国内通販サイトで安価で販売している無線LAN 子機の「TP Link TL-WN725N」。11a/acには対応していませんが、Windows / Mac / Linuxに使用でき、安定して接続でき、ドライバーも充実していることが大きなポイント。今回、2個を同時に購入し、先に購入のものとあわせて3台を、標準装備のWiFiチップでは安定しないWindows PCや、HackintoshによりmacOSをインストールした端末で便利に使用しています。
「TP Link TL-WN725N」の簡易的なレビュー記事は投稿済ですが、あらためて特徴や使い勝手などを記載します。
TP Link TL-WN725Nの特徴
上の画像に「安定したWi-FI通信を驚きのコスパで実現」とありますが、 「TL-WN725N」の特徴はこれ文言がピッタリです。後段に記載していますが、Windowsでも macOSでも、私が複数のPCで使用した範囲では、安定して使用することができます。
11n/11g/b デュアルモード対応となり、11a/acには未対応ですが、7月14日時点のAmazon 価格 713円と圧倒的なコスパの高さ。私は Hackintoshした 複数台のMacでの利用が主な目的ですが、一つの「TL-WN725N」を使い回すのが面倒になり、今回 二つを同時に購入しました。
TP Link TL-WN725Nの特徴、使用感
2018年12月に「TL-WN725N」の使用感を以下の記事にて記載していますが、約2年半 使用しています。
この約2年半の使用感は以下です。
- Windows、macOSともに安定して接続できています。
- Windowsでは、一時期、PCに標準装備のWiFiチップの感度がよくない端末で使用していましたが、PCでの認識も早く、他のWiFiチップと同様の速度で安定。
- macOSの使用では、ドライバーをインストールする必要がありますが(Windowsではドライバーをインストールすることなく、自動認識)、Windowsと同様に安定。
- 私はWindows / Macともに、iPhoneからのテザリングで使用することが多いのですが、Windowsでは iPhoneを即認識、Macの場合にはWindowsよりも多少時間がかかるものの(1分以内) 認識します。ただし、これは、お使いのPCやスマホの環境により異なります。
- マイナスポイントとしては、接続時のLEDの点滅が明るすぎること。電車内などで使用した場合、隣の座席の方は気になってしまうかも。
▼留意いただきたい事項としては、macOSの場合にはドライバーをインストールする必要があります。ダウンロードサイトはこちら。
▼こちらはMacにドライバーをインストール中の一コマ
▲▼こちらは Hackintoshにより macOSをインストールした「Lenovo ThinkPad X280」に使用している様子。Hackintoshした場合、内蔵のWiFiチップが動作することは稀なために重宝します。
▼こちらのPCは現在は使用していませんが、内蔵のWiFiチップでは低速なうえに安定しない「CHUWI Hi10 Pro」にて使用の様子。安定して接続でき、自宅のWiFi環境で計測の 他のPCやスマホと同様の速度が出ていました。
まとめ
安くても安定、11b/gの速度も他のWiFiチップと同程度の速度となり、11a/acが必要でなければ おすすめの無線LAN 子機です。Hackintoshにより macOSをインストールした端末でも利用できます。
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