MINISFORUMより、CPUに インテル 第12世代 モバイル向けハイエンドとなる Core i7-12650Hを搭載するミニPC「UN1265」がリリースされました。PCIe 4.0 SSDとPD給電に対応しています。
8月5日現在、公式ストアでは新発売セールが開催され、メモリ・ストレージ・OSなしのベアボーンは 46,380円、メモリ 32GB・SSD 1TBのセットモデルは 62,380円と、同社の他製品と同様にコスパに優れています。
販売元・引用元
MINISFORUM UN1265のスペック
8月5日現在の公式ストアでは販売されていませんが、上の画像のとおりグリーンのモデルも販売予定のようです。
CPU | 第12世代 Core i7-12650H、10コア 16スレッド、最大 4.7GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | DDR4-3200 2スロット デュアルチャンネル、最大 64GB |
ストレージ | M.2 2280 512GB/1TB PCIe 4.0、2.5インチ HDD / SSDを増設可能 |
WiFi | WiFi6E 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | HDMI、DisplayPort、USB-C 3.2 Alt DP / PD 対応、USB-A 3.2 x 2、USB-A 2.0 x 2、有線LAN |
サイズ | 129.6 × 127.8 × 54.3 mm |
OS | Windows 11 Pro |
スペックの補足は以下です。
- CPUのCore i7-12650Hは、10コア(Pコア x 6、Eコア x 4)16スレッド。私の同水準のCPUでの使用感では、データや関数の多い ExcelやAccessにおいても キビキビと動作し、在宅勤務などでは快適に動作します。
- 背面に装備のUSB Type-Cポートは、Alt DP / PDに対応し、モニターがPDに対応している場合(出力Wによります)、ケーブル1本でモニターへの映像出力・給電を行うことができます。
- 映像集力は、HDMI、DisplayPort、USB Type-Cの3系統。私個人としては、DisplayPortを装備していることがありがたい。
- CPUの冷却には液体金属が使用されています。同社の他製品も同様ですが、CPUやマザーボード、PCIe SSDの冷却は 十分に考慮されています。また、CPUファンの音量は、最大でも43dBと静音性も兼ね備えています。
▼こちらはCPUにCore i5-13500Hを搭載する「MINISFORUM NPB5」の実機レビュー記事です。基本スペックとボディの形状は異なりますが、「UN1265」とサイズはほぼ同じです。
▼公式ストアに掲載の内部の構成も踏まえると、樹脂製の外枠と思われます。HDMI、DisplayPort、USB-C 3.2 Alt DP / PD 対応、USB-A 3.2 x 2、USB-A 2.0 x 2、有線LANと拡張性は十分。他のミニPCと同様に、2.5インチ HDD / SSDを増設することもできます。
▲▼背面に搭載のUSB Type-Cは Alt DP / PDに対応し、モニターがPDに対応している場合(出力Wによります)、ケーブル1本でモニターへの映像出力・給電を行うことができます。
▲▼私が使用中のPD対応のモニターはこちら。
▼私が実機レビューした他社のハイエンド寄りのミニPCでは、CPU温度が上昇しサーマルスロットリングが頻繁に発動する製品もあるのですが、MINISOFRUMのミニPCは冷却対応も万全です。本製品の場合にも、CPUの冷却には液体金属が採用されています。
価格情報
「MINISFORUM UN1265」は公式ストアとAmazonにて販売されています(出荷予定日は8月15日)。冒頭に記載のとおり、公式ストアの販売価格は メモリ・ストレージ・OSなしのベアボーンは 46,380円、メモリ 32GB・SSD 1TBのセットモデルは 62,380円と、同社の他製品と同様にコスパに優れています。
▼インテル CPU搭載のミニPCでは、こちらの「NPB5」もおすすめ。第13世代 モバイル向け ハイエンドのCore i5-13500Hを搭載し、静音性にも優れています。
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