2025年4月20日現在、サイズなどの詳細スペックと価格は明らかではありませんが、CHUWI 公式サイトとインスタにて、CPUにCore i9-13900HKを搭載する14インチノート「CoreBook X」が公開されています。
14コア 20スレッドのCPUに、32GB DDR4 メモリ、1TB SSD、sRGB 100&の広い色域の液晶と、CHUWIのみならず、他ブランドの製品と比較してもハイエンドな構成です。
引用元
CHUWI CoreBook X、Core i9-13900HK モデルのスペック
過去記事を振り返ってみると、「CoreBook X」のモデル名は、CPUにインテル 第8世代 Coreを搭載する 2021年あたりから存在します。海外通販でも現在でも販売中のモデルは、CPUに Core i5-12450Hを搭載する製品(AliExpressでの販売情報はこちら)ですが、CPUなどをスペックアップしての販売です。
▼2025年4月20日現在、公式サイトに仕様は掲載されていませんが、下表は製品概要から抜粋しています。
CPU | Core i9-13900HK、14コア 20スレッド、最大 5.4GHz |
GPU | Intel Iris Xe グラフィックス |
メモリ | DDR4 32GB、スロット形式、最大 96GB |
ストレージ | 1TB M.2 PCIe SSD |
ディスプレイ | 14インチ、IPS、解像度 2160 x 1440、アスペクト比 3:2、100% sRGB |
WiFi | WiFi 6 |
Bluetooth | 対応 |
ポート類 | USB Type-C(降る機能)、USB-A 3.0 x 2、HDMI、TF カードスロット、電源 DC ポート |
バッテリー容量 | 46.2Wh、急速充電に対応(Type-C 使用時) |
サイズ | 最薄部 10.9mm、約1.4kg |
OS | Windows 11 Home |
▲▼以下のGMKtec K10 ミニPCで公開の画像ですが、Core i9-13900HKのCINEBENCH R23 マルチコアのスコアは 20,864。2つめの記事にて、これまで実機レビューしたPCのスコアを一覧化していますが、Apple M4や Core i9-13900Hよりも高いスコアです。
GMKtec K10、Core i9-13900HKを搭載するミニPC、スペックのまとめ。ThinkCentre Mシリーズ Tinyとほぼ同サイズ、M.2 SSDを3基 搭載可能
CINEBENCH R23、ミニPCやノートPC 35製品で計測のスコア一覧。キビキビ動作のスコアの指標
▼電源ポートは⑤のDC ポートですが、⑧のフル機能 USB-C ポートでの給電・充電も可能です。なお、映像出力は、HDMIとUSB-Cの2系統です。
▼メモリは換装可能な2スロット、M.2 PCIe SSDは底面から簡単に換装することができます。
▼メモリは底板を開いて換装することができます。標準装備のメモリは DDR4 16GB x 2の32GB。そこまでの需要はありませんが、最大 48GB x 2の96GBの搭載も可能です。
ポイントとなるのが、Core i9-13900HKの冷却対応でしょうか。所有する Core i9-13900Hを搭載するミニPC(レビュー記事はこちら)では、冷却対応が追い付かずに サーマルスロットリングが頻繁に発動しているために 気になるところです。
まとめ
Core i9-13900HKを搭載する 14インチのハイエンドノート「CHUWI CoreBook X」の概要を、速報ベースで記載しました。CHUWIのみならず、新興中国ブランドのPCの場合、交換用バッテリーの販売を探すのが困難なことに不安を感じますが、それでも ハイエンドなスペックに、アスペクト比 3 : 2の液晶は魅力的。
なお、CHUWI USAサイトを参照すると(Web サイトはこちら)、Core i9-13900HK / Thunderbolt 4を搭載するミニPC「AuBox」も発売予定のようです。
引用元
▼以下は参考情報ですが、同CPUを搭載する「GMKtec」と「Beelink」のミニPCです。製品の詳細は、関連記事のリンク先に掲載しています。
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