MINISFORUM AtomMan G7 Ti、Core i9-14900HX / GeForce RTX 4070を搭載のミニPCが販売開始。ベンチスコアは強烈

2024.08.112024.09.07

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

MINISFORUMより、Core i9-14900HX / NVIDIA GeForce RTX 4070を搭載する「AtomMan G7 Ti」のリリースです。もちろん、CPU・GPUともに、ミニPCとしてはハイエンドな構成となり、公開されているベンチマークスコアも強烈です。

なお、同筐体で CPUをCore i7 14650HXとした「G7 Ti SE」も同時にリリースされています。

AtomMan G7 Tiのスペック

全般的なところでは、先行販売でCPUにAMD Ryzen 9 7945HX、GPUにRX7600M XTを搭載する「AtomMan G7 Pt」のインテル版の位置付けです。

▼Core i9-14900HXを搭載する「AtomMan G7 Ti」のスペックです。CPUをCore i7 14650HXとしたモデルが「G7 Ti SE」です。

▼サイズは 396.5 × 236 × 32.5mmと、細く縦に長い筐体です。USB4は一つのみですが、二つ搭載のミニPCも多く、私としてはもう一つ装備して欲しかったところです。

▼これほどのハイスペックとなると冷却対応が気になるところですが、サイドの広い面積の通風孔、背面の上下2つの通風孔、2つの静音ファン、放熱用の銅管5本での対応です。MINISFORUMのミニPCは、冷却対応にしっかり対応し、かつ静音の製品が多く、本製品も課題はないものと思われます。

公式サイトにて、「CINEBENCH R23」と「3DMark」のベンチマークスコアが公開されています。以下の記事にて、これまで実機レビューしたミニPCとノートPCの「CINEBENCH R23」のスコアを一覧化していますが、これらと比較した場合、本製品はもちろんトップのスコアです。

▲▼CINEBENCH R23のスコアは「シングルコア 2205、マルチコア 31700」。下の画像は上のリンク先記事に掲載の、所有するミニPCのスコアトップ4ですが、本製品は比較にならないほどに高いスコアです。特に、シングルコア 2000超は強烈です。

▲▼私がレビューでよく掲載する「3DMark TimeSpy」のスコアは 13300。以下のサイトに記載のスコアは11009ですが、インテル第12世代のCPUのPCでの計測であり、「AtomMan G7 Ti」のスコアは妥当なところでしょう。

2024年8月24日現在、MINISFORUM 公式ストアでは、以下の価格にて予約販売。出荷予定は 9月10日です。

▼こちらは価格の比較対象用のRTX 4070を搭載するノートPCです。インテル第14世代 vs 第13世代、ミニPC vs ノートPCの相違がありますが、「AtomMan G7 Ti」「MSI Katana15」ともに妥当な価格との認識です。