千葉から都内への通勤に片道1時間半は電車に乗っている私。運よく座席に座れた場合には、Surface GoやiPadをサイト記事の編集で利用することが多いのですが、先日 CHUWI MiniBookを通勤電車内で使用してみましたので、その使用感などを簡単にレポートします。
結果としては、やや懸念していたCPUファン音は全く気にならず、画面の視認性やタイピングも普段と変わることなく快適です。これなら何のためらいもなく、CHUWI MiniBookを通勤電車内で使用することができます。
CPUのファン音は全く気にならず
私がゲームや動画編集などの負荷を要することを行わないこともありますが、これまで使用したことのあるUMPCの初代 GPD PocketやOne Mix 2Sと比較すると、MiniBookのCPUのファン音はかなり静かです。CPUファンは常時回転し小さな音を発しているのですが、フル回転の大音量となるのはWindows 10の更新時など、ごく稀。
夕方の山手線と京成電鉄でMiniBookを使用しましたが、そのCPUファン音は周囲の音に完全に打ち消され全く気になりません。これなら静かな朝の通勤電車内でも大丈夫。ただし、CPUファンのフル回転することはなかったのですが、フル回転を始めた場合には多少の考慮(ディスプレイを閉じてスリープ状態にするなど)が必要でしょう。
タイピング音も問題なし
MiniBookのタイピング音は静かな部類ですが、メジャーな端末との比較では、Surface GoやMacBook Airと比較すると、ややカチャカチャ音は大きめ。通勤電車内での使用では、座席の両隣の方には多少聞こえる音量ですが、十分に許容範囲。大量の高速タイピングでない限りは問題ないでしょう。時々、13インチから15インチクラスのPCを電車内で使用し、タイピング音を響かせている方もいますが、それと比較すると静かなものです。
また、10インチのSurface Goの横幅では、腕を横に張り出してしまい、タイピング時に両隣の方に多少気遣う必要もあるのですが、8インチのMiniBookではその必要もありません。
ディスプレイの視認性、その他
老眼の私にとって、遠近両用メガネあるいは老眼鏡を使用した状態では、10インチのSurface GoやiPadの距離感よりも、8インチのMiniBookの距離感がよりよい感じで、ディスプレイの小さな字も綺麗に、そして鮮やかに見えます。電車内ではマウスが使用できないために、タッチパネルを多用しますが、タッチパネルへの距離感も絶妙です。
その他、多少困ってしまったのが、通勤カバンの上にMiniBookを置いて使用したのですが、小さな端末であり、また、背面もアルミ製でツルツルしているためか(Surface Goでは合皮のケースを利用)、タイピング中に頻繁にMinibookが動いてしまうこと。これには何等かの工夫が必要です。
まとめ
通勤電車内でMiniBookを利用し、いつものようにサイト記事の編集を行いましたが、やや懸念していたCPUファンの音量やタイピング音も気にならず、座席の両隣の方への気遣いも不要でしょう。静かな朝の通勤時間帯や会社の打ち合わせ時などで、CPUファンがフル回転した場合には、その音量が少なからず響くことになりますが、負荷の要することを行わない限り、あるいはWindows 10が更新を始めない限りは、CPUファンがフル回転することもないため、全般的にCPUファン音やタイピング音を機にする必要はないと言えそうです。
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