「DOOGEE」ブランドより、CPU(SoC)にHelio G100を搭載する Android タブレットが複数販売されていますが、今回紹介する製品は、14インチと最大の液晶サイズとなる「DOOGEE Tab E3 Max」です。
14インチの大きな液晶のアスペクト比は 3:2、物理メモリ 8GB、4スピーカー、LTEに対応、10Wのリバースチャージングと、全般的にバランスのよいスペックです。
DOOGEE Tab E3 Maxのスペック
スペックにおいては、Amazonのほか、AliExpress サイトも参照しています。上の画像のとおり、14インチ 液晶のアスペクト比は MacBookと同じ 3:2となり、このアスペクト比では ブログ記事編集などの作業にも使いたくなってきます。
CPU | Helio G100、8コア、6nm プロセス、最大 2.2GHz |
メモリ | 物理メモリ 8GB + 拡張メモリ 24GB |
ストレージ | 256GB UFS |
ディスプレイ | 14インチ、解像度 2160 x 1440、アスペクト比 3:2、IPSパネル |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.2、GPS搭載 |
LTE | FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
TDD: B34/38/39/40/41 |
カメラ | リア 16百万画素 + 2百万画素 マクロ、フロント 8百万画素 |
バッテリー容量 | 13500mAh、18W 急速充電、10W リバースチャージング |
サイズ | 318.8 x 225.9 x 8.9mm、992g |
OS | Android 15 |
その他 | 4スピーカー、顔認証に対応、金属製の筐体 |
スペックの補足は以下です。
- SoCには Helio G100を搭載しています。AnTuTu ベンチマークスコアは、Helio G99と同じく約40万となり、体感レスポンスもHelio G99と同様であり、普段使いではサクサクと動作します。
- Amazonの製品イメージでは メモリ 32GBと大きく表示されていますが、物理メモリ 8GB + ストレージの空き領域から メモリとして 最大 24GBまで割り当て可能な仮想メモリの意味です。
- Amazon サイト・AliExpress サイトともに「Widevine L1」の表記がなく、動画配信サイトの動画を高画質再生できない可能性もあります。
- 13500mAhの大容量バッテリーは、控えめながらも 18Wの急速充電に対応しています。また、10Wのリバースチャージングに対応し、USB-C ポート経由にて、スマホやBluetooth イヤホンなどの充電を行うことができます。
- Amazon 情報には明記されていませんが、リアカメラは リア 16百万画素 + 2百万画素 マクロの構成です。タブレットでマクロを備えていることは珍しいです。
▼Amazonではブラックの展開ですが、海外ではグレーとブルーののモデルも販売されています。背面は金属製(アルミ)であり、多くの中国ブランドの製品と同様に、質感・剛性の高さも期待できます。
▼画像のケースとキーボードは付属していませんが、14インチ アスペクト比 3:2の液晶を活かし、ぜひ PCライクに使用したいものです。
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▲▼上の記事にて実機レビューの製品など、私は「DOOGEE」社のタブレットを複数所有していますが、全般的な作りの良さなど、同社のタブレットに好感を持っています。
なお、Helio G100を搭載する同社のE3シリーズとして、11インチ〜14インチまで、4製品が展開されています。
価格情報、競合製品
2025年8月17日現在のAmazon 価格は、7,000円オフクーポンの利用により 35,900円、AliExpressは34千円台ですが、納期を考慮すると Amazonの一択(例により、楽天市場はやや割高)。
大きな液晶・アスペクト比で競合する製品としては、12.7インチ アスペクト比 4:3の「Teclast ArtPad Pro」がありますが、ほぼ同価格帯で販売されています。
▼こちらは大画面・アスペクト比で競合する「Teclast ArtPad Pro」の記事と販売情報です。

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