CPUにRyzen 7 7840HSを搭載するミニPC「MINISFORUM UM780 XTX」に、OCulink 経由で外付けGPUを接続して以降、Thunderbolt 経由での外付けGPUを接続する「GPU Box」を物色。
国内販売の製品は割高ですが、AliExpressで格安な「TH3P4G3」を購入。60W あるいは85WのPDにも対応しており、ケースなし / ケースありから選択することもできます。2023年12月7日現在では受領待ちですが、レビューに先立って製品の特徴を記載します。
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TH3P4G3、GPU Boxの特徴
(当然ながら)上の写真の電源とグラボは付属せず、タイトル下のボードとフレーム(ケースのセットもあり)の販売です。なお、Thunderbolt 3 あるいは4ポートを装備するPCへの接続となり、M1 / M2 Macには未対応です。また、インテル Macにも対応していますが、macOSでは AMD Graphicsのグラボ限定となります。
製品の特徴のポイントは以下です。以下の構成で、ケースなし/ 85W PDの製品は約132ドル(約2万円)。円安の昨今では円貨換算では割安感は薄れるものの、他の製品よりも安価です。
- 85W あるいは60WのPDに対応。ノートPCやミニPCに、GPU Boxからケーブル1本での接続により、外付けGPUとして機能し、かつPCへの給電に対応しています。
- 上記において、60W PD対応版が安価ですが、私はよりハイスペックのPCに接続すべく、85W PDモデルを購入しました。
- Thunderbolt ポートを2つ(5V 3A、最大85W)装備。
- 5V 2AのUSB-Aポートを装備
- ボードはアルミ素材で保護。
- ケースはスチール製。
- 電源のホルダーは、ATX / SFX / FLEXに対応。ATX / SFXのブラケットが付属。
- グラボはPCIe x 16に対応。
▼販売情報に、グラボとおすすめの電源の組み合わせが明記されています。私は 手元にある「Radeon RX6600 XT / 650W ATX電源の組み合わせで使用する予定です。
▼以下の記事にて OCu link経由での外付けGPUをレビューしています。OCu linkはThunderbolt 3 /4経由よりも転送速度・ベンチマークスコアも優位ですが、ボードやケーブルなどの製品数が少ないこと、購入したボードに付属のケーブルがシビアで、PCあるいはGPUを少し触った程度で接続が切れることがあります。
▼私が購入(12月6日現在 受領待ち)の85W PDの製品です。ケースなしでは132.47ドル(約2万円)ですが、ケース付きを 173.03ドルで購入しました。Amazonでも販売されていますが、ケースなしが約37,000円と割高です。
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