通勤電車内でも見かけることの多くなったKindle端末。私はWindows 10 PCと AndroidタブレットではKindleアプリを利用していますが、Kindle端末となると初心者。電子書籍リーダーとなると、それほどCPUパワーは必要ないかと思いますが、個人的に気になるのが搭載するCPU。そこでKindle端末に搭載のCPUについて確認してみましたので、ご参考です。
Kindle端末のスペック比較
まずは、2018年6月11日時点にて販売中のKindle端末のスペック比較です。Fire タブレット、Fire TVでは、アプリ開発者向けのAmazon デベロッパーサイトにて詳細な仕様を確認できるのですが、Kindle端末ではその記載がありません。そのため、以下のサイトからピックアップしたスペックとなります。
※ バッテリー持ちについては、使い方しだいの要素が大きいため割愛しています。
Kindle端末に搭載のCPU
今回のテーマのCPUについては、Kindle 無印、Paperwhite、Voyageは1GHzのFreescale i MX6SLとなっています。このi MX6SLについて、ウィキペディアで確認・推測できる事項は以下です。
- フリースケール・セミコンダクタはモトローラの半導体部門が独立したものであったが、2015年12月にオランダのNXPセミコンダクターズに買収された。
- i.MX は、自動車、産業用および民生市場向けに開発。Kindle以外での採用事例は、Sony Reader、Kobo、ベネッセコーポレーションチャレンジタブレットなど
- i MX6SLのSLはSoloLiteの略語だと(私が)推測。この場合、1.0 GHz ARM Cortex-A9 シングルコア
i.MXの仕様については、NXPサイト(日本語です)に記載があり、Kindle端末に搭載との明記はないのですが「(アプリケーションとして)電子書籍リーダー」との記載があります。
Kindle Oasisに搭載の1GHz デュアルコアの詳細は確認できないのですが、i MXだとするとi.MX6 DualLiteか?
以上、スマホ・タブレットと異なり、CPUパワーに大きく左右されないKindle端末であり、Webから拾った情報のみなのですが、Kindle端末に搭載のCPUの確認でした。
▼Kindle 無印、Kindle Paperwhiteに搭載のCPUは、i MX6SL 1GHz シングルコア