MacBook Airでブログ記事の編集をしていると、ボディがかなりの熱を帯びています。すかさず、CPUの温度計測ができるアプリ「Macs Fan Control」をインストールしCPU温度を計測すると、驚愕の温度に。
あいにく、この温度を再現できずに、原因の特定・対応にはいたっていませんが、今回はこの驚愕のCPU温度の状況を記載します。
なんと、CPUの温度が95度に
▲▼上の画像はMacs Fan Controlの画面全体、下の画像は内部の温度表示の拡大です。
▲Core 1の温度が95度にもなっています。以下の記事のとおり、Stick PCのCPU温度が79度となった際にかなり驚いていた私ですが、さすがに95度にもなると尋常ではありません。
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何かわるさをしているのか確認もせずにシャットダウン、少し時間をおいてから起動すると通常の温度(起動直後に40度台)に戻りましたが、それ以降の作業においては95度になることもなく、高くても60度前後。
状況の再現、原因の特定をできずにいるのですが、何となく覚えている程度の、95度になった状況は以下です。
- 動画編集・動画視聴などの負荷のかかる作業は行っていない。
- 開いていたアプリは、Google Chrome(タブは15個前後開いていた)、各種設定・システムモニター画面、もしかすると画像編集アプリであるSkitchを開いていたかも。
- ファンはしっかりと回っていた。
- 「MacBook他のアルミ製PCにぴったりなノートPCスタンドのレビュー。肩こりの緩和も」に記載のノートPCスタンドを使用しており、それなりの冷却対応も行っていた。
上記をみても特別なことを行っているわけでもなく、通常利用の範囲です。その後、Macs Fan ControlにてCPU温度をモニターしているのですが、数MBクラスの軽めの画像編集を行うと、すぐに10度程度は温度が上昇します。経年劣化(CPUのグリスなど)もあり、排熱処理が上手くできていない状況もあるように思います。
温度が高い現象の再発となった場合、あるいは備えとして、現在 検討中の取り急ぎの対応は以下です。
- CPUのグリスを塗り直してみる。「ビープ音3回のMacBook Airがヒートガンのリフローで復旧、問題なく稼働中」にてMBAを修理した際の、グリスの塗り方が雑だったかも。
- ヒートシンクにアルミあるいは銅板をつけて、冷却効果を高めてみる。
CPU温度のモニターには、Macs Fan Controlが扱いやすい
今回のCPU温度の上昇にあわせ、PC内部の温度のモニター用のアプリを探していたところ、Temperature Gauge の評価が高いよですが(リンク切れのため、App Storeへのリンクはなし)、さすがにアプリで2,000円越えはちょっと高い。
そこで使用したのがMacs Fan Controlです。なかには「強引なネット接続」とのレビューコメントもありましたが、現在のところはそのようなこともなく、私的にはかなり扱いやすいものです。
▼フリーのアプリで、ファン回転数の制御と13種類の温度を計測できるとは、Windows アプリでは存在しないと思われます(未確認)。
Palm Restとありますが、パームレストの温度の情報までロジックボードに備わっているのか、素朴な疑問があったりします。
▼ファンの回転数を一定値に保つ、あるいは温度による制御も可能です。
▼メニューバーにアイコンを表示し、ウォッチすることもできます。
▼メニューバーに常駐した事例。画像編集を行っている際には温度が即上昇し、しっかりとモニターできているのがわかります。
まとめ
MBAのCPU温度が95度にもなってしまったこと、温度管理を行うためにMacs Fan Controlを導入したにすぎない中途半端な記事となってしまいましたが、今後の冷却対応の強化への記事に続きます。
起動しないMBAをリフローして復旧後、95度では影響しないはずなのですが、半田クラックが再発しないかと、内部の温度にはやや敏感になっています。
▼こちらは、アンインストールや一時ファイルの削除、自動起動アプリの制御にCPU温度の管理もできるCleanMyMac X
▼同じMBAをBoot CampによるWindows 10で使用しているのですが、使用の都度 95度を越えている状況です。
▼こちらは iMacで試してみた「TG Pro」。無料期間後は有料となりますが、Macs Fan Controlよりも細かい管理ができます。
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