iPad 2017 / 2018モデルでも使用できる、2014年に販売のiPad Air用のキーボードケース「ロジクール TF725SE」。リチウム電池の耐用年数は4年程度となり、2019年2月時点ではバッテリー稼働するかどうかが焦点となりますが、バッテリーさえ残っていれば、かなり快適に使用できます。
私はAmazonで2,790円で購入したものがバッテリーが全く利用できずに返品。その快適なタイピングが忘れられずに、ハードオフで2,800円ほどで購入したものはバッテリーも残っており、通勤電車内でのサイト記事の編集に活躍しています。今回は、この「ロジクール TF725SE」について、バッテリー稼働するとの前提でのレビューです。
以前の記事では「バッテリー稼働しないこと」を主体とした記事でしたが、ハードオフで購入した中古がバッテリー稼働したために全般的に記事の内容をあらためています。バッテリー稼働することを確認(通販ではなく、ハードオフなどの店頭が確実)したうえでの購入をおすすめします。
バッテリー稼働しなかった1台目について
以下に記載の事項は、バッテリー稼働しなかったAmazonで購入の中古品の状況です。注意喚起のために掲載します。
- USBケーブルを接続すると普通に機能し、充電しているように見えます。
- USBケーブルを抜いて繋げると、充電中を示す青のインジケーターとなり、すぐに満充電を示す緑のインジケーターに。一見、充電が完了しているように思えます。
- USBケーブルを抜くとインジケーターは機能せず、またキーを押しても全く反応せず。つまりはUSBケーブル経由で電源を確保しないと全く機能しない状況。
- 一晩充電しようが、充電しないままに1日放置しようが全く同じ状態となり、電源を繋げない限り、全く機能しない状況です。
購入したAmazonのTF725SEの色違いのレビューコメント、あるいは他のユーザーサイトにも記載がありましたが、以下により完全にバッテリーが消耗している状況です。
- TF725SEのリチウム電池の耐用年数は4年程度(ロジクール談)。
- 今回購入した製品は、2014年製造の初期のものと思われる。
- 製造から4年経過した2018年10月には、バッテリーの耐用年数を過ぎ全く機能しない状況に。
このような商品を販売する出品業者に問題があるのですが、あきれて文句を言う気ににもならない状況です。安価な製品に飛びついた私にも責任があり、レビューを十分に精査するとバッテリーが機能しないことは確認できたのですが。
快適なタイピング感は10インチのPC以上
2台目の購入となった、ハードオフの中古品はバッテリーに問題はなく正常動作しています。バッテリーが正常との前提のうえでのレビューとなりますが、タイピング感はかなりよく、入力のしやすさは手元にある10インチのPC (Chuwi Hi10 Pro、ASUS C101PA)以上です。
具体的には以下となります。
- ブラインドタッチは全く問題なし。
- やや硬めのキーですが、ロジクールのキーボードらしく、キーに遊びの部分(ガタガタする揺れなど)がなく、タイプするとストレートに沈みこむ感覚が心地よい。
- 実測していませんが、キーピッチは手元にある10インチのPC (Chuwi Hi10 Pro、ASUS C101PA)よりも確実に広い。
- 現在のキーボードのキーとは逆に、中央の部分にかけて盛り上がっていることにやや疑問。中央にかけて窪みがあると、より指に馴染むのですが。
- Bluetoothの接続遅延・Wi-Fiとの干渉もなく、タイプから文字反映の遅延もありません。
- 打鍵音は静か。通勤電車で利用することが多いのですが、周囲への気遣いは不要です。
▼タイピングが快適なロジクールのiPad mini 1~3向けのTM725と汎用的なK380。TF725SEは感覚的には、K380のキーをやや硬くしたようなイメージです。TM725との比較では、そのままキービッチが広くなったような感覚であり、タイピング感・打鍵音ともにほぼ同じ。
まとめ
古い製品のため、バッテリーが稼働するとの大前提になりますが、TF725SEのタイピング感はすこぶる快適です。バッテリーの問題がありますのでオススメするものではありませんが、ロジクールのキーボードはさすがにApple公式の周辺機器にラインナップされていることもあり、他の製品とはタイピング感がまるで異なります。
▲▼iPad 2017 / 2018用のロジクールのキーボードケースをお探しなら、バッテリーを考慮し直近の製品が無難。よく似た製品としてInateckのキーボードケースがありますが、Bluetoothの干渉やタイピングからテキスト反映の遅延などで、私には合わず。
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