久しぶりの「Jumper」の製品情報です。Amazonでも販売されている 14インチの「Jumper EZBook S5」ですが、CPUとメモリ搭載量を変更した新バージョンが、BanggoodやAliExpressにて販売されています。
CPUは、Apollo Lake N3350 / N3450から Gemini Lake N4020へと微妙なアップグレードですが、メモリは8GBから12GBへと増量です。
Jumper EZBook S5 新バージョンのスペック
2017年から2018年あたりには、CHUWIと同等以上に勢いのあった「Jumper」ですが、以降は新製品のリリースも多くなく、ネーミングや細かな仕様を変更しての販売が多くなっています。今回のS5は、現バージョンのスペック小変更版です。
CPU | Gemini Lake (Celeron) N4020、4コア、最大 2.8GHz |
GPU | Intel UHD Graphics 500 |
メモリ | 12GB DDR4 |
ストレージ | 256GB SSD (換装可能) |
ディスプレイ | 14インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 |
WiFi | Dual Band対応 |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB 3.0、USB 2.0、Mini HDMI |
バッテリー容量 | 未確認 |
サイズ | 32.80 x 21.50 x 1.55 cm、1.25kg |
OS | Windows 10 Home |
大きな変更点は、 冒頭に記載のとおり、CPUが Apollo Lake N3350 / N3450から Gemini Lake N4020に、メモリが8GBから12GBになったこと。ただし、CPUはスペックアップとは言い難く、従来版はN3350 / N3450の双方がありますが、以下の記事で実機レビューのN4020の使用感では、N3450と同程度の体感レスポンス。
▼ポート類は、USB 3.0、USB 2.0、Mini HDMIと、エントリー機としては一般的。
▼背面からアクセスできる M.2 SSDポート。簡単にSSDを換装できます。
▼Jumperのラインナップのなかでもエントリー機でもあり、ボディは樹脂製。ただし、シルバーの塗装と小さなロゴにより、また、他の中国ブランドの製品と同様に、価格相応以上の質感をキープしていると思われます。
価格情報
CPUの型番は変更となったものの、体感レスポンスは従来版と大きく変わらず。実質的にはメモリ増量版とも言える「Jumper EZBook S5 新バージョン」。
エントリー機でも ワンランク上のGemini Lake N4100以上のCPUを搭載する製品が主流であり、強くおすすめする製品ではありませんが、Amazonで販売された場合には(5月29日時点では Amazonでの販売なし)、その販売価格から一定の販売台数を確保するものと思います。
▼Banggoodの販売価格は、クーポン「BGJMP13」の利用により 354.99ドル、6/10まで有効。
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