AOOSTAR GT37、Ryzen AI9 HX370を搭載のミニPCが発売に。デザインのよい金属製 小型の筐体に OculinkとUSB4を装備 | Win And I net

AOOSTAR GT37、Ryzen AI9 HX370を搭載のミニPCが発売に。デザインのよい金属製 小型の筐体に OculinkとUSB4を装備

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ミニPCブランドの「AOOSTAR」から、CPUにAMD Ryzen AI9 HX370を搭載する「GT37」が販売されています。同CPUを搭載するミニPCは、先行して「MINISFORUM」「GMKtec」「ACEMAGIC」からリリース あるいは販売されています。これらとの比較では、本製品は LPDDR5X 8000MHzの高速メモリを搭載し、金属製筐体のデザインが優れているように感じます。

また、金属製の筐体の両サイドに大きな通風孔を装備し、2つのファンと大きなヒートシンクとあわせて、冷却対応もしっかりと考慮されています。

引用元・販売元

AOOSTAR GT37、Amazon

AOOSTAR GT37、公式サイト

 

AOOSTAR GT37のスペック

製品画像を一見して大きな筐体と思えましたが、サイズは 112 x 106 x 60mmと、縦横は一般的なミニPCよりも一回り小さなもの。

 

CPU Ryzen AI 9 HX 370、Zen5 アーキテクチャ、12コア 24スレッド
GPU AMD Radeon 890M グラフィックス
AI NPU XDNA 2アーキテクチャ、50 TOPS、最大80 TOPS
メモリ LPDDR5X 32GB 8000MHz オンボード
ストレージ M.2 2280 PCIe 4.0 SSD 1TB、PCIe 4.0 M.2 SSDの空きポートあり
WiFi WiFI7 対応
Bluetooth 5.2
ポート類 USB4、USB-A 3.2 Gen 2 x 4、HDMI、DisplayPort、2.5G 有線LAN x 2、OCulink(ホットスワップ 未対応)
サイズ 112 x 106 x 60mm、500g
OS Windows 11 Pro
その他 デュアルファンを装備、金属製の筐体

 

▼以下の記事にて、同じく AMD Ryzen AI9 HX370を搭載する「GMKtec EVO-X1」を紹介していますが、ポート類・サイズ感ともに、本製品は同じような構成です。ただし、筐体のデザインは大きく異なり、また、メモリは「GMKtec EVO X1」がLPDDR5X 7500MHzであるのに対して、本製品は8000MHzです。

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▼筐体のデザインでは、こちらの「MINISFORUM AI X1 Pro」がおすすめ。従来モデルのMac miniに似たデザインで、縦横サイズもほぼ同じです。

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▼USB4とOculink ポートは、前面に配置されています。グラボのほか、別途 ドッキングステーションと電源が必要ですが、USB4とOculink ポート経由で外付けグラボを接続することができます。なお、OculinkはUSB4よりも転送は高速ですが ホットスワップに対応せず、Oculinkのケーブルを接続した状態で、PC本体の電源をオンにする必要があります。

 

▲▼AOOSTAR 公式サイトを参照すると、Radeon RX 7600XTを搭載し、PCとの接続は OculinkとUSB4の双方に対応するドッキングステーションが販売されていましたね。アルミ製の筐体に 今回紹介のミニPC「GT37」にマッチするデザインです。販売価格は619ドルとあり、以下のGMKtecの製品よりも やや割高(日本国内での販売時の値下がりを期待)。

GMKtec AD-GP1、Radeon 7600M XTを搭載の外付けGPU ドッキングステーション、USB4/Oculink その他フル仕様で 7万円台で販売

 

▼Oculinkのボード単体では、以下のMINISFORUMの製品がおすすめです。

 

▼冷却対応として、底板に大きな通風孔、大きなCPUヒートシンクにCPUファン、PCIe SSDとマザボの冷却用に大きなファンを備えています。

 

まとめ

私は「AOOSTAR」のミニPC GEMシリーズなど、同社のミニPCに好感を持っています。製品の作りがしっかりしているうえに、他ブランドの製品よりも割安な傾向であることが特徴です。

「AOOSTAR GT37」は、金属製筐体のデザインもよく、USB4 / Oculink / PCIe 4.0 SSDの空きスロット / 3系統の映像出力など、バランスのよい構成です。また、「GT37」のデザインとマッチした 外付けグラボ ドッキングステーションの国内販売も期待します。

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