2022年あたりから 国内外通販で人気となった Android タブレットを展開するブランドの一つとして「Headwolf 」があります。同社は国内通販でも複数のタブレットを展開していますが、上位のタブレットが「WPad2」。
CPUにAnTuTu ベンチスコアが 25万~26万となる「UNISOC T616」を搭載し、メモリは物理メモリ 8GB + 拡張メモリ 4GB、高速なUFS 2.2のストレージ 128GBを搭載しています。
Headwolf WPad2のスペック
冒頭に記載のスペック以外では、20Wの急速充電に対応し、金属製ボディ、465gと軽量です。ただし、このクラスでは4スピーカーの製品も多いなか、Headwolf WPad2は2スピーカーです。
CPU | UNISOC T616、8コア |
メモリ | 8GB LPDDR4 + 拡張メモリ 最大 4GB |
ストレージ | 128GB UFS 2.2 |
ディスプレイ | 10.1インチ、IPS / In-cell パネル、解像度 1920 x 1200 |
WiFi、Bluetooth | WiFi デュアルバンド、Bluetooth 5.0 |
LTE | 対応 |
カメラ | フロント 8百万画素、リア 16百万画素 |
バッテリー容量 | 6600mAh、USB Type-C、20W 急速充電 |
サイズ | 241 x 160 x 7.3mm、重さ 465g |
OS | Android 12 |
その他 | 金属製ボディ、GPS搭載、顔認証対応、2スピーカー |
▲▼UNISOC T616を搭載のタブレットとしては、上の記事にて「N-one NPad Pro」を実機レビューしていますが、こちらとの相違も含めて スペックの補足は以下です。
- Amazonの製品紹介では、Headwolf WPad2のAnTuTu ベンチスコアは26万とあります。同CPUを搭載の「NPad Pro」のスコアは約25万となり、Amazonの表記は妥当なところ。
- 上記のAnTuTu ベンチスコアでは、普段使いでは 遅さを感じることなく動作します。
- メモリの拡張機能 最大 4GBは、ストレージの領域をメモリに割り当てるもの。
- UFS 2.2 ストレージのベンチスコアは、PCのSATA SSD相当となり高速です。
- リアカメラは 16百万画素と、他の同価格帯のタブレットよりも高画素です。ただし、スマホよりも大幅に低い画素数であり、メモ書き代替と捉えるべき。
以降は、Amazonの製品紹介の画像として未掲載の事項の補足です(Banggood サイトからの引用)。
▼メモリは物理メモリ 8GBに加え、4GBまでをストレージから割り当て可能です。ただし、一般的には 8GBで十分です。
▲▼ストレージのUFS 2.2は、一般的なeMMCよりも3倍高速とあります。以下のベンチスコアは上述の「NPad Pro」の事例ですが、確かにその通り。大容量アプリのインストールにおいては、特に速さを感じます。
▼6600mAhのバッテリーは、20Wの急速充電に対応。18W 急速充電の実機の体感としては、約20分で30%ほどの充電です。
Headwolf WPad2の外観
中国ブランドの同クラスのタブレットと同様に、金属製(アルミ)の筐体となり、一般的には樹脂製よりも質感・剛性ともに高いです。また、500g台となる10インチタブレットも多いなか、450g(Amazonの製品紹介では 465g)と軽量です。
▼背面はブルーとグレイの2色展開。画像のブルーは派手さもなく、また、上部の樹脂製の部分のツートンも目立たず、中央のロゴも控えめでよい感じです。
▼スピーカーは横持ちでの両サイドに配置、ヘッドホンジャックは USB Type-Cポート側の角に備わっています。
価格情報
4月25日までのAmazon GW Saleでの価格情報となりますが、27%オフの22,000円での販売です。同クラスのタブレットと比較した場合、4スピーカーではなく 2スピーカーであることが惜しいのですが、その分 価格は抑えられています。
▼Banggoodでは、クーポン「BGJPd17a」の利用により 148.99ドル(約20,200円)で販売中(4/30まで)。ただし、納期を考慮すると Amazonがよさそうです。
▼こちらは競合する「NPad Pro」の実機レビュー記事
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