CHUWIより「HeroBook Air」がリリースされました。CPUに Celeron (Gemini Lake) N4020、メモリ 4GB、SSD 128GBを搭載する 11.6インチノートですが、910gの軽さとファンレスであることも特徴とします。コスパに優れたCHUWIの製品のなかでも、HeroBook シリーズは特に価格重視の端末となり、2021年10月13日時点のAmazonでのクーポン適用後の価格は 25,300円。
なお、エントリー構成のPCですが、Windows 11のシステム要件を満たしており、デフォルトのWindows 10から11への更新可能です。
CHUWI HeroBook Airのスペック
価格重視のHeroBook シリーズですので、CPUにGemini LakeのなかでもエントリーのN4020、メモリ 4GBとしたこと以外に、ディスプレイの解像度はFHDではなく1366 x 768、WiFiも2.4Gとなっています。
CPU | Celeron N4020 |
GPU | Intel UHD Graphics 600 |
メモリ | LPDDR4 4GB |
ストレージ | 128GB SSD |
ディスプレイ | 11.6インチ、IPS、解像度1366 × 768 |
WiFi | 2.4G |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB 3.0、USB 2.0、Mini HDMI |
サイズ | 277 × 189.55 × 17.2mm、910g |
OS | Windows 10 Home |
その他 | ファンレス |
▼こちらは、HeroBook Airと同じく、CPUにCeleron N4020を搭載する「ASUS E210MA」の実機レビュー。
- CPUのCeleron N4020は、Web ブラウジングやYouTube 視聴、Wordなどのライトユース向け。上のレビュー記事に記載していますが、ライトユースにおいても もどかしさを感じることがあります。
- ASUS E210MAのディスプレイは 視野角の狭いTNパネルですが、HeroBook Airは広い視野角のIPSパネル。
- ディスプレイはFHDではなく1366 × 768。私の11.6インチ・同解像度のPC(古い製品ですが、MacBook Air 11 、ThinkPad E130)の使用感では、文字の表示などで多少粗いと感じる程度。この価格帯では気にするほどではありません。
- Celeron N4020でファンレスであることは珍しくありませんが、無音のファンレスであることは 大きなポイント。
CHUWI HeroBook Airの外観
ボディ色はCHUWIの製品に共通のシックなグレイ。11.6インチのサイズに960gの軽量となれば携帯したくもなりますが、外出先でも違和感のない色合いとデザインです。
なお、アルミ製・マグネシウム製のボディを採用することの多い CHUWIの製品ですが、HeroBook シリーズは一般的には樹脂製であり、本製品もサイドやエッジの造形から樹脂製でしょう。
▲▼掲載の写真と上のイメージ画像では、ベゼルの色とロゴの有無が異なります。下の写真はベゼルにあるゴムが剥き出しでもあり、写真の画像はプロトタイプとも思えます。
▲▼ディスプレイとキーボードのベゼルは一般的な太さ。電源ボタンはキーボード内の右上に組み込まれていますが、キー配置も一般的な英語キーボードです。
▲▼ポート類は USB 3.0 x 2、HDMI、カードリーダー。厚みは 17.2mmと「Air」を名乗るほどに薄くはないのですが、約910gの軽さからのネーミングでしょう。
▼天板のロゴはCHUWIらしい控えめなもの。
まとめ
CHUWIのエントリーPCシリーズのHeroBookとしてリリースされた「HeroBook Air」。ライトユース向けの、11.6インチ 約910gの軽量ノート 。Amazonでは約25千円と安価であり、気軽に携帯できるサブ運用のノートPCとしてのニーズは高いように思います。また、Windows 11への更新も可能です。
▼2021年10月13日時点の価格は、28,800円のセール価格に 3,500円オフのクーポンを適用し 25,300円
▼こちらは同ボディを採用し、さらにスペックを抑えた「Jumper S5 Go」
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