なポート類。
まとめ
マグネシウムとアルミ製ボディで、Core i5-5257Uを搭載するWindows 10 ノートが 389.99ドル(約43,000円)。さらに、ストレージはデュアル構成の可能性ありと、コスパ度は十分なのですが、同色系のキーボードのキーと印字が惜しい。ここさえ許容できれば「買い」の製品です。
▼7月22日時点のGearBestの販売価格は389.99ドル
▼4K ディスプレイ搭載機種となりますが、私が認識する対抗機種は、 AeroBook Plus 他の2製品。
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