1.6インチの大型ディスプレイに、8コアのCPU「Helio P22(MT6762)」に メモリ 4GB、ストレージ 64GBを搭載し、ピュアなAndroid 10.7 / LTEで動作する「KOSPET Optimus 2」。また、Helio P22以外に、スポーツデータの管理とBluetooth接続のためのチップ「PAR2822」も装備しています。さらには、Google Play アプリなどの汎用性のある「Andorid モード」と、専用アプリ・SNS連携などの「Lite モード」の双方で動作します。
この「KOSPET Optimus 2」が、7月28日までの期間限定となりますが、公式サイトにて AliExpressなどの海外通販サイトよりも安価な クーポン価格176.99ドルで販売されていますので、スペックと価格情報などを記載します。
引用元・販売サイト クーポン情報は文末を参照
KOSPET Optimus 2のスペック
冒頭に記載の、Helio P22(MT6762)とスポーツデータ管理・Bluetooth接続用の「PAR2822」とのデュアルチップ、メモリ 4GB、ストレージ 64GBの、エントリークラスのスマホ並みのスペックを特徴とすること以外に、オプションで容量 1000mAhのパワーバンク(充電スタンド)も追加することができます。
CPU | Helio P22(MT6762) 8コア + PAR2822(スポーツデータ管理、Bluetooth接続) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
スクリーン | 1.6インチ、解像度 400 x 400、IPS パネル |
フロントカメラ | 13百万画素、イメージセンサーはSONY IMX214、90°回転機構 |
WiFi | 対応 |
Bluetooh | 5.0 |
スマホ 対応OS | iOS 9.0以上、 Android 5.1以上 |
SIM | Nano SIM |
バッテリー | 1260mAh、オプションにて1000mAhの電源スタンドを追加可能 |
サイズ | ダイヤル径 52.5mm、厚み 17mm |
OS | Android 10.7 + Lite モード |
その他 | Google Play対応、日本語対応 |
▲私は上の記事でレビューの「KOSPET Prime」を所有していますが、(シリーズは異なりますが)スペックや機能などは「Optimus 2」が確実に優れています。Prime / Prime 2との比較も交えながら、以下で記載します。
なお、上の2つめのリンク先は、Primeでの文字盤のカスタマイズのものですが、Optiumus 2においても可能と思われます。
▼下表では見づらいですが、LTEの対応バンドは B1/B3/B5/B7/B20/B38/B40/B41。
CPUは 8コアのHelio P22
私が所有する「KOSPET Prime」は、4コアのCPU「MTK6739」にメモリ 3GBを搭載しています。この組み合わせでも、スマートウォッチとしてはサクサクと動作し、旧モデルのPrimeにおいても 私がメイン利用のAmazfit GTRとの比較では、機敏に動作していることを即体感できます。
「Optimus 2」においては、さらに上位の8コアの「Helio P22」にメモリ 4GBを搭載しており、スマートウォッチでプレイするアプリは軽量なものとなるため、間違いなくサクサクと動作します。
▼Helio P22は2018〜2019年のエントリースマホに搭載事例のあるCPUですが、スマートウォッチへの搭載としては 2020年あたりから。スマートウォッチで使用するGoogle Play アプリは、その画面サイズからも軽量のものとなるため、これ以上のCPUは不要でしょう。
Lite モードでも動作、バッテリー持ちにも貢献
ピュアなAndroidベースの他のスマートウォッチと比較しての大きなメリットは、Android モード / Lite モードでの双方で動作・切替が可能であること。
Androidで動作の場合、スマートウォッチの小さなバッテリーでは毎日充電を行うことになりますが(このために、1000mAhの充電スタンドのオプションがあります)、Lite モードの通常の使用方法では 3〜5日のバッテリー持ちとなります(Android モードでは 1〜2日)。
▼Lite モードでの機能性もポイントの一つですが、以下の画像により、スマホとのBluetooth 連携による電話・SNS・スポーツ・フィットネスとあります。これにより、スマートウォッチの基本機能は網羅していると判断します。
▼左の写真はオプションの充電スタンドで充電している様子。1000mAhのバッテリーを内蔵しているため、外出先などでケーブルレスで充電することもできます。
▲ディスプレイの視野角も広く、鮮やかですね。
フラッシュライト付き、90°回転のフロントカメラ
SONY IMX214のイメージセンサーによる 13百万画素のフロントカメラを搭載し、1080P 30fpsのビデオを撮影が可能なことも特徴としますが、上の画像のとおり、使用時にポップアップとなり、未使用時の見た目も気になりません。また、スマートウォッチとしては世界初のフラッシュライト付きとなり、暗所での撮影にも適しています。
Google Playアプリの使用について
Optimus 2などのピュアなAndroid ベースのスマートウォッチの楽しみの一つが、様々なGoogle Play アプリを試してみること。私はKOSPET PrimeにてブラウザやSNS関連などのアプリ、ホーム画面の変更などを行い楽しんでいましたが、ソフトキーボードによる入力も思いのほか、スムーズに行うことができます。
円形のスクリーンのために、アプリの隅のアイコン・ショートカットの押下に難があるものの、ストレージは64GBとスマホ並みに大容量でもあり、アプリインストールなど弄り甲斐のある端末です。
スポーツモード、心拍数計測などの機能も充実
GPS内蔵のうえ、一般的なスマートウォッチと同様に、スポーツモード(31種類)、心拍数計測、血中酸素濃度の計測、アラームなどの機能を備えています。
▼スポーツモードは31種類と豊富
1.6インチのサイズ感
1.6インチのサイズ感と 17mmの厚みを気にされる方も多いかと思います。同じく1.6インチのKOSPET Primeの使用感では、確かに 1.4インチクラスの通常のスマートウォッチよりも一回り大きく、存在感があります。ただし、Prime 2の2.1インチよりも小さく、Androidのアプリなどの視認性のうえでは、1.6インチが限界のサイズとの判断です。これより小さいと操作性が犠牲になります。
スマホアプリは「WiiWear」
連携可能なスマホは、iOS 9.0以上、 Android 5.1以上。スマホで使用するアプリは以下の「WiiWear」となります。
私は「WiiWear」の使用経験はないのですが、その他のスマートウォッチで Xiaomi、AmazfitやHuaweiの大手のほか、複数のアプリを使用したなかでは、機能やBluetooth 連携において大きな差はなく、また、本製品の場合には 本体のAndoridに依存しない Lite モードも備えているため(Lite モードのないKOSPETではアプリ連携に苦労しました)、特に課題はないように思います。
まとめ、価格情報
スマートウォッチとしては ハイエンドな基本スペックに、Andorid 10.7で動作することに加え、私としては Lite モードでの動作にも魅力を感じる「KOSPET Optimus 2」。普段はLite モードで使用し、お遊び要素として Andoridを利用との使い方もありです。
▼以下は公式サイトの特設会場での価格情報。クーポン「333OPTIMUS2」の使用により 176.99ドルとなります。価格・クーポンともに7/28まで有効です。
▲なお、以下の1については既に終了している可能性大ですが、KOSPET 公式サイトでは 画像・以下のキャンペーンを7/28まで開催中です。
- 先着50名にストラップ1本を無料でプレゼント。黒と茶色のどちらかを選択可能
- ストラップまたは充電スタンドを半額で購入できます(それぞれの標準価格は、ストラップは9.99ドル、充電スタンドは19.99ドル)
引用元・販売サイト クーポン情報は文末を参照
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