2020年8月となり増えてきたのが、Webブラウザで表示される、上の画像の「2020 年間ビジターアンケート」。Google Chromeを心地よく巡回中に突如として出現します。2018年にも同タイトルのサイトの表示が横行し、どうみても怪しげなサイトですが、注意喚起のために短文にてお知らせします。
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ビジターアンケートの出現パターン
出現の頻度や回数を明確に記憶していないのですが、毎日のようにPCでGoogle Chromeを開いているなかで、この10日間で5回ほどは出現しているような感覚です。
出現パターンも明確ではないのですが、Google Chromeで普通に検索し、ヒットした一覧からサイトを開くと以下の状況で出現します。ヒットした一覧で選択したサイトは普通のサイト(検索トップページに表示されるほどの優良ページ)なのですが、普通のサイトからみると怪しげなサイトへの誘導となり迷惑です。
- 緑色の大きめの背景で、(スクショを撮る間もない)1〜2秒ほど検索中のような文字が表示。
- 緑色の背景が消えた後、以下の画面が出現。
▼実際のサイトが開いた際には感じなかったのですが、「親愛なる」が「親愛な」、「8月9日」が「8月9」となっており、日本語も多少 不自然です。
2018年のアンケートの事例
今回は先へ進めなかったのですが、2018年に頻出した際には、怪しいサイトと認識したうえで先へ進めてみました。みなさんは、くれぐれも先へ進めないようにしましょう。
▼こちらが2018年のアンケートの一部。4つの簡単なアンケートがありました。こんな簡単なアンケートで、129円でiPhone Xが購入できる権利が当たる(2番目の画像を参照)とは怪しさ満載です。
▲それらしき実名・顔出しでコメントが表示されているところも、逆に怪しさ満点です。おそらくは、上の画像の「ここをクリック」を押下すると、「フィッシング詐欺サイトへの誘導」やら何らかのアクションとなるように思います。
アンケート表示後の対応
アンケートが表示された後の対応は、最初の画面で「OK」を押下せずに、すぐにタブを閉じましょう。私はいつもこの対応で終わらせていますが、その後に妙な挙動はありません。不安な場合には、普段使用しているセキュリティソフトを走らせてもよいかと思います。
また、この記事をご覧になっているような方は、その危険度を認識されているはずですが、家族などにも周知すべきかと思います。
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