久しぶりにAmazonで販売のAndroid タブレットを参照してみると、「SVITOO P11」が人気製品の一つとなっているようですね。2025年3月30日現在のAmazon 価格はケース付きで13,880円と、お手軽価格であることが人気のポイントと思われます。
液晶の解像度がHD画質、物理メモリは4GBとなりますが、CPUはUNISOC T606、顔認証を装備、Netflixも含めた Widevine L1に対応。この価格帯としては一般的なスペックですが、ケース付きであることにお買い得感があります。
SVITOO P11のスペック
私は「SVITOO」ブランドを認知していなかったのですが、同じく UNISOC T606を搭載する8.7インチタブレットも販売してます。Amazonのレビュー数をそのまま信用することはできませんが、11,980円と低価格なこともあり、よく売れているようです(Amazonの販売ページはこちら)。
CPU | UNISOC T606、8コア |
メモリ | 物理メモリ 4GB +ストレージから8GBまで拡張可能 |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.95インチ、IPS、解像度 1280 x 800、輝度 450 nit |
WiFi、Bluetooth | 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 13百万画素 |
バッテリー容量 | 8000mAh |
サイズ、重さ | 厚み 8.4mm、重さ 530g |
OS | Android 15 |
その他 | GPS搭載、Widevine L1 対応、顔認証対応 |
▼UNISOC T606を搭載するタブレットは、以下の記事などで複数製品を実機レビューしています。実機で計測のAnTuTu ベンチマーク v10のスコアは約25万。
2万円台のタブレットで多くの搭載のHelio G99のスコア 約40万と比較すると低いスコアですが、普段使いの体感レスポンスは、ベンチスコアほどに大きな相違はありません。Web サイトのブラウジングやYouTubeの視聴では、遅さを感じることなく動作します。
DOOGEE T10S 実機レビュー、UNISOC T606 / RAM 6GB / UFS 128GBを搭載のAndroid 13 タブ。Widevine L1にも対応し2万円未満
▼上のリンク先記事、同じくUNISOC T606を搭載するタブレット実機で計測の AnTuTu ベンチマークスコアです。
▲▼動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応しています。上の製品紹介の画像のように、prime video / huluなどのロゴがあると、確実に当該配信サイトのL1に対応しています。Netflixにおいては未対応の端末もあるなか、本製品は対応しています。ただし、他の配信サイトも含めて、端末本体の解像度が1280 x 800であり、FHDではありません。
その他のスペックの補足は以下です。
- 多くの他の製品と同様に、物理メモリと拡張メモリの合計を大きく表示していますが、物理メモリ 4GB + ストレージの空き容量をメモリとして割り当てる 拡張メモリ 8GBの構成です。後者は、物理メモリが不足となった場合の緊急対応的な位置づけです。
- WiFi モデルであり、LTEには未対応です。
- 低価格な端末でもあり、急速充電には未対応です。
- 本製品の選択において、ポイントとなるのは 1280 x 800の解像度。同価格帯の端末では この解像度が主流ですが、FHDと比較すると 文字のドットが気になることがあります。
まとめ
2025年3月30日現在のAmazon 価格はケース付きで13,880円。CPU(SoC)は8コアのUNISOC T606、物理メモリは4GB、液晶の解像度はHD画質と、この価格帯では一般的なスペックですが、ケース付きであることにお買い得感があります。
他の同価格帯のタブレットも同様ですが、製品選択のポイントになるのは液晶の解像度。個人的に、HD画質では文字のドットが気になることもあり、2万円前後から販売のFHDとするか、割安な本製品クラスとするかの選択となります。
▼Helio G99、4スピーカー、FHD 液晶を搭載するタブレットの事例です。
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