海外通販利用で二回連続の「輸出取止め」に。状況の確認方法と販売元との通信事例 | Win And I net

海外通販利用で二回連続の「輸出取止め」に。状況の確認方法と販売元との通信事例

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AliExpressにて 旧型 iMacのパーツを注文したのですが、同一製品が二回連続で中国税関での「輸出取止め」となりました。商品を早期に受領できるよう、約15ドル負担したにもかかわらず、注文から約1ヶ月経過しても手元に届かず、再送あるいは返金を手配中です。今回は連続二回にわたる「輸出取止め」の状況について記載します。

「輸出取止め」について

私はこの「輸出取止め」との言葉を「EMS(国際スピード郵便)」の追跡サイトで初めて知りました。今回のケースは、AliExpressで注文した製品の中国からの発送において、中国税関にてストップ・輸出の停止となったもの。

私の場合、AliExpressの販売元に連絡し、再送などの手配を依頼しています。以下は日本国内の事例ですが、「輸出取止め再輸入申告等事項を登録」など、税関相手に自分で行うとなると煩わしいですね。

輸出取止め再輸入申告及び特例輸出貨物の輸出許可取消申請手続

 

【中国輸入規制まるわかり!】中国輸入仕入れ「ここだけ注意」早見表

 

▲今回、「輸出取止め」の対象となったのは、上の画像の旧型 iMac (27インチ Mid 2010)のバックライトボード。上のリンク先記事によると「リチウムイオン蓄電池」の場合には輸入不可ですが、今回の製品はバッテリーの類ではありません。

強いて言えば、「電線・ヒューズ・配線器具・変圧器・電熱器具・電気で動く機械器具」で「規制対象(輸入自体は可能だが、一定の条件をクリアする必要あり)」となったのでしょうか。これについては、販売元の申請しだいかと思われます。

 

海外通販サイトで購入した製品が「輸出取止め」となった場合、早々に販売元に連絡することが重要との認識です。販売元としての全世界を相手としているため、同様の事例には手慣れたものだと思います。今回の私の事例でも、チャットで一言記載するのみで対応いただけました(二回連続の輸出取り止めで、再発送あるいは返金待ちですが)。

「輸出取止め」の発送の経緯

続いて、輸出取止めとなった配送の経緯、「輸出取止め、税関からの返却」を認識するポイントを、EMSと海外の追跡サイトから抜粋します。

 

▼日本郵便でのEMS追跡は、以下のサイトで確認できます。ただし、EMSの場合の流れとしては、AliExpressなどの海外通販サイトでの追跡を行い、発送元の税関から進捗しない場合、あるいは「Return」などの文字があった場合に、日本郵便のサイトで念のために確認するとよいでしょう。

EMS配達状況の確認

 

▼以下の画面で追跡番号を入力し検索します。

 

▼今回は同一製品が二回連続で「輸出取止め」となりましたが、1回目はこちら。

中国の広州にて、6月15日に引受、税関にて6月18日に「輸出取止め」です。

 

▼こちらは2回目。

上記の6月18日から3日の期間を経て再発送です。この間、AliExpressのチャットにて、「輸出取止めとなったために、再送願う」と簡単な英文で販売店と通信しています。

前回は3日でアウト、今回は1週間もアウトとの情報がないために「問題なし」と思っていたところで、8日目で「輸出取止め」です。

 

▼こちらは私の利用頻度が多いサイトでの追跡状況です。

Global Order Tracking

 

▼以下の画面で追跡番号を入力し検索します。

 

▼「Returned」「退回妥投」とありますが、こちらで「輸出取止め」を識別できます。

 

▼こちらはAliExpress サイトの追跡状況。同じく「Returned」とあります。

 

「輸出取止め」、「商品の発送元の税関から、販売元へ商品が返却」となった場合の追跡サイトでの記載は以下です。

  • 輸出取止め
  • Returned、Return
  • Item Retuned form Customs
  • 退回妥投

「輸出取止め」の際の販売元との通信

前述のとおり、海外通販サイトで購入した製品が「輸出取止め」となった場合、早々に販売元に連絡することが重要です。

Amazonでパソコンのパーツなどを購入した場合にも、中国からの発送となることが多いのですが、私はより安価な海外通販サイトを利用して購入するケースが多く、Amazonの中国業者も迅速な対応となるか否かは未確認です。

AliExpressの場合には特に、マイナス評価となることを嫌がることもあり、AliExpress サイトのチャットなどで連絡すると、(私の他のトラブルも含めて)早々に対応いただけることが多いです。

 

▼こちらは実際のチャットの画面。

チャットのように即答とはならないまでも、今回生じた二回連続の「輸出取止め」において、二回ともに同日中に回答がありました。「K」が私が記載した文章であり、中央の「Cheking…」が二回目のReturn 発覚後に「再送あるいは返金願う」と要請したもの。

「税関に確認してみる」と回答があり、現在 さらなる回答待ち。一回目は要請の二日後に再送となっています。

まとめ

これまで数十回と海外通販サイトを利用しているなかで、「輸出取止め」となったのは初めてですが、同状況を認識する手段、海外通販サイトとの通信について、ポイントを記載しました。同一製品の二回連続での「輸出取止め」となり、現在 二回目の再送 あるいは返金待ちですが、その後の経緯はあらためて記載します。

 

2021年7月10日 追記。以下の記事に記載しましたが、最終的に返金手続きを行い、手続き後に即返金となりました。
AliExpress、商品未達の返金手続きの実例を画像で概説。即返金となった事例
AliExpressで注文の旧型 iMacのパーツが、中国の税関で二回連続の輸出取止めとなり、販売元に戻されてしまいました。連続となると手元に届く期待も薄く、AliExpressで返金手続きを行いました。事前に販売元と連絡をとっていたことも...
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