2022年は前年に引き続き、ミニPCや中古のMacにノートPC、タブレットにPC周辺機器など、多くの製品を購入・レビューしましたが、このうち PCとPC周辺機器において、レスポンス、使い勝手が特によい製品を10個に絞って掲載します。
順不動で記載していますが、特に購入してよかった製品は、Beelink SER5 ミニPC、中古の富士通 LIFEBOOK U937/RとMacBook 12、Cable Matters PC 切替器です。
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レビュー製品一覧(2023年1月2日時点では、過年度も含めた累計 459記事)
Beelink SER5、ミニPC
自宅のWindows PCのうち、メインで使用している製品がこちらの「Beelink SER5」。CPUに6コア12スレッドの AMD Ryzen 5 5560U、メモリ 16GB、PCIe SSDを搭載し、キビキビと動作します。
さらに、特筆すべき事項が ほとんど無音の静音仕様であること。起動時には 数秒間 CPUのファン音が多少大きいものの、起動後にはベンチマークで負荷をかけた際にも、かなり静かで作業に集中して取り組むことができます。
▼Beelinkは上位機の場合、搭載しているメモリとSSDのブランドを公開しているケースが多く(SER5では、メモリはCrucial、ストレージはKingstonの大手ブランドのパーツを搭載)、安心感もあります。
▼レビュー記事はこちら。
Beelink U59 Pro
Beelinkの製品が続きますが、こちらはエントリークラスの「U59 Pro」。CPUには、Jasper Lake (Celeron) N5105を搭載していますが、前世代のGemini Lakeよりも大幅にパフォーマンスアップ。ベンチマークスコアや体感レスポンスは、インテル 第5世代のCore i5-5200U相当となり、在宅勤務などのライトユースでは遅さを感じることなく動作します。
また、上記の「SER5」と同様に、静音仕様であることも大きなメリット。なお、より安価なミニPCとしては、Jasper Lake N5095搭載の「Mini S」もありますが、「U59 Pro」のメモリスロットが2つであるのに対して、「Mini S」は1つのみです。
▼もちろん、2.5インチ HDD / SSDを増設することができます。
▼レビュー記事はこちら。
▼Amazonなどでは「MINISFORUM」のミニPCも人気ですが、「Beelink」の製品との傾向の違いなどは以下の記事に掲載しています。
Mac mini Late 2012 Core i7モデル(中古)
M1 MacBook AirやミニPCなど、ハイエンド寄りのPCは複数所有していますが、2022年に記事編集のメイン機として利用したのが、中古で購入の「Mac mini Late 2012 Core i7モデル」。
老眼の私には、Windowsの細い文字よりも Macのレタリングが見やすく、また、iPhoneで撮影した写真の連携もあり Macの使用が多くなっています。
約10年前のモデルですが、記事編集やYouTube視聴、Web サイトのブラウジング程度では遅さを感じず、サクサクと動作しています。
▼上位のCore i7、メモリ 16GBを搭載していたことも、中古購入のポイント。Fusion ドライブは後ほど解除し、SSDを起動ドライブ化し使用しています。
▼こちらは国内通販での中古の販売事例ですが、割高感があるためにフリマでの購入がおすすめです。
MacBook 12 2016モデル(中古)
中古のMacは、2022年に上記のMac mini Late 2012 Core i7モデル、MacBook 12 2016モデル、iMac 21.5 4K Late 2015、MacBook Pro 17インチ Mid 2010と、4台購入しました。そのうち、最もMacらしいのが MacBook 12 2016モデル。
13.3インチのM1 MacBook Airは重いため、携帯用のサブ機として購入したのですが、賛否両論ある バタフライキーボードのタイピング感は、私には心地よいもの。
CPUはCore m3-6Y30となり、モタツキも感じますが、Boot CampによるWindows 10での発熱も少なく、Windowsを常用できるメリットもあります。
▼ストロークが浅く、ペタペタ感のあるキーボードも 私にとっては快適。
▼レビュー記事はこちら。
▼国内通販サイトでの相場観の確認はこちら(「MacBook 12インチ」で絞り込んでいます)。やはり、通販サイトの中古は割高感があり、フリマがお得です。
Let’s note CF-SZ5、LIFEBOOK U937/Rなど、1万円前後の中古PC
軽量の1万円前後の中古 ノートPCを複数台購入しましたが、特にレスポンスと使い勝手のよいPCは「Let’s note CF-SZ5」と「富士通 LIFEBOOK U937/R」。
「Let’s note CF-SZ5」は、12.1インチ FHD アスペクト比 16 : 10の縦長ディスプレイ、849gの軽量であることが特徴となり、タイピングも軽快です。16 : 10のアスペクト比は、記事の編集やExcelでの情報量が多く重宝します。
上の写真の「富士通 LIFEBOOK U937/R」は、CPUにCore i5-7300Uを搭載していますが、メモリを12GBに増設し、SSDはSATA SSDから高速なPCIe SSDに増設しています。
これらにより、また、13.3インチにして約799gの軽量であることをあわせて、私の想像以上に快適です。惜しむらく、USB Type-Cを搭載していないこと。
▼レビュー記事はこちら。
▼国内通販サイトでの販売事例はこちら。
Cable Matters PC 切替器
これまで2台のPCで切替可能なPC切替器を使用していましたが、日常的に使用するPCが増えたことに伴い、4台切替の「Cable Matters」の製品にスイッチしました。
上の記事にも掲載していますが、製品の大きな特長は以下となります。
- USB 3.0を4ポート装備、4台のPCで切替可能
- 切替はリモコン、本体のボタンの双方で可能
- 本体の4個のボタンは大きく視認性がよい
- オンオフスイッチ、補助的な電源端子・ACアダプターも付属
- PCとの接続は、中央に窪みのある USB 3.0 Micro-B。USB-A to USB 3.0 Micro-B ケーブルが4本付属
- さらに、USB-C to USB-A 変換アダプター、無線アクセサリー用のUSB-A 延長コードも付属
現在は、Mac mini / ミニPC / iMac / ノートPCにて使用していますが、マウスとキーボード以外に DACと真空管プリメインアンプも共有しており、すこぶる快適です。
▼購入した製品はこちら。
真空管プリメインアンプ
これまではモニターに付属のスピーカー、あるいはノートPCなどに内蔵のスピーカーを使用していましたが、iMac以外は音質・音量ともに好みではないため、格安な「真空管プリメインアンプ」を購入しました。
また、後程、USB接続のDACを購入・接続し、上記のUSB 切替器との接続により、複数のPCで共有しています。
私は音質に疎いのですが、また、真空管の効果の感じ方は人それぞれかと思いますが、私としては効果抜群。YouTubeやAmazon musicでの音楽もメリハリがあり、音量的にも六畳の小さな部屋では ボリュームをかなり下げないと大きすぎるほど。
▼有線での接続のほか、Bluetoothでの接続にも対応し、PCやスマホ、Fire TV StickとBluetooth 接続することができます。マイナスポイントとしては、有線 / Bluetoothの切替スイッチが背面にあること。
▼購入した真空管プリメインアンプとDACはこちら。
Satechi X1 キーボード
こちらはMac用のキーボード「Satechi X1」です。Windowsには向きませんが、Mac 3台のマルチペアリングに対応し、配色はスチールグレイのMacに近く、タイピング感も旧型のMacBookと近いために重宝しています。
現在は、Mac mini / iMac / M1 MacBook Airにて使用していますが、Mac miniでは時おり チャタリングが激しくなることがマイナスポイント。
また、在庫切れ、あるいは終売となったためか、2023年1月2日時点では国内通販では新品は販売しておらず(販売していても、かなりの高値)、私は中古を購入しました。
M.2 SSD ケース
特定の製品ではなく、USB接続のM.2 SSD ケース / 2.5インチ SATA SSD ケースをまとめての掲載です。
以下の記事のとおり、インテル Macにて 外付けSSDから WindowsやmacOSの起動で使用し、重宝しています。内蔵のSSDと比較すると、起動こそ やや時間を要しますが、起動後は内蔵と変わることなく サクサクと動作します。
▼レビュー記事はこちら。
▼購入した製品の一つの事例はこちら。
マウスジグラー
自宅の在宅勤務では仮想環境を利用していますが、セキュリティの関係で トイレで数分間 離席しているとロックがかかってしまいます。そこで便利な周辺機器が「マウスジグラー」。
マウスポインターを微妙に(自動で)動かし、ロックを回避する機器です。PC上はマウスとして認識されるため、妙な周辺機器として履歴が残ることもありません。
購入した製品は、付加機能なしのシンプルで最安値クラスのものですが、立派に動作しています。
innocn 40インチ ウルトラワイドモニター
こちらはレビュー用にサンプル提供いただいた製品ですが、私の在宅勤務や記事編集作業に欠かせない「innocn 40インチ ウルトラワイドモニター」です。
解像度は WQHD 3440 x 1440と、もうワンランク 解像度が高いとよいのですが、24インチクラスのモニターを2枚繋げたほどの広大な領域での作業は快適です。さらに明るさは抜群で、MacBookや iMacよりも明るく感じます。
また、PD給電に対応し、映像出力ポート・PD充電に対応するPCを USB Type-C ケーブル 1本で、上の写真のように 映像出力とPCへの給電に対応しており、このうえなく便利です。
▼レビュー記事はこちら。
まとめ
2022年に購入てよかったPCと周辺機器を10製品 まとめてみました。静音でレスポンスも優れたミニPCのBeelink SER5、軽量で想像以上にレスポンスのよい 1万円前後のWindows 中古ノート、真空管プリメインアンプとDACも含めて 複数台のPCで USB 周辺機器を共有できるPC切替器などが、特に重宝しています。
▼なお、10選からは漏れましたが、こちらのマグネットケーブルは 周辺機器の接続や充電に重宝しています。
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