遅ればせながら、iPhone / iPad / iPad miniにedgeをインストールし、その使い勝手を確認してみました。かつて、私はWindows 10 スマホのmobile edgeのスクロールの滑らかさから、スマホでのedge利用には期待していたのですが、iOSでの使い勝手やいかに。
なお、iPhone / iPad / iPad miniのそれぞれにedgeをインストールしていますが、以降はiPhoneでの操作感となります。機能的にはiPadも同様です。
お気に入りの同期
2019年1月5日 追記
2018年4月に編集の以下の文章では「お気に入りが同期しない」としていましたが、iPhone側のEdgeのサインアウト・サインインで即同期となりました。詳しくは「iPhone Edgeのお気に入りが同期しない状況が、サインアウト・サインインで即同期に」を参照。
私がメインとして使用するブラウザは、Windows、Mac、iOS、AndroidともにGoogle Chrome。Chromeのブックマークの同期も決して速いものではないのですが、Chromeの同期と比べると、edgeの同期の遅さが際立ちます。
実際に同期に要する時間を計測していない(待ちきれないほどに遅かった)のですが、具体事例としては以下です。
- iPhone / iPadでedgeをインストールしMicrosoftアカウントで同期を図るも、反映するのを待ちきれず一晩放置。さすがに一晩経つと同期しています。
- iPhoneでお気に入りに追加するも、PCのedgeを開き2時間経過しても、いまだ同期していない。
▼お気に入りの画面より。iOSのedgeではお気に入りの整理ができない模様。
Web閲覧の使用感
もはや全く使用することのなくなったWindows 10スマホのアプリにおいて、edgeの滑らかさのみは特筆すべきものがありました。Windows 10スマホ向けのedgeと滑らかさの感覚は異なるのですが、iOS向けのedgeもタブの切り替え、スクロールなどの基本動作は、Safari、Chromeと同様に扱い易いように感じます。
▼ヤフーと当サイトの表示事例。
廃れたWindows 10 mobileと比較するのもよくないのですが、Windows 10 mobileのedgeでは対応していなかった大手サイト(ヤフーの事例)のスマホサイトにも対応しています。スクロールも滑らかであり、常用に際し全く問題はありません。
▼タブの切替画面。左はedge、右はChrome。iPhone6での使用ですが、edgeもモタツキなどはないものの、縦にスクロールしタブの選択ができるChromeが扱い易い。どちらが好みかは人それぞれですが。
PCへのURLリンクが使いやすい
私はWindowsのスマホとのリンク機能をはじめて使用したのですが、お気に入りの同期よりも手っ取り早く使いやすいものです。
edgeで参照しているURLをWindows PCに飛ばし、Windowsのedgeで同URLを即閲覧することができ、私はブログ記事編集用に以下のような使い方をしています。
- 通勤電車などで、iPhone / iPad miniにてブログ記事の参照となるWebサイトを閲覧し表示したまま、あるいはお気に入りに登録。
- 自宅に帰り、iPhoneからWinodws PCにリンク。PCのedgeにて詳細を確認。
▼詳細は割愛しますが、Windows側での「電話」からリンクの初期設定を行う必要があります。初期設定と言っても、電話番号の入力と認証のみです。
▼iOS側では、メニュー下の中央にあるアイコンを選択し、表示された中央の画面よりURLを開くPCを選択するのみ。これにより、iOSで開いていたWebサイトを簡単にPCで閲覧することができます。メール等によるURLの連携や、同期の遅いお気に入り経由での連携よりも簡単です。
まとめ
設定項目については省略しましたが、検索エンジンのBingからGoogleへの変更や、保存したパスワードの管理、ポップアップブロックなどの基本機能を備えています。
私が試したみた範囲では、お気に入りの動機が遅い感覚もありますが、動きそのものとしてはSafari / Chromeと同様に滑らかなものです。また、PCへのURLリンクが使いやすく、外出中に見つけた動画サイトを、後ほど自宅でゆっくり視聴などといった使い方もできそうです。
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