しばらく「ChatGPT」を傍観していた私ですが、テレビのニュースなどに触発され、遅ればせながら導入してみましたので、導入方法とPC関連のチャットの使用事例について記載します。
評判通りに導入・使い方は簡単で、PC関連の課題に対する回答も概ね適切です。ただし、なかには情報が異なっている、あるいは曖昧なものもあり、自分自身で情報の確からしさを吟味することも必要かと思います。
ChatGPTの導入方法を画像で概説
もちろん、Googleにて「ChatGPT」で検索すると、公式サイトがトップ表示となりますが、手っ取り早く導入するには以下の公式サイト経由、さらにサインインを即行いたい場合には、二つ目のリンク先にアクセスください。
英語サイトとなりますが、サインイン時にはメールアドレスと電話番号の二段階認証となり、多くのWebサイトなどへの登録と同じステップです。なお、記載の事項は、2023年5月3日時点のWeb サイト情報に基づいています。
▼一つ目のリンク先に画面表示の「TryChat GPT」を押下すると、あるいは二つ目のリンク先を押下すると以下の画面となりますので、「Sing up」を押下します。
▼アカウント登録のため、赤枠にメールアドレスを入力し、「Continue」を押下します。私はGmailを登録しましたが、フリーメールでOKです。あるいは、その下にある Google アカウント、あるいは Microsoft アカウントでも登録できます。
▼以下の画面となりますので、「Password」の欄に 8文字以上のパスワードを入力し、「Continue」を押下します。
▼登録したメールアドレス宛に認証のためのリンクが送信されます。私の場合は Gmailで登録したため「Open Gmail」となっていますが、該当の箇所を押下します。
▼こちらはGmailの画面です。「OpenAI-Verfiy your email(あなたのメールアドレスを確認)」のタイトルのメールにある、「Verify email address」を押下します。
▼Web サイトに遷移しますが、①に名、②に姓、③に誕生日「月日年」を入力し、「Continue」を押下します。
▼続いて電話番号での認証となります。SMSでの認証となるため携帯番号が適切です。日本を示す「+81」がプレ表示されていますので、0より後の電話番号を入力し「Send code」を押下します。
▼以下のように、SMSに「OpenAI 認証コード」が届きますので、Web サイトにコードを入力して登録完了です。
▼「ChatGPT」の使用にあたっての注意事項(時々、誤った情報を掲載することもあります。センシティブ情報を拡散しないようにしましょう。など)の画面となりますが、2つ目の「Done」の押下により使用可能となります。
▼こちらが全体像。赤枠に質問などを入力します。サイト自体は英語ですが、日本語の入力でOKです。
▼こちらはChatの事例
PC関連のChat 事例
PC、スマホ、タブレット関連のChat 事例を記載します。時おり、妙な回答・曖昧な回答もありますが、概ね適正な受け答えです。前評判どおりですが、回答の精度以外で驚いたのは以下の事項です。
- 日本語の文章が適切。ぎこちない日本語での回答であろうとの先入観があったのですが、読みやすい日本語です。単語の使い方など、私が記事で記載の日本語よりも適切かつ読みやすいようにも感じます。私はよく、海外サイトから情報を集めて、DeepLなどにより日本語訳し さらに意訳することが多いのですが、これよりも数段階 滑らかな日本語です。
- 自分でWeb 検索し情報を集めるよりも、大幅に時短できます。私はPCやタブレットなどの課題への対応を記事とすることも多いのですが、ChatGPTの概ね適切な回答を参照すると、今後精度が上がるにつて、ノウハウを中心としたブログの存在意義も問われるようにも思います。
- 回答をダラダラと記載するのではなく、しっかりと項番・段落分けされており、しかも適切。記事を編集する場合の参考にもなります。
▼こちらは現在 私が抱えている、特定のPCでサーマルスロットリングが発動しやすい課題です。具体事項はボカシていますが、前段の導入と具体事項など、文の展開も上手く、記載している事項も妥当です。
▼上記と関連し、特定のPCでファンの回転数の制御がおかしいために、ファンコントロールソフトを確認してみました。私が実際に導入しているファンコントロールソフトやCPU 管理ソフト、試してみたいソフトが掲載されています。
▼Core i7-12650Hを搭載のおすすめのPCを照会してみました。主要ブランドのPCが掲載されています。
▼こちらは間違えている事例です。インテル 第12世代のCPUの確認でしたが、回答の2016年に発売の何かと間違えています。2016年に発売のCPUでChatしても、間違いの元になっているCPUを確認できず。
▼こちらはごく一般的な、Windows 11にて キーボードのレイアウトを(英語から日本語などに)変更する方法。英語版 Windows 11での変更手順を直訳したような回答となり、この手順では変更できません。
まとめ
前評判どおりに簡単に導入できる「ChatGPT」。日本語でのChatでも、受け答えは自然な日本語で文の展開も、一般的な機械翻訳よりも数段階 優れているように思います。
今回試してみたPC関連のChatでは。概ね的を得た内容ですが、なかには情報が異なっている、あるいは曖昧な情報もあります。このため、Chatの内容によっては、大枠の回答を導いた後に、自分でさらに掘り下げて確認する必要性があるようにも感じます。
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