今さらの記事となりますが、世界最小クラスのPC「CHUWI LarkBox」を活かした省スペースのPCセットとして、手持ちのポータブルモニターにキーボードを組み合わせてみましたので、参考までに記載します。
普段は 13.3インチ~15.6インチのノートPC、あるいは24インチのディスプレイを使用している私ですが、15.6インチのポータブルモニターは上から見下ろす形式となこと、さらにはコンパクトなキーボードの使用で、ディスプレイと目との距離が近くなり、老眼の私には優しい環境で新鮮です。
組み合わせたモニターやキーボード
組み合わせたモニターやキーボード、マウスは「CHUWI LarkBox」用にあらためて購入したものではなく、普段から(あるいは以前に)他の製品で使用している以下の製品です。
15.6インチ ポータブルモニター
ディスプレイは以下の記事で実機レビューの「AUZAI」の15.6インチ ポータブルモニターを使用しています。通販サイトでは多くのブランド・販売店から同クラスのモニターが販売されていますが、レビューした製品は、私が所有する他のポータブルモニター 3製品よりも自然な発色です。また、本体が薄いことも特徴の一つです。
ただし、5月16日時点では「在庫切れ、再入荷の予定は立たず」となっています。
モニタースタンド
モニタースタンドは上の写真の「aceyoon」の製品が使いやすい。本来はスマホ 2台、タブレット向けの製品ですが、厚みが薄い 15.6インチなら使用できます。金属製で質感と剛性が高いことが大きな特徴で、角度や高さの調整も自由自在に可能です。
▼角度・高さ調整の可動部がシルバーの円形で、デザイン性が高いことも特徴。
▼実機レビュー記事はこちら。
キーボード
LarkBoxと組み合わせる コンパクトなキーボードとしては、Bluetooth接続の「ロジクール K380」のタイピング感が快適です。円形キーのキーピッチは広くないものの、浅めのストロークは軽快でありつつも、しっかりした打鍵感があります。
WindowsとMacの双方に使用でき、大きな特徴の一つが 左上の3つの黄色のキーのワンタッチで、異なるPCなどと切り替えて利用できること。いわゆるマルチペアリングですが、キーの押下後に即 切り替えて使用可能です。
▼実機レビュー記事はこちら
▼フルサイズのキーボードが好みの場合はこちら。現在、私はこのキーボードをメインで使用しています。タイピング感としては、旧型のApple ワイヤレスキーボードやK380よりも さらに快適です。
LarkBox、省スペースの環境での使用感
最後に「CHUWI LarkBox」のあらためての使用感と、上記の省スペース環境での機器の使い勝手を記載します。
LarkBoxの使用感は以下のとおりです。
- 搭載するCPUは、エントリークラスのGemini Lake (Celeron)ですが、Webブラウジングなどの軽めの作業では、手元にある第5世代以降のCore iと比較しても、大きな相違なく動作します。
- 現在、当記事はLarkBoxを利用して編集していますが、画像編集も含めて遅さを感じません。
- ただし、頻繁に回転するCPUファンの音量が気になります。安価なファンレス機としては、以下の「CHUWI HeroBox」もおすすめ。
▼ベンチマークスコアは含め、LarkBoxの全体的なレビューはこちら。
冒頭に記載の事項と重複しますが、今回紹介のディスプレイ・キーボードなどの組み合わせによる、全体の使用感は以下です。
- 全般的な使い勝手としては、ディスプレイを開いて即使用できる 15.6インチクラスのノートPCには劣りますが、安価なセットで抑えたい場合には、わるくはない選択肢。
- ノートPCの場合には、キーボードに違和感がある場合にも使い続ける必要がありますが、今回のようなセットの場合、汎用のキーボードを組み合わせることにより、好みのタイピング環境となります。
- 冒頭に記載のとおり、机上での使用では、ディスプレイを上から見下ろす環境となり、また、タッチパッドがないために、モニターからの距離を近くに設置することができ、老眼の私には優しい環境です。
▼こちらは一般的なサイズのミニPCを並べたもの。設置スペースを小さくできることが、LarkBoxの大きなメリット。
▲▼搭載したミニPCは以下の「MINISFORUM X35G」
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