8インチのChuwi Minibook、またしてもGPD Pocket 初代クローンがリリース予定。Falconの小改良版か? | Win And I net

8インチのChuwi Minibook、またしてもGPD Pocket 初代クローンがリリース予定。Falconの小改良版か?

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

GPD PocketのクローンとしてOne Mixがリリースされたこと、さらにそのクローンとして8インチのFalconのリリースも驚きだったのですが、今度はChuwiからも「Chuwi Minibook」として、クローンがリリース予定のようです。

オリジナルはGPD Pocket 初代ですが、Chuwi Minibookは 8インチにGemini Lake N4000 あるいはN4100を搭載し、Falconを小改良したように見受けられます。

これほどにコピー・クローンを販売して大丈夫なのか、心配すると同時に恐ろしくなってきます。今回はこのChuwi Minibookについて、速報ベースでお伝えします。

 

関連記事

GPD Pocket 1週間使用後の総括レビュー。高品質なボディにサクサクなレスポンス、つい弄りたくなるUMPC

何だこれは。GPD PocketにそっくりなOne Netbook One Mix。360度回転機構などを付けて新登場

GPD Pocket / One Mix クローンの8インチ版「Falcon」が2月にリリース予定

Chuwi Minibookの海外情報元

まずは情報源となる海外サイトのリンク先と動画です。

 

Chuwi Minibook convertible laptop with an 8 inch display coming soon

オリジナルの情報源はイタリアのサイトのようですが、上記は英語サイト。英語サイトを確認するよりも、同記事内にある以下の動画をみたほうが手っ取り早い。

 

上記リンク先記事あるいは動画からピックアップしたスペックは後段となりますが、同記事内にある読者コメントでは、「使いにくいキーボードまでコピーするとは恐ろしい。コピーする価値はない」との厳しい意見もあります。

確かにそのとおり。7インチならGPD Pocket / One Mixの変則的なキー配置(以下は、One Mix 2Sの実機キーボード)もわかりますが(むしろよくできている)、8インチならキー配置までコピーする必要もなかったでしょう。

▲▼ One Mix 2Sの外観は以下の実機レビュー記事を参照

One Mix 2S 実機の外観レビュー。精巧・精緻な造りも、キーボードはサイズ的に難あり
2月5日に注文し出荷督促のうえに2月27日に受領したOne Mix 2Sですが、約5時間使用の後にまさかの起動しない事態に。返品修理となること濃厚ですが、そうなるとおそらくは最短2週間ほどは手元にない状況になるため、起動しないままに外観の実...

Chuwi Minibookのスペック

スペックの詳細は確認できないのですが、上記リンク先記事と動画から判明しているスペックは以下です(今後の変更、誤認もあるかと思います)。以下のスペック以外では、GPD Pocketと同様に 360度回転機構付きのディスプレイです。

OS Windows 10 Home
CPU Gemini Lake N4000 あるいは N4100
GPU インテル UHD グラフィックス 600
メモリ 4GB あるいは8GB
ストレージ 64GB あるいは 128GB eMMC、M.2 SSDの増設可能
ディスプレイ 8インチ、IPS、解像度 1920 x 1200、タッチパネル
WiFi 確認できず
ポート類 USB 3.0、USB 2.0、USB Type-C、Micro HDMI
サイズ 確認できず
重さ 確認できず

 

GPD Pocket / One Mix クローンの8インチ版「Falcon」が2月にリリース予定
GPD Pocketのクローン的な8インチのWindows 10端末「Falcon」が2019年2月にリリース予定です。GPD Pocketのクローンとしては、One Mixそして大幅にスペックアップされたOne Mix 2が販売された際に...

同じく8インチのGPD Pocketのクローンである「Falcon」との相違について、確認できる範囲では以下となります。なお、両機ともにボディはアルミ製となり、アルミ製であることはGPD Pocket / One Mixも含め同様です。

  • FalconのCPUがPentium Silver N5000である一方、MinibookはGemini Lake N4000 あるいは N4100。
  • Pentium Silver N5000 vs Gemini Lake N4100では、ベンチマークでは僅かに前者が優位ですが、体感レスポンスは変わらないでしょう。
  • FalconのデフォルトのストレージはSSDですが、MinibookはeMMCとなり、SSDの増設・ユーザーでの起動ドライブの変更可能。
  • Minibookは左右の両サイドにUSBポートあり。Falconは右サイドのみ。

 

▼細かいところでは、GPD Pocket / One Mix / Falconの通風孔がサイドにあるのに対し、Minibookは底面にあります。また、動画ではしっかり写っていますが、CPUファンは通風孔の左側にあります。

▲左側にあるのはM.2 SSDスロットのカバーでしょう。サイズからすると、2280ではなく2242サイズ。

まとめ

クローン合戦の様相となったGPD Pocketをオリジナルとする7~8インチのUMPC。アルミ製のコンパクトなボディに、360度回転機構付きのタッチパネルディスプレイ、キーボードのキー配置までクローンした製品が、Chuwiからもリリース予定とは驚きです。

クローンであることはさておき、先行するGPD Pocket (初代)/ One Mix / Falconと比較してChuwi Minibookのメリットは、中国新興メーカーのなかではユーザーの多いChuwiの製品であること、USBポートが左右の両サイドにあること、ユーザーでM.2 SSDを増設できることにあります。

 

▼2019年4月29日 追記。Chuwi Minibookのスペックを、GPD Pocket 2 Max、One Mix 3、Falconと比較してみました

GPD Pocket 2 Max,One Mix 3,Falcon,Minibook、8インチ級 Win 10 PCのスペック比較
GPD Pocket 2 MaxにOne Mix 3、そして FalconにChuwi Minibookと8インチクラスの本家 GPD Pocketとそのクローンがほぼ同時期にスペックが明らかに。4月29日時点ではスペックの詳細が読み取れな...

 

関連記事

GPD Pocket 1週間使用後の総括レビュー。高品質なボディにサクサクなレスポンス、つい弄りたくなるUMPC

何だこれは。GPD PocketにそっくりなOne Netbook One Mix。360度回転機構などを付けて新登場

GPD Pocket / One Mix クローンの8インチ版「Falcon」が2月にリリース予定

タイトルとURLをコピーしました