Atom Z8350、メモリ 4GBとスペックは控えめながらも、Webサイト閲覧・テキスト入力などの2台目のサブ的な使い方なら十分なAIWO 737A2。端末を受領してから3週間、今では家族のWeb閲覧用として活躍していますが、家族の使用感と新たに感じたメリットについて記載します。
関連記事
AIWO 737A2 実機外観レビュー、一部プラ製なるもEZBook 3 Proとほぼ同じボディで質感高し
AIWO 737A2 実機 使用感のレビュー。190ドルながらもライトユースなら十分なレスポンスでキーボードも快適
家族の使用感
AIWO 737A2のスペックは以下となりますが、AIWO 737A1、YEPO 737Aと同じく、13.3インチとしては軽め(後述)も特徴の一つ。
今回は私の意見ではなく、パソコンに詳しくない家族のコメント・使用感などを記載します。会社・自宅のPCと、複数のスペックのPCを使い倒している私の見解よりも、家族のほうが的を得ていることが多いかもしれません。
- Webサイトの閲覧など、これまでのPC(Lenovo IdeaPad Z575、※)より見やすい。
- 動作は遅くはなく、画面の明るさ・鮮明さも十分。
- キーボードは可もなく不可もなく、普通に入力できる。ただし、英語キーボードであるため、英数・かなの切替は、私がインストールしたAlt-IME(英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境)を使用しています。
全般的に、私が「使い勝手はどう?」と聞いたうえでのコメントなのですが、普段は困った場合には質問してくるため(AIWO 737A2については、これまでのところ不具合などのコメント・質問なし)、何の不満・不具合もなく普通に使えているということでしょう。
この普通に使えることが重要で、CPUに同じく Atom Z8350を搭載するChuwi Hi10 Proでは、「キーボードが使いにくい(硬く二度打ちすることもある)」、「タッチパッドがおかしい(タイピング中に触れてしまい誤作動する)」などのコメントも多かったです。
※ Lenovo IdeaPad Z575。2012年に購入した15.6インチ端末。4コア、メモリ 8GBとなり、ドラクエベンチマークのスコアは6年落ちにしては高めなのですが、1366 × 768の低解像度であり、画像はかなり粗め。
実測 1.15kgの軽さも大きなメリット
上の底板を外した画像のとおり、バッテリー・コード類はテープで止めているのみの簡易的な造りであるものの、小さなマザーボードとバッテリーサイズもあり、中身はスカスカ状態(AIWO 737A2、底板を外し内部の構成を確認。小さなマザーボードと大きな空間に唖然)。
このスカスカのおかげで、重さは実測 1.15kg。自宅には、13.3インチのPCとして、他にJumper EZBook 3 Pro (1.393kg)・Chuwi LapBook SE (1.438kg)があるのですが、このなかでは断トツの軽さ。持った瞬間に軽量であることがわかります。
また、自宅にある他の10インチクラスの端末との、実測の重さ比較では以下となっています。
- AIWO 737A2、13.3インチ、1155g
- Chuwi Hi10 Pro、10.1インチ 2 in 1、1119g。実測の重量以上にずっしり感があります。
- Apple iPad 2017 + キーボードケース、901g。毎日、通勤時に持ち歩いているのですが、やや重みを感じます。
- Apple MacBook Air + ハードケース、1262g (ケースなしでは 1100g)
- ASUS C101PA、903g。iPad + キーボードケースとほぼ同重量ですが、これは十分に軽く、
なんと、AIWO 737A2の重さは、MacBook Air 11と同程度。ACアダプターがかさばるものの、これなら通勤時に持ち歩いても耐えきれるほどの重量です。2万円ほどの安価なPCであり、MacBook Airと異なり「傷つけないように」との気遣いも不要(?)ですので、気軽に持ち運ぶこともできます。
私としては、天板のAIWOのロゴを外し見栄えよくしたり、また、スカスカの中身を活かし、よりタイピングの打鍵感が高まるよう補強などしたくもなるのですが。
▼関連記事
コメント