4コアながらも AnTuTu ベンチスコアが15万越えとなる CPU(SoC)のUNISOC T310。同CPUを搭載するAndroid タブレットとしては、実機レビューを行った「Blackview Tab 6」「BMAX I10 Pro」などがありますが、Banggoodにて 8インチの「HEADWOLF FPad1」が、2022年6月12日現在、予約販売価格 94.99ドルでセール中です。
HEADWOLF FPad1のスペック
コスパに優れたCPUのUNISOC T310を搭載し、4コアながらもエントリークラスの8コア以上のベンチマークスコアと体感レスポンス、安価ながらもLTE対応・GPS搭載であることを特徴としますが、詳細スペックは以下となります。
CPU | UNISOC T310、4コア |
GPU | IMG PowerVR GE8300 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 8インチ、IPSパネル、解像度 1280 x 800 |
WiFi、Bluetooth | 11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | FDD:B1/B3/B7/B8/B20 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 5百万画素 |
バッテリー容量 | 3.7V,4000mAh、USB Type-C |
サイズ | 211.2 x 126.2 x 9.65mm、320g |
OS | Android 11 |
その他 | GPS搭載 |
▲UNISOC T310を搭載する8インチタブレットとしては、リンク先記事で実機レビューの「Blackview Tab 6」、セ紹介記事として掲載の「ALLDOCUBE Smile 1」があります。ベンチスコアと体感レスポンスの詳細はTab 6の記事を参照ください。
また、T310の10インチタブレットとしては、以下の「BMAX I10 Pro」のレビューも行っていますが、エントリークラスの8コア CPUのタブレットよりも機敏に動作することが大きな特徴です。
上表のスペックは「Blackview Tab 6」で掲載の表を編集しています。同一製品のブランド違い(中国ブランドの製品ではよくあります)と思いきや、CPUとメモリ以外は サイズも含めて異なり 別端末とも思えます。
Tab 6と比較して優位な事項に黄色網掛けしていますが、Tab 6のストレージが32GBであるのに対し、本製品 64GBです。一方、Tab 6のバッテリー容量 5580mAhに対し、本製品は4000mAhと少なく、容量の差が45gの重量差につながっているようにも思います(本製品が軽い)。
▼「G+G Screen Craft」が意味していることは不明です。解像度は1280 x 800のHD画質となり、FHDと比較すると粗さもありますが、10インチでもHD画質のタブレットがあるほどですので、十分に実用的です。
▼「HEADWOLF」なるブランドを認知していなかったのですが、背面の狼の顔のロゴが気になります。なお、ポートやSIM トレイ、スピーカーにカメラの配置が Tab 6と同じであることから、ベースとなる基盤は同じようにも思います。
価格情報
6月12日現在、Banggoodでは予約販売を行っています(出荷は7月初旬)。当初50個までは89.99ドルで販売されていましたが、6月12日時点では 94.99ドル(約13千円)で販売中です。
前述の「Blackview Tab 6」「ALLDOCUBE Smile 1」とほぼ同スペックとなるため、3製品で迷った場合には セール価格に応じた選択でよいとの認識です。
▼Amazonでも販売されていました。2022年6月29日時点の価格は クーポン利用により 15,999円
▼こちらは競合する「Blacview Tab 6」
コメント