「デカコア搭載タブレット、Chuwi Hi9 Air,Cube X1のスペック比較」にて、デカコア・メモリ4GB・ストレージ64GB搭載のAndroid タブレットであるChuwi Hi9 Air / Cube X1のスペックを比較しましたが、もう1機種 ほぼ同スペックを持つのが「VOYO i8 Max」。今回はこのVOYO i8 Maxの紹介です。
VOYO i8 Maxの特徴
先日の記事「デカコア搭載タブレット、Chuwi Hi9 Air,Cube X1のスペック比較」に、VOYO i8 Maxのスペックを追加しました。
3製品ともに、Helio X20のデカコア、メモリ4GB、ストレージ64GBと豪華な仕様です。ちなみに、同スペックのAlldocube X1の製品記事(Gearbest)では、AnTuTuベンチマークのスコアは91851とあり、海外サイトの動画レビューを参照してもほぼ同じスコアとなっています。
▲ディスプレイサイズ、バッテリーを除いては3製品ともほぼ同スペックですが、面白いのは上の画像のとおり、Alldocube X1の製品記事(Gearbest)ではVOYO i8 Max 他との違いをアピールしている点。
Alldocube X1はVOYO i8 Maxよりも高解像度、そしてOGS タッチスクリーンが優位とアピールしています。
スペック表・比較表では読み取れないのですが、VOYO i8 Maxは以下の追加機能に魅力があります。VOYOのWindows 10端末では、他社と同スペックの場合にも追加機能を備えていることが多いのですが、Androidタブレットでも同様に全部入りとも思える機能があります。
▼Alldocube X1の実機レビュー記事はこちら
Surface風のキックスタンド
本体がプラスチック製なのに対し、キックスタンドはアルミ製。キックスタンドの角度調整は段階式か無段階式か、製品情報では読み取れないのですが、姉妹機のVOYO i8 Plusの動画レビューでは無段階式であったため、同じ機構を持つi8 Maxも無段階式でしょう。
キーボード、スタイラスのオプションあり
2018年5月5日時点のGearbest価格では、マグネット・Bluetooth接続のキーボードが18.79ドル、スタイラスが18.37ドルで販売しています。
双方ともに「安すぎない?」と思うほどですが、キーボードは本体のカバーにもなり、スタイラスは2048段階の筆圧レベルであり、お絵かきもできます。
なお、キーボードの質感とタイピング感の評価が気になったので、Gearbest / Geekbuying / Banggoodのユーザー評価を確認したのですが、「質感はよくない」とのコメントもある一方、「簡単に接続でき、機能も万全」とのコメントも多いです。
海外通販サイトのユーザー評価は「ややあまい」との感覚もあり、実際に使用しないと何とも言えない部分もありますが。
LTE対応(おまけ)
Wifiはデュアルバンド対応であり、LTE通信も可能ですが、対応バンドの狭さ・技適マークのこともあり、おまけ程度と認識したほうが無難です。なお、比較対象としたChuwi Hi9 Air、Cube X1ともにLTE対応です。
対応バンドは以下です。
- 3G: Built in 3G (WCDMA),WCDMA B1 2100MHz,WCDMA B2 1900MHz,WCDMA B5 850MHz,WCDMA B8 900MHz
- 4G: FDD-LTE Band 1/3/7,TD-LTE Band 38/39/40/41
まとめ
Gearbestでは時間・個数限定で199.99ドルで販売しているVOYO i8 Max。アルミ製のキックスタンド以外はプラ製、競合する他社製より解像度は劣るものの、キックスタンド付・10.1インチ・デカコア・メモリ4GB・ストレージ64GBでこの価格とは恐れ入ります。
レスポンスにおいては、AnTuTuベンチマークスコアに劣るSnapdragon 625でも十分に満足している私。VOYO i8 Maxのレスポンスは全く問題なく、サクサクと動いてくれることでしょう。
▼Gearbestの販売情報はこちら
▼Geekbuyingも追撃。こちらは、クーポンコード「GKB27VF」にて195.99ドルとなります(2018年6月3日まで)。
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