2019年6月23日現在、Indiegogoサイトで出資を募っているChuwi MiniBook。同サイトでは2019年9月の出荷とあるのですが、海外のレビューサイト「Tectablets」では実機(おそらくは試作機の貸し出し)を入手したようであり、約10分のレビュー動画が公開されています。今回はこのレビュー動画を視聴したうえで、私の想いなどを書き記してみました。
Chuwi MiniBook、レビュー動画へのコメント
以下の記事にて記載しましたが、正式版では日本語キーボードの設定もあり、また、CPUはCore m3-8100Y版とGemini Lake N4100版が併売されるMiniBook。出荷は2019年9月となるものの、Indiegogo サイトではクラウドファンディングの型式で販売されています。
海外で超メジャーな、中国製デジギアのレビューサイトである「Tectablets」では、早くもChuwiから試作機と思えるGemini Lake版(loan unitとの表現があり、貸出機か?)を入手し、以下の10分もののレビュー動画を公開しています。
この動画に対する私の印象は以下です。実際にユーザー目線での動画を見ると、厳しいコメントになってしまいます。
- もっと高級感のある外観と思いきや、そうでもない印象。One Mixのシルバーモデルがより質感が高いようにも感じますが、ダークグレイ vs シルバーの塗装の相違によるものでしょう。
- やはり、全体のたたずまいやキーボードはOne Mixと同様であり、新鮮味がそれほどない。
- Chrisさんの評価の一部に、(俗語っぽく、上手く読み取れないのですが)キーボードはキーの配置やスペースの関係で慣れが必要とのコメントがあるようです。タイピングに難ありな7インチのOne Mixと同様のレイアウトであるため、そのとおりだと思います。
- 個人的には、主要キーと主要キー以外のサイズのバランスがわるいように感じます。
- また、ポインティングデバイスについては「よいのだが、マウスや画面タッチがよりよい」との表現があります。One Mix 2Sでは意外に快適なポインティングデバイスでしたが、慣れが必要かと思います。
- 私としては、ポインティングデバイスの高さが、他のキーよりも(One Mix以上に)一段低いように見えるのが気になります。
- 動画の1分37秒目前後に、マザーボードやバッテリーなどの内部の構造が映し出されていますが、パーツの取付などはしっかりしています。
▼こちらはOne Mix 2S実機のキーボード。キーの配置までクローンする必要もなかったのですが。
まとめ
One Mix 3とMiniBookでは、どちらかと言えばMiniBook 推しだったのですが、今回の動画をみて微妙な状況に。やはり、個人的に感じる課題はキーボード。iPad miniのキーボードでは、ポインティングデバイスがないながらもタイピングしやすいキーボードが複数あるように、8インチクラスなら異なるキー配置もできた思うのですが、MiniBookのタイピング感・入力の快適性が大きなポイントになるのではないでしょうか。日本語キーボードの設定もあるMiniBookですが、タイピング感・快適性が大きく向上するものではないような感覚です。
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