今回紹介する製品は、「DOOGEE」ブランドから販売の11インチ Android 16 タブレット「DOOGEE G6+」です。無印の「G6」は HD 解像度のタブレットですが、「G6+」はFHDとなり、SoCもUNISOC T7280とやや上位です(「G6」は UNISOC T7250)。
物理メモリ 8GB、LTEに対応、Widevine L1をサポートし、2025年10月3日現在のAmazon タイムセール価格は 21,499円とバランスよく、コスパに優れた製品です。
DOOGEE G6+のスペック
スペックは下表となりますが、以下の記事にて紹介のHelio G100を搭載する「DOOGEE Tab E3」のSoCとバッテリー容量を控えめにしたイメージです。
全般的に、冒頭に記載の事項以外に、18Wの急速充電・5Wのリバースチャージングに対応するバッテリー、アルミ製の背面など、スペック・機能のバランスのよい製品です。
DOOGEE Tab E3、Helio G100搭載、11インチ Android タブレット、スペックのまとめ
CPU | UNISOC T7280(T620) |
メモリ | 物理メモリ 8GB + 拡張メモリ 24GB |
ストレージ | 256GB UFS |
ディスプレイ | 11インチ、解像度 1920 x 1200、IPSパネル、輝度 350 nit、90Hz リフレッシュレート |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.0、GPS搭載 |
LTE | TDD: B34/38/39/40/41 FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/25/26/28A/28B/66 |
カメラ | リア 13百万画素、フロント 5百万画素 |
バッテリー容量 | 8000mAh、18W 急速充電、5W リバースチャージング |
サイズ | 256.9 x 168.4 x 8.25mm、528g |
OS | Android 16 |
その他 | Widevine L1に対応、顔認証に対応、2スピーカー、GPS 搭載、金属製の筐体 |
▲▼「G6+」はFHDの液晶を搭載しています。無印の「G6」もよいものの、液晶の解像度がHDであることが、私としてはマイナスポイント。私の10インチ・同解像度の使用感では、文字のドットが気になることがあります。
▼8000mAhのバッテリーは、スマホや上位のタブレットと比較すると控えめながらも 18Wの急速充電に対応しています。また、5Wのリバースチャージングにも対応しています。これにより、Bluetooth イヤホンなどを充電することができます。
▲2スピーカーは横持ちでの下側のサイドに配置されています。同じ配置のタブレットを以下の記事にて実機レビューしていますが、両サイドに搭載の製品と比較して、音質や音の広がりなどに違和感はありません。

スペックのその他の補足は以下です。
- SoCのUNISOC T7280は T620のリネーム版です。AnTuTu ベンチマークスコアは約30万となり、Helio G99やG100の約40万とのスコア差はありますが、普段使いでは遅さを感じることなく動作します。
- メモリは「物理メモリ 8GB + 拡張メモリ 24GB」の構成です。拡張メモリは、ストレージの空き領域から最大 24GBまで、仮想的にメモリとして割り当てる機能です。
- Netflixも含め、動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応しています。これにより、Netflixの場合には FHDにて再生することができます。
外観
ごく簡単に、外観について記載します。背面の色は、ブラック、グレイ、パープルの3色展開。私の好みとしては、さわやかな色合いのパープルです。
背面は、他の多くのタブレットと同様にアルミ製です。私はDOOGEE社のタブレットをはじめ、アルミ製の背面のタブレットを複数所有していますが、質感の高さを剛性の高さを兼ね備えています。
▼最近の他の多くのタブレットと同様に、フラットの形状のサイドです。背面は同色系のツートンですが、私が所有する同社の他製品のツートンにおいては、違和感は全くなく、配色的にはむしろワンポイントとなっています。
価格情報
2025年10月3日現在のAmazon タイムセール価格は 21,499円。一方、HD解像度の「G6」は 18,499円での販売です。価格差は 3,000円ですが、この差額においては FHD解像度の「G6+」がおすすめです。
また、23,900円にて、ケース、マウス、キーボード、スタイラスペン付きのセットモデルも販売されています(Amazon 販売ページはこちらAmazon 販売ページはこちら)。
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