後継製品が販売されているなかの今更となりますが、Helio G99を搭載するAndroid タブレット「ALLDOCUBE iPlay 60 Pro」のスペックを記載します。
Helio G99を搭載するタブレットは、ALLDOCUBE社の従来製品も含めて多数販売されていますが、LTE対応に4スピーカー、Widevine L1に対応と、同CPU(SoC)のタブレットしては 王道のスペックと機能の製品です。
ALLDOCUBE iPlay 60 Proのスペック
スペックは下表となります。2025年3月30日現在のAmazon スマイル Sale 価格は、クーポン利用により 17,999円。他のHelio G99のタブレットと比較した場合、物理メモリの搭載量とカメラの画素数を控えめにして 価格を抑えているように思います。Android タブレットのカメラはメモ書き代替としての機能であり、また、物理メモリはそれほど使用するものではないために、メモリとカメラでコストカットすることは妥当との認識です。
CPU | MediaTek Helio G99、6nm プロセス、最大 2.2GHz |
GPU | Mali G57 MC2 |
メモリ | 6GB LPDDR4 + 拡張メモリ 最大 10GB |
ストレージ | 128GB UFS 2.2 |
ディスプレイ | 11インチ、解像度 1920 x 1200、IPSパネル、明るさ 450nits、90Hz リフレッシュレート |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.2、GPS搭載 |
LTE | FDD:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B
TDD: B38/40/41 |
カメラ | リア 5百万画素、フロント 5百万画素 |
バッテリー容量 | 7000mAh、18W 急速充電 |
サイズ | 256.8 x 168.3 x 7.95mm、520g |
OS | Android 14 |
その他 | 4スピーカー、Widevine L1 サポート |
スペックなどの補足は以下です。
- バッテリーは18Wの急速充電に対応していますが、急速充電用のACアダプターは付属していません。このため、急速充電を行う場合には、ユーザーにて対応のACアダプターを用意する必要があります。
- 当サイトでは、Helio G99を搭載するタブレットを複数 実機レビューしていますが、Amazon 販売ページに記載のとおり、AnTuTu ベンチマークスコアは約40万。例えば スコア 80万超の端末と比較すると、さすがにキビキビ感に欠けますが、普段使いではサクサクと動作します。
- このクラスのタブレットとしては珍しく、ディスプレイは90Hzのリフレッシュレートに対応しています。私は鈍感なこともあり、他のタブレットでの 60Hz vs 90Hzではそれほど違いを感じることができずにいます。ただし、一般的には ゲームやWebの縦スクロールなどにて、より滑らかな動きとなります。
- 他のタブレットと同様に、製品タイトルには「物理メモリ + 拡張メモリ」の合計 16GBと表示されていますが、「物理メモリ 6GB + ストレージの空き容量から 最大 10GBの拡張メモリとしての割当」です。
▼このクラスの端末(Helio G99を搭載、あるいは2万円前後の端末)としては一般的となりましたが、動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応しています。
▼背面は中国ブランドのタブレットではお決まりのアルミ製、海外ではブルーとグレイの2色展開です。カメラ周りの形状が特徴的です。
価格情報
カメラの画素数を抑えた「ALLDOCUBE iPlay 60 Pro」ですが、Helio G99を搭載する11インチタブレットは、以前より随分 低価格となりました。当端末の2025年3月30日現在のAmazon スマイル Sale 価格は、クーポン利用により 17,999円です。
1万円台前半では UNISOC T606を搭載し、HD画質のタブレットが多く販売されていますが、HD画質では文字のドットが目につきやすいこともあり、数千円の価格差では当製品をおすすめします。
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